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初心者でも簡単にできる!車を故障させないための必須メンテナンス項目3選

初心者でも簡単にできる!車を故障させないための必須メンテナンス項目3選

車に乗っていると、スタンドなどで点検やメンテナンスを勧められる事がありますね。女性などは車にあまり詳しくないので不安をあおられ、余計な作業を頼んでしまっている事もあるのではないでしょうか。 もちろん、機械のメンテナンスは、どんなタイミングでやっても悪い事はありませんから、無駄ではありません。しかし、やはりお金のかかるものなので、有効に行いたいものです。 そこで、愛車の維持と安全に、絶対に外せないメンテナンスの3つと、お勧めしておきたいメンテナンス4つを解説します。

今乗っている車種:MINI…

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  • 最終更新日:2017-3-10 / 投稿日:2016-11-29

必須項目1.【エンジンオイル交換】~エンジンオイルは人間の血液と同じ~

人間の血液は、動脈で全身に栄養を運び、体がスムーズに動くようにし、静脈で体の老廃物を運んで排出できるようにしています。

エンジンオイルも、機械がスムーズに動くように潤滑にし、鉄が擦れて出る鉄粉や燃えカスなど、「スラッジ」と呼ばれる車の老廃物をフィルターに届けてろ過しています。

ただ、人間は体内で血液を作れますが、車は自分で油を作れないので【オイル交換】が必要なのです。

そして、油は使っていくと変質します。食用油も一度揚げ物に使うと、次の揚げ物はカラッと揚がらなくなります。油分を含んだ化粧品も、買ってから長期間経ったものは臭くなり、肌にも良くありません。

これらと同じように、ある程度の距離を走った油、屋外で寒暖に晒された、車に入ったままの油も交換が必要です。

■メーカー指定基準の距離や期間を今すぐ【取扱説明書】で確認してみよう!

の判断基準は、一般的には5,000㎞又は1年という説がありますが、今は機械もオイルも性能が上がっていますので、各車種ごとにメーカーが指定している基準で行う事で、まず問題は起きません

メーカー指定基準は取扱説明書で確認出来ます。指定された距離や期間が過ぎたら必ず交換を行いましょう。「余り乗らないから」と自己判断で車検ごとの交換では、心筋梗塞の様にエンジンが故障する原因を作ってしまいます。

■エンジンオイルの日常チェックの方法

そして、日頃出来るチェックとして、オイルレベルゲージを見る事も有効です。オイルが減っている、真っ黒、水みたいにサラサラ、これらは交換のサインです。特にオイルが減っている場合は、オイル漏れの可能性もあるので、ディーラーや整備工場に点検してもらう事をお勧めします。

車の体調のバロメーターとして、オイルチェックは1か月に1度程度はしておくと安心です。

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必須項目2.【タイヤの空気圧】~足が悪いと老化も進む~

足に合わないスニーカーではちゃんと走れませんし、靴底のラバーが偏ったすり減り方をして、更に履きづらくなります。

これでは道路の衝撃が吸収できず、足を痛めてしまいますね。それと同じで、きちんとしたタイヤでなければ、車はきちんと走りません

このタイヤの性能を保持できる条件の一つが、空気圧です。空気圧の合っていないタイヤで走ると、タイヤが異常な摩耗を起こし、最悪はパンクしてしまいます。

また、空気圧の基準は車種ごと異なりますが、その数値はドアの側面にシールで貼ってありますので確認しましょう。そして、空気圧は給油時にスタンドに依頼すると、無料で調整してくれますので、気軽に利用しましょう。

■タイヤホイールのサイズ変更をしたら基準数値の再確認が必要!

もしタイヤやホイールのサイズ変更をした時は、その基準数値では合いません。この場合、タイヤメーカーのホームページで空気圧を検索できるサイトがありますので、確認してみましょう。

■市販の空気圧計も1,000円以下で購入できます

この他、空気圧のチェックは、市販の空気圧計が1,000円以下で売っているので、自分でも簡単にチェックできますし、ポンプを押す回数が多くて少々大変ですが自転車用の空気入れで補充する事が出来ます。

空気圧計が付いている空気入れなら、それを使って自分で測りながら空気を補充する事も可能です。

空気圧は外気温の変化で変わりますし、どうしても少しずつは抜けていくので、最低1か月1回チェックする事をお勧めします。特に季節の変わり目で気温変化が大きな時期には、マメにチェックしましょう。

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必須項目3.【ブレーキパッドとブレーキオイル】~止まらない車は凶器~

車のブレーキが効かなくなると、大事故のもとです。

このため、ブレーキパッドとブレーキオイルの点検は、オイル交換や空気圧より重要です。

しかし、ブレーキパッドの減り具合を確認したり、ブレーキオイルの状態を確認するには、少し専門的な知識が必要になります。

このため、知識に自信のない方は、取扱説明書に書かれている時期ごとに、ディーラーや整備工場で、きちんと交換する事を心掛けて下さい。

もし自分で判断したい場合、ブレーキパッドだけは目視で確認する事が出来ますので、ホイールの内側の円盤状の鉄板(ブレーキローター)と、その手前にある三日月状の物(ブレーキディスク)が接している部分をよく確認してみて下さい。

接している部分には、一見砥石の様に見える合金が挟まっています。

これが「ブレーキパッド」です。

このブレーキパッドは5㎜以下になったら、交換を考えておいて下さい。

2㎜以下の場合は危険ですので、即交換を!

