
冬場の車中泊は30分で足先の感覚がなくなる!最低限必要なグッズや注意点とは?
災害での避難時や長距離のドライブ、キャンプなどの際に車中泊が必要になった 場合の注意点や最低限準備しておくべきオススメのグッズなどをご紹介します。 真冬だからと言って車内温度が低いとは限りません! では、真冬の車内温度は実際どのくらいあるのでしょうか。 冬だから安心とは言えない車中泊を色んな視点で探ってみましょう。 事故にも繋がりかねない事例もご紹介します。

免許取得歴:15年 今乗っている車種:トヨタヴォクシーハイブリッド(新車で購入) 車に…
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- 最終更新日:2018-5-21 / 投稿日:2016-12-28
目次
真冬の車内温度って何度?何分なら我慢できる?
真冬の降雪時などの車内温度は皆さんの想像以上に低いです。
さらに真冬の夜になると、外気温は日中とは違い、かなり下がる事が予想されます。
■JAFのテスト結果
JAFの車内温度のテスト結果によると、23時頃の外気温が-10℃の時、25℃に設定した車内温度は
- 2時間45分後に→ 1.8℃(対策していないと車内では過ごせない)
- 5時間30分後→ マイナス3.9℃(エマージェントシートのみでは車内では過ごせない)
- 8時間後→マイナス7℃(毛布+カイロ、寝袋があればここまでは車内で過ごせた)
になりました。
対策をしないと、30分後にはかなり寒くなり足先の感覚がなくなるようです。
冬季の車中泊は上の通り相当の危険が伴う事が予想されます。
万全の対策をして、安全で快適なものにしましょう。
■寒いだけではなく暑い日も要注意!
逆に真冬でも天気のいい日中などは外気温が20℃超えると車内は60℃程になるそうです。
冬だから昼間は車に子供を寝かせておいても大丈夫と安心してはいけません、常に危険を予測し、事故を未然に防ぎましょう。
冬の車中泊をあたたかく乗り切るため最低限必要なポイント
車中泊をする際に準備しておくことはどんな事でしょう。
上記のJAFの実験から、
毛布+カイロ+寝袋 の3点セットは最低限必要ですね。
それ以外にもっとあたたまる方法として、眠る直前までは車内で過ごさず建物内やスーパー銭湯などで食事や体を温める事がオススメです。
付近に施設がない場合は、自販機やコンビニ等で温かい飲み物や食べ物を用意して体温を上げる努力をしましょう。
そして、車内の断熱をする事も必要です。事前に断熱材入りの毛布(寝袋)や断熱カーテンなど、車内の温度を逃がさないように準備をしておきましょう。
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真冬の車中泊は寝袋の断熱効果が重要になります、しっかりと下調べをしていいものを選ぶようにしましょう。
冬の車中泊にあるとより快適・便利なグッズ
さて、車中泊の際はどんなものを用意しておくといいのでしょうか。
オススメのグッズを以下でご紹介しようと思います。
・蓄熱マット
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エンジンのかけっぱなしは危険な上にガソリンの消費も心配です、そんな時に便利なのが蓄熱マットで、エンジンを止めていても眠れておススメです。
・ランタン
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・マルチシェード
ランタンはエンジンを止めていてもライトに困らなくてオススメです。
ルームランプもありますが、ルームランプのつけっぱなしはバッテリーあがりの原因になりますのでおススメできません。
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車種別で取り揃えてあるマルチシェードは窓の断熱に大変おススメの商品です。
真夏にも真冬にも使えるので、本格派キャンパーにも選ばれています。
値段は高く感じるかと思いますが、キャンプや長距離ドライブにはもちろん、災害などの際にも車中泊をしなければいけない場合があると思いますがそんな時にも重宝しますし、収納もコンパクトで車に常備しておけます。
【危険】車中泊で絶対NGな行動とは?
車中泊の際、1番気を付けたいのがエンジンのかけっぱなしです。
眠っている間に危険な状況になっているという事が良くあります。
以下が注意するポイントです、是非覚えておいてください。
・エンジンのかけっぱなしで一酸化炭素中毒に!!
降雪時は特に危険で、多くの死者も出ているほどです。
降雪時でなくても目に見えない危険が潜んでいるので車中泊の際は
必ずカギを抜いておくことをオススメします。
・エンジンをかけたまま眠ってしまった際の火事の危険!!
眠っている間にアクセルを踏み込んでしまい、エンジンのフル回転による炎上にも注意が必要です。
安全な車中泊にするために正しい知識を身につけましょう
私は子供が5人いますので、子供達が大きくなったらいずれはキャンピングカーを買って家族7人でキャンプや旅行に行きたいと夢見ています。
皆さんも車中泊の正しい知識を身に付けておくといざという時に必ず役に立ちますよ。
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