
走行中にタイヤがパンクしたらどうする?パンク防止のための3つの簡単タイヤメンテナンス方法も!
先日、車で急いで走行してると、信号待ちのときに隣の車線の車が「パンクしてるよ!」と教えてくれました。家や車を停めたときにパンクに気が付いたのならば、まだいいのですが、急いで走っているときは困ってしまいます。急なタイヤ交換などで費用もかかります。 実際に筆者が経験したパンクトラブルと、今後同じようなことが起きないように普段から簡単にできるメンテナンスをご紹介します。

免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 投稿日:2018-6-19
目次
意外と気づきにくいタイヤのパンク!パンクしたまま走行するとどうなる?
子供を習い事に連れて行くために車を走らせていると、隣の車線で信号待ちしていた方が突然窓を開けて教えてくれました。
「パンクしているよ!」
私はすぐに車を降りて見てみると、本当にパンク…。このまま走り続けるのは難しそうでした。
一先ず、そこからたまたま500m位のところにあった親戚の家まで車を走らせ、別の車を借り、とりあえず子供を習い事に送っていきました。
そしてすぐさま親戚の家に戻って、パンクしている自分の車に乗り換え、近所のガソリンスタンドに修理を依頼しました。
ですが時すでに遅く、タイヤは修理不可能で交換する羽目になってしまいました…。
ガソリンスタンドの方の話によると、タイヤのショルダー部分(タイヤの側面のゴム部分)が折れ曲がってシワが付いた状態になると、たとえパンクの穴を修理したとしても、後でタイヤが破裂したりする原因になるのだそうです。
空気が抜けた状態で走行すると、タイヤが凹むため側面が折れ曲がったような状態になりますよね。
これがいけないのだそうです。
もちろん空気が全く抜けた状態で走行し続けたら、中のホイールだって傷んでしまいます。
そのため、タイヤを交換せざるを得なくなってしまいました。
タイヤがパンクしてしまった原因
パンクの原因は、ボルトのようなものがタイヤにグッサリと刺さっていたことでした。
そのボルトの頭の部分もすでにすり減った痕跡が残っていましたので、どうやら刺さったまましばらく走行してしまったようです。
大きな部品がタイヤに刺さっていても、私は教えてもらうまでパンクしていることに全く気づいていませんでした。
意外と走行中は気づかないものなんだなと思い、普段から車に乗る前にタイヤに何か刺さっていないかのチェックがしたほうが良いなと改めて感じました。
急いでいるときにはつい「ま、いいか」と見過ごしがちだとは思いますが、今回のように送迎で時間の無いときに問題が起きては結局意味がないですよね。
今後は、乗車前に必ずチェックしようと思いました。
タイヤ交換にかかった費用
すぐにガソリンスタンドで交換してもらいましたが、作業時間は約15分程度。
修理はとても早く行っていただけたのですが、費用は約1万円ほどかかりました。
しょうがないこととはいえ、急な出費としては痛い金額となってしまいました。
車に乗る前に確認していれば…ここまでひどくなる前に気づいていれば…と、どうしても思ってしまいます。
皆さんは、このように急な出費をしないように、普段から軽くでも車の点検をすることをオススメします。
失敗から学んだ、普段からできる3つのタイヤメンテナンス方法
私は年に1万キロほど走りますので、やや走行距離が多い部類に入ると思います。
実は2016年は1年で3本タイヤ交換していますので、結構タイヤって消耗早いのかなと感じていました。
グリップ力の良いタイヤでも、経済性の高いタイヤでも、何万キロも無傷で走らせるというのは結構難しいことでしょう。
そのため、今回の失敗を活かし、自分で普段から出来るメンテナンス方法を考えました!
パンクトラブルでタイヤ交換にならないために、普段からできること
1)ガソリンを入れるときに空気圧チェックをする
ガソリンを入れるついでに、空気圧もチェックしましょう。
4輪とも空気圧調整をしてみると、微妙に1本だけ空気圧が低かったりと、ズレが出ていることがよくあります。
そのタイヤはパンクの始まりかもしれません。そういった早期発見にも役立ちますよ。
2)5分早く出発準備して、運行前点検をする
出発前だったら、タイヤに異常がないか目視するだけでもよいと思います。
すり減りがないか、なにかが刺さっていないかなどをチェックして、タイヤの普段の状態を把握するようにしていると、異変にも気づきやすいですよ。
3)スペアタイヤの空気圧もチェック
いざ、パンクでタイヤ交換!というときに、「スペアタイヤの空気が抜けていて交換できない」なんてことはよくある話です。
スペアタイヤはトランク部分の底に見えないように格納されている場合がほとんどですので、なかなかお目にかかる機会がありません。
普段からトランクに物がたくさん載せてあると、なおさらトランクの下なんて覗けませんから、トランクをすっきり掃除して、余計なものは載せないようにしましょう。
そしてこのスペアタイヤは『テンパー・タイヤ』と呼ばれており、あくまで緊急時に一時的に使用する目的のものです。
そのため幅が細く外径が小さいことが多く、通常のタイヤより高い空気圧にする必要があります。
※通常のタイヤ空気圧は、2.5Kg/前後ですが、テンパータイヤは4.0Kg/以上の空気圧が必要なものが多いようです。
スペアタイヤも、使わないからといって放っておかずに、定期的にチェックしたほうが良いでしょう。
走行中にタイヤがパンクしたらどうすればいい?
どれだけ注意をしていても、道路に異物が落ちていてそれを踏んでしまったらパンクする可能性は大いにあり得ます。
もし走行中にパンクしたら、すぐに安全な場所に車を停めてなるべく走行しないようにしましょう。
安全な場所に停車できたら、ロードサービス(JAFなど)に連絡をするか、車に積まれているスペアタイヤに変えるか、もしくはパンク修理キットを使いましょう。
私のように移動させてガソリンスタンドで交換してもらうのも一つの方法ですが、距離がありすぎるとタイヤゴムやホイールが傷んでお金がかかってしまいます。
そんな時、タイヤ交換の方法や修理キットの使い方を覚えておくともしものときも安心ですよ。
以下の記事でご紹介していますので、是非確認してみてくださいね。
パンク予防に普段からチェックを!もしパンクをしたら慌てず対応しよう
私のタイヤトラブルについてご紹介しました。
「釘や異物がタイヤに刺さらないように走る」というのは、なかなかできませんよね。
ですから、何か刺さったのがすぐわかるよう、なんとなく空気が抜けてきたのがわかるよう、定期的に注意を払うことが必要だと感じました。
これはタイヤだけではなく、普段から車をパッとみて「どこかおかしいところが無いか?」チェックする習慣が大事です。
パッと見て何かおかしなところはないかなど、自分の車の様子をチェックする習慣があれば、「故障」「へこみ」「キズ」「タイヤトラブル」などに迅速に対処できますね。
みなさんも普段から、自分の車を見る/眺める習慣をつけましょう。
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