交換頻度は高くありませんが、重要な部品なので、車検などのタイミングでメンテナンスを考える際には、チェックしておきましょう。

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推奨項目1.ATF(ギアオイル)交換

ギアは英語で歯車の事を指すのですが、車の場合、その歯車が何個も絡んで動いているのがギアになります。

このギアもエンジンと同じ様に、金属摩耗を防ぐ潤滑油「ATF」が使われていますので、チェックも定期交換も必要です。

しかし、このATFのチェックは、ゲージの見方も難しいですし、最近の車ではゲージがない場合もあります。ゲージの無い車は、不純物の混入を防ぐ設計になっているので、専用の機械で見てもらうしかありません。

そして、ゲージを自分でチェックする場合も、ゲージの計測条件が「ギアボックスの暖気が完了している状態」なので、一般的には夏でも20~30分走行した後でないときちんと測れません。

また、ゲージのメモリは「COLD」と「HOT」と表記されており、計測条件を満たした状態でCOLDとHOTの中ほどまで油量があれば良いという、何ともはっきりしない測り方なのです。

このため、自分でチェックする事自体が、あまりお勧め出来ません

しかし、交換はしておかないと変速が出来なくなってしまう事があるので、取扱説明書に書かれた基準の走行距離や期間を過ぎたら交換しておきましょう。

近年の車では「交換不要」や「無交換」と表記されている車もありますが、この意味は「10万km又は10年に1度」という事です。

ただ、アップダウンの激しい道や路面状態の悪い道を良く走る、また、一度に長距離を走る事が多い方などは、オイルが劣化しやすい条件を走っているので要注意です。

どちらにせよ、車検の時にはATFのチェックをしてもらいましょう。

推奨項目2.クーラント(冷却水)の交換・補充

真夏の高速道路渋滞で、路肩にボンネットを開けて止まっている車を見た事がある方もいると思います。

気温が高いうえに、クーラントの量をチェックしていないと、エンジンが冷却できずにオーバーヒートしてしまいます。

この状態は、最悪、エンジンが燃え出す可能性さえあります。

そうならないために、クーラントのチェックや交換・補充が必要です。

クーラントは、ラジエーター内を巡ってエンジンを冷やす役割を持っていますが、鉄の塊のエンジンを冷やすだけなら水でも良い気がしてしまいますね。

実際、大昔はラジエーターに水を入れていましたが、それが故障の原因にもなっていました。

水の注入は本当に危険なので、緊急時以外は絶対にしないで下さい。

■クーラント(冷却水)には凍結防止効果もある!

そして、余り意識されていないのが、クーラントの凍結防止効果です。

水は0度を下回ると凍り、100度を超えると沸騰してしまいます。

しかし、クーラント液は水との配合濃度により差は出ますが、クーラントと水が3対7の割合の時、高温は120度まで沸騰せず、氷点下10度以下まで凍りません。

クーラントと水が5対5になると、氷点下20度まで凍らないのです。

また、クーラントの成分が、ラジエーター内の錆び止めにもなっています。

これらの効果を考えると、やはり見逃せないメンテナンス項目になります。

ただ、交換頻度は低く一般的には6~7年に一度の交換で大丈夫なのですが、ボンネットを開けると赤か緑の液体の入ったポリ製のタンクがありますので、その液体が茶色に変色して来たら交換を考えましょう。

 

推奨項目3.バッテリー交換

車はどんどん電装部品が増えているので、バッテリーの重要性が上がって来ています。

バッテリーが機能しなくなると、車の性能が出なくなるばかりか、制御できなくなる場合さえあるので、これもきちんと管理したいところです。

ただ、最近のバッテリーは補充が出来ない物が多いので、バッテリー補充液で長持ちさせる事は難しいです。

この為、古くなったバッテリーは、バッテリーごと交換するしかありません。

そして、バッテリーは保証期間が2~3年の物が多く、高い物では5年保証の物もありますので、交換時に今後の車の保有期間を考えて選択すると良いでしょう。

但し、一度バッテリーが上がってしまった場合、そのバッテリーはもう充電できません。速やかに交換する事をお勧めします。

また、エンジンのかかりが悪い、アクセルのON/OFFでヘッドライトの明るさが変わる、パワーウィンドウの開閉が遅くなった、などの症状は交換サインです。

日々のチェックは、専用の機械がないと出来ませんが、ディーラーや整備工場で、オイル交換の時などに一緒にチェックしてもらいましょう。充電残量を計測してもらえます。

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推奨項目4.タイヤ交換

タイヤはゴムで出来ているので、出来れば3年以内で交換するのがベストです。

とは言え、軽自動車のタイヤでも安くて1本5,000円以上してしまい、夏用と冬用を使用している場合、最悪1年間で8本のタイヤを買い替えなければならなくなります。

そのため、タイヤが本当にツルツルになるまで使ってしまう人もいます。

■スリップサインとタイヤの亀裂を見逃すな!!

しかし、それではいざという時に止まる事が出来ません。なので、3年以上使いたい人でも、次の基準だけは守って、きちんと交換しましょう。

先ずは、スリップラインです。写真に示されているスリップサインの位置までタイヤがすり減ってしまうと、整備不良車となり車検も通らなくなりますし、もしすり