車も冬支度!突然の雪や凍結でも困らない事前準備!必須4アイテム&4つのメンテナンス
冬は夏に使用した車への負担が故障となって現れる時期のため、メンテナンスが必要です。気温の低下によってバッテリーなども機能が低下することがありますし、ワイパーやランプ類も切れやすくなります。そこで今回は、自分で簡単にできるチェック項目や冬にあると役立つ便利グッズなどをご紹介します。本格的な冬になる前に、事前準備をしておきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-21 / 投稿日:2017-12-12
冬の運転に備えて準備しておくべき4アイテム
1.スタッドレスタイヤ・タイヤチェーン
雪道の走行にはスタッドレスタイヤやタイヤチェーンが必需品となります。
ノーマルタイヤではスリップなどの危険があります。
毎年、ノーマルタイヤのまま雪道を走ることで起きるスリップ事故が何件も発生しています。
天気予報などをチェックし、雪が降る前に冬用のタイヤに交換しておくといいですね。
2.スノーブラシ
屋根やフロントガラス、ボンネットに積もった雪を落とすのに役立ちます。
出先の駐車場に停めておいたら、雪が積もってしまい窓が埋まってる…なんて、寒冷地以外でもありえることです。
ワイパーで取り除こうとするとワイパーアームが故障してしまう可能性もありますから、無理やりワイパーを使うのは避けてください。
スノーブラシなら柔らかいため、車のボディを傷つけることがないのでオススメです。
雪かきは重労働ですが、雪かき専用のブラシがあるとすばやく簡単に作業できますよ。
3.雪用グローブ
急な雪でタイヤチェーンを取り付ける状況になった際に役立つのがグローブです。
軍手でも代用可能ですが、凍みてくるので雪用のほうが便利です。
冬は手がかじかみますし、チェーン作業を素手で行うと冷たいです。
また、チェーンで手を切ってしまうこともありますから、軍手などのグローブを準備しておくと良いでしょう。
車に雪が積もって雪を払わないと運転できない、というときも素手よりグローブや軍手があったほうが手が冷たくならないですしおすすめです。
4.解氷スプレー
凍ったままワイパーを動かしてしまうと、ワイパーゴム部分に亀裂などが生じてしまいます。
霜のついたフロントガラスに吹き付けるだけで霜を溶かしてくれる便利グッツです。
一番確実な方法として、解氷スプレーを使うことが安全です。
車に一本積んでおくと安心ですね。
冬に起きやすい車のトラブル予防のため、チェックすべき4ポイント
1.バッテリー
冬は気温が低いので、バッテリーの能力が落ちてしまいます。
また、冬は日照時間が短くなりヘッドライトやポジションランプの稼働時間も長くなるためバッテリーに負担がかかります。
夏に酷使していたバッテリーが冬になると突然悲鳴をあげることがよくあるんですよ。
バッテリー液の液面がどの位置にあるのかチェックしてください。
バッテリーの側面に上限と下限の印があり、その間に液面があるのかの確認です。
もし、バッテリー液が少なければ補充しましょう。
バッテリーも疲れている可能性があるので、しっかり点検する必要があります。
2.ワイパー
ワイパーの確認も忘れずに行ってください。
ワイパーのゴム部分に亀裂やヒビがないか、ゴムが変形していないかのチェックをしましょう。
また、車内から見てワイパーを使用した時、スジ状に水が残っていないかやビリビリと音がしていないかの確認も忘れずに行ってください。
雪を除去するために重要な役割を持つワイパーですが、雨より雪の方が重く負担がかかります。
また、気温が低くなりゴム部分が硬くなってしまい、亀裂や傷がつきやすくなり、水はじきも悪くなることもあります。
スノーブレードと呼ばれるゴム部分を覆ったワイパーも販売されています。
このような冬用のワイパーに交換する準備も必要ですね。
3.ライト類
ヘッドライトやフォグランプ、ブレーキランプのメンテナンスも重要です。
日照時間が短くなる冬は、ヘッドライトなどの点灯時間が必然的に長くなります。
ライト類が切れてしまっていないかの確認も行っておきましょう。
また、雪が降ると視界が悪くなり、対向車や先行車を見落としがちです。
フォグライトも路面を照らしたり、自車の存在を知らせるのに非常に重要な装備です。
悪天候でも視認しやすい黄色のライト交換するのもいいですね。
走行中に切れてしまわないように、出発時の点検が大切です。
4.冷却水
冷却水が凍ってしまわないように、冷却水専用のものを使いましょう。
ごく稀に水道水を入れているドライバーがいますが、これでは水が凍ってしまいます。
このような場合は、うまく冷却することができずオーバーヒートする可能性もあります。
冷却水には濃度があります。
一般的に東京などの湿地では「30%」、北海道などの寒冷地では「50%」の濃度の冷却水を使用しますから、使用環境によって使い分けましょう。
エンジン内部は非常に重要なパーツがたくさんあります。
重要なパーツが損傷してしまわないように、水道水ではなくカー用品店に売られている冷却水を補充するようにしてくださいね。
車も冬支度をしっかりして安全に運転できるようにしよう!
本格的に雪が降り始める冬になる前に、自分でできるメンテナンスを行うことで、突然のトラブルや事故を防ぐことができます。
近年ではどの地域でも突然の豪雪などに見舞われることも多くなりました。
「雪なんて積もらないから」といって油断していると、危険です。
冬の準備も安全運転をするための義務ですから、しっかりと行いましょう。
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