エコドライブの意味とその必要性とは?エコドライブ10で今スグ燃費向上&ガソリン代節約!
ドライバー一人一人がエコドライブを意識しすることで、二酸化炭素や排出ガスを大幅に減らすことができ、燃費の向上も可能となります。また、エコドライブをすることで車にかかる負担の軽減され、地球だけでなく車の維持費も削減することができます。エコドライブで丁寧な運転をすることで、事故防止にも繋がりますので、どのようなことに注意して運転すれば良いのか詳しく見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2018-3-27
目次
エコドライブの意味とその必要性とは?
エコドライブとは、燃費を良くするためにドライバーが実施する運転や行動を意味します。
また、もっと大きな意味で、地球温暖化や大気汚染などの環境問題に配慮した運転のことをいう場合もあります。
日本の二酸化炭素排出量は12億2,700万トン(2015年度)で、そのうち自動車や船舶などは約2割を占めており、2億1,300万トンと大変多くの二酸化炭素を出しています。
環境省などは、環境を守るために、自動車NOx・PM法(自動車から排出される窒素酸化物などを削減するための法律)や、自動車排出ガス規制、次世代自動車の普及促進などに取り組んでおり、エコドライブもその取組みのひとつです。
ドライバーひとりひとりがエコドライブによって燃費を向上させる運転をすることで、ガソリン代の節約になるだけではなく、地球環境を良くするということにもつながっていきます。
環境問題に特に興味が無い方でも、確実にガソリン代の節約にはなるので、ぜひエコドライブを心がけてみて下さい。
今すぐ、エコドライブ10を実践してみよう♪
警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省が「エコドライブ普及連絡会」を設置して「エコドライブ10のすすめ」というものを普及促進しています。
とても簡単にできるものばかりなので、あらためてチェックしていますぐ運転に取り入れてみて下さい。
その1.ふんわりとアクセルを踏む
信号や交差点で停車した後の発進を、意識してゆっくり行うとエコドライブになります。
この時に急発進や急加速をしてしまうと、二酸化炭素などが非常に多く排出されます。
一気にアクセルを踏むのではなく、緩やかに踏み込みふんわりとしたアクセルを心がけましょう。
そうすることで環境にも優しく、燃費も向上(およそ10%程度改善)します。
目安としては、5秒かけて時速20kmまで加速するのを、国土交通省が推奨しています。
その2.車間距離を十分にとる
車間距離を十分にとることで、無駄なブレーキやアクセルを踏むことがなくなります。
車間距離が近いとアクセルとブレーキを使って加速と減速を繰り返すことになってしまいますから、非常に燃費が悪くなります。
ムダな加速・減速によって、市街地では約2%、郊外では約6%も燃費が悪化するそうです。
エンジンブレーキをうまく使えば、必要以上にアクセルを踏むことも減りますから、環境にも優しいですね。
また、車間距離を取ることで追突事故を未然に防ぐこともできます。
先行車の急ハンドルや急ブレーキにも対応できますから、車間距離を十分にとって運転しましょう。
その3.減速時は早めにアクセルを離す
前方の赤信号や渋滞で止まることがわかっている場合は、早めにアクセルを離しましょう。そうすることでエンジンブレーキが作動し減速します。
アクセルを離すことでガソリンの供給が減り、燃費が約2%ほど改善されます。
エンジンブレーキは坂道でも活用できますよ。
ただ、急激なエンジンブレーキを頻繁に使用してしまうと、エンジンに負担がかかり故障の原因にもなりますから、適度に使いましょう。
早めの停止準備を心がけるだけで十分にエコドライブになります。
その4.エアコン(A/Cボタン)は適切に使用する
いつでもエアコンのA/Cボタンをオンにしていませんか?
実はエアコンのA/Cボタンは車内の冷却・除湿のための機能のスイッチです。暖房のみ必要な時はオフにしましょう!
A/CボタンをONにすると燃費は10%ほど悪化するようです。
A/Cボタンの正しい使いかたはこちらの記事をチェック!↓
その5.アイドリングストップ機能を使う
アイドリングとは、信号待ちや停車時にエンジンを書けただけの状態のことです。止まっていてもエンジンが動いているので、騒音やは排出ガスが発生してしまいます。
最近では、アイドリングストップ機能が装備された車種が多く販売されています。
このアイドリング機能を使って燃料の浪費を減らすことができます。
無駄なアイドリングをやめ、環境に優しい運転をしましょう。
その6.ルートや渋滞情報を事前にチェック!時間に余裕を持って出発
1時間のドライブで道に迷ってしまい、10分余計にドライブすることになると、燃費は17%程度消費量が増加してしまうそうです…
渋滞情報の事前チェックや、行き先までのルートチェックはきちんと行い、ムダのない最短ルートで目的に到着できるようにしましょう。
その7.タイヤの空気圧など簡単にできる点検整備!
タイヤの空気圧が不足すると、市街地で約2%、郊外で約4%の燃費が悪化するそうです。
他にも、エンジンオイルなども燃費と大きく関係していますので、こまめにチェックしてみましょう。
その8.不要な荷物はおろす
ラゲージルームや後部座席に余計な荷物を積んでいませんか?
バーベキュー用品やレジャーグッズなど、普段は使わないものを積んでいると燃費が悪化します。
100キロの荷物を載せると、3%ほどの燃費が悪化するそうです。
車は軽いほうがいいですから、不要な荷物は降ろすようにしてください。
その9.走行の妨げになる駐車はしない
迷惑駐車により渋滞がおこり、他の車の燃費を悪化させたり、交通事故の原因にもなります。
また、迷惑駐車を避けるため、車の速度が一定にならずムダな減速加速が発生し燃費を悪化させてしまいます。
その10.自分の燃費を把握しよう
まずは、きちんと自分の車の燃費を把握して、どれくらい燃費が良くなったのか、ガソリン代がどれくらい節約できたのかなど見える化すると、楽しくエコドライブに取り組むこともできますね。
エコドライブ実験で実際に燃費が向上したデータを紹介!
国立環境研究所のの実化結果によると、
・前方の信号や周りの車の流れを予測しながら、広めの車間距離で速度変化を小さく
・加速は普通でも、制限速度を守る
・早めのアクセルオフで、車の運動エネルギーを有効活用
このようなエコドライブを26人で実施したところ、平均12%の燃費改善ができたとのことです。
ガソリンの価格も年々上がってきていますので、できるだけ燃料の節約をしておきたいので、エコドライブは有効ですね!
今すぐエコドライブでガソリン代節約!そして地球環境のためにも◎!
エコドライブをすることによって燃費も向上しガソリン代が節約でき、ひとりひとり気をつければ地球環境を守ることに繋がります。
さらには、車にかかる負担も大きく減らすことができます。
今スグできる簡単なことばかりですので、ご自身の運転にエコドライブを是非取り入れてみてくださいね。
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