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免許証が他の人の手に渡ったら悪用可能と考えよう
免許証を失くしたら、どんな問題が起きるでしょうか?
いつも自分が使っている免許証の活用方法を思い出してみましょう。
- 銀行口座開設
- クレジットカード作成
- レンタルビデオ店の会員登録
- 携帯電話の契約 などなど…
パッと思い浮かぶのはこのくらいでしょうか。
日本では身分証明をするものとして確固たる地位を築いているのが「運転免許証」です。
免許証を紛失してちょっと悪い人に拾われてしまったら、本来であれば本人しか契約出来ないような「銀行口座」を開かれたり、「クレジットカードを作成」されたりとお金に影響するような悪用の被害に合う可能性があります。
紛失に気付いたらすぐに警察に遺失届の提出!
まずは警察署に運転免許証の遺失届を出しましょう。
届出を出しておけば、万が一紛失した免許証でお金を借りられたり、クレジットカード作成など悪用に使用された場合でも、自分以外の人間が偽って行った証拠になります。
とにかく紛失に気付いたらなるべく早めに遺失届を出すことが大切です。
本人申告でさらに悪用を防止!
さらに、各信用情報機関に「本人申告」を行うことで、与信審査がより慎重に行われるようになるため、第三者にクレジットカードや銀行口座をつくられたり消費者金融を利用されたりすることを防止できます。
「本人申告」とは本人申告制度とは、身分証明書の紛失や盗難に遭ったことなどの情報を個人信用情報機関に登録することで、当該機関の加盟会社(信販会社、消費者金融、銀行など)が与信審査をより慎重に行うことができるようにする制度です。
本人申告をすることができる、代表的な個人信用情報機関について
- 株式会社 シー・アイ・シー(クレジット系)の本人申告をするページはこちらです。
- 全国銀行個人信用情報センター(銀行系)の本人申告をするページはこちらです。
- 株式会社 日本信用情報機構(消費者金融系)の本人申告をするページはこちらです。
免許証紛失後の身に覚えのない請求は支払わないで!
もしも紛失した運転免許証が不正に使用されたとしても、支払うのもNGですし、支払いをせずに放って置くのもNGです。
身に覚えのない請求があった時はすぐに警察や、消費生活センターに相談するのが良さそうです。
請求がきたら慌てて支払ってしまいそうですが、冷静にまずはプロに相談しましょう。
消費者ホットラインは「188」です。
困ったときは、一人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。
地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。
紛失後手元に戻ってもコピーされていて悪用されるケースにも注意
運転免許証は紛失しなくても免許証をコピーされたりするだけで悪用される危険が潜んでいます。
例えばネット銀行の作成手続きは免許証のコピーを所定のものとの郵送で行うことが出来る場合があります。
免許証をコンビニのコピー機でコピーをして、免許証を置き忘れたりしたことはありませんか?
すぐに気付いて取りに行っていれば良いのですが、時間が経過してから気付いた場合にはもしかするとコピーされてしまったという可能性も0では無いです。
心配な方は手元に戻っている場合であっても本人申告をしておけば安心でしょう。
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