四国に渡る3つの橋、瀬戸大橋・瀬戸内しまなみ海道・明石海峡大橋どれが安くて早いの?
本州から離れた地方となる四国へと向かうには3つのルートのどれかを選んで行かないといけません。どのルートを進むと安くて早く行くことができるのか、そして3つのルートによって寄ることのできる観光スポットをご紹介します。瀬戸大橋、瀬戸内しまなみ海道、神戸淡路鳴門自動車道のそれぞれの魅力や距離、高速料金も合わせて紹介しています。
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- 投稿日:2019-8-28
目次
本州四国連絡橋と言われる3つの橋のルート
日本には本州の他に、九州や四国のように陸地では繋がっていない地方があります。
船を使って渡ることもできるのですが、今では大きな橋が架かっており、私たちの交通の利便性を向上してくれています。
本州と四国を結ぶ橋は3箇所あり、広島県、岡山県、兵庫県の3県から渡ることができるようになっています。
瀬戸大橋はどこからどこまで?
本州側は岡山県の倉敷市、四国側は香川県の坂出市を結ぶ橋の総称になります。
瀬戸大橋は10の橋を合わせて、通ることができるようになっており、1988年に全線開通しています。
岡山県の児島ICと香川県の坂出ICの区間が、瀬戸大橋の区間となっています。
瀬戸内しまなみ海道はどこからどこまで?
広島県の尾道市と愛媛県今治市を結ぶ道で、「西瀬戸自動車道」が正式な名前となっています。
しまなみ海道と呼ばれたのは、西瀬戸自動車道周辺地域振興協議会が公募して決められた愛称であり、多くの島を眺めながら通ることができる海の道ということで、決定されています。
広島県の尾道ICから愛媛県の今治ICの区間が、瀬戸内しまなみ海道です。
神戸淡路鳴門自動車道はどこからどこまで?
兵庫県の神戸市と徳島県の鳴門市を結ぶ道です。
明石海峡大橋を通って、神戸市から淡路島を経由し、鳴門まで行くようになっています。
略称として「神戸淡路鳴門道」や「神淡鳴道(しんたんめいどう)」とも呼ばれています。
兵庫県の神戸西ICから徳島県の鳴門ICの区間が、神戸淡路鳴門自動車道です。
それぞれのルートでの距離と時間・高速料金は?
瀬戸大橋は約19kmで15分
中国自動車道の児島ICから、高松自動車道の坂出ICまでは、18.5kmとなっています。
通過時間はおおよそ15分程度でしょう。
料金
- 一般:3,650円
- 通常:3,650円
- ETC深夜割引:1,770円
- ETC休日割引:1,700円
通常料金は普通車で3,650円、ETCの休日割引を使うことによって1,700円で通行可能です。
瀬戸内しまなみ海道は約60kmで60分
西瀬戸自動車道の尾道ICから、西瀬戸自動車道の今治ICまでは59.4kmとなっています。
通過時間はおおよそ60分(1時間)程度でしょう。
料金
- 一般:4,830円
- 通常:4,830円
- ETC深夜割引:2,890円
- ETC休日割引:2,260円
通常料金は普通車で4,830円、ETC休日割引で2,260円で通行することができます。
神戸淡路鳴門自動車道は約90kmで70分
山陽自動車道の神戸西ICから、神戸淡路鳴門自動車道の鳴門ICまでは89kmとなっています。
通過時間はおおよそ70分(1時間10分)程度でしょう。
料金
- 一般:5,610円
- 通常:5,610円
- ETC深夜割引:3,280円
- ETC休日割引:2,620円
通常料金は普通車で5,610円、ETC割引で2,620円で通行することができます。
渡る時間の早さ!も料金の安さ!も「瀬戸大橋」が勝利ですね!
ただし、それぞれの橋の魅力がたくさんありますので、時間やお金だけでなくそれも踏まえてわたる橋を考えてみるのもおすすめです。
瀬戸大橋の観光スポットは?
瀬戸大橋を通過している最中にある島に寄ったりするのも楽しいですし、渡った後の香川県での観光スポットもたくさんあります。
瀬戸大橋記念公園にある瀬戸大橋タワー
一時は、一大観光スポットとして多くの人が訪れた場所で、今でも瀬戸大橋と海を一緒に眺めることができる場所として観光スポットとなっています。
瀬戸大橋を渡りきって、香川県に到着したら下道を通って瀬戸大橋側へ向かって行くようになります。
住所
瀬戸内しまなみ海道の観光スポットは?
広島県出身のアーティスト「ポルノグラフティ」の出身でもある「因島」を通過して、多くの島を渡りながら四国へと至ることができる道なので、道中の島に降りて観光するのも良いでしょう。
生口島にある未来心の丘
しまなみ海道に乗って、一つ目の島「向島」と二つ目の島「因島」を抜けると、三つ目の島が「生口島」になります。
インスタ映えするスポットとしても知られており、真っ白な庭園は大理石で埋め尽くされています。
オシャレなカフェもありますので、若い女性やカップルに人気の場所です。
生口島北ICで降りてから、県道81号線を通って行くようになります。
住所
神戸淡路鳴門自動車道の観光スポットは?
淡路島を縦断するように走る神戸淡路鳴門自動車道は、たまねぎも有名で観光スポットも多数ある淡路島で楽しむこともできます。
淡路島から眺める鳴門渦潮
鳴門の渦潮と言えば、グルグルと回る海の渦を見ることができる場所として、とても有名な場所です。
ちょうど、海流のぶつかり合うところだからこそ起こる現象で、橋の上から見たり、船で近くまで行って見たりすることもできます。
淡路島側からと鳴門側から見ることができますし、橋を歩いて渡ったりすることもできます。
住所
どのルートも魅力たっぷり!それでも安くて早いのは瀬戸大橋!
3つの本州と四国を結ぶ道ですが、どの道を通って行ったとしても魅力ある観光スポットがたくさんあります。
四国へもそれぞれ3県へと繋がっていますので、目的地によってはどのルートを通るのが近いかは変わってくるでしょう。
四国に渡るだけであれば、瀬戸大橋が一番安くて、早く行くことができます。
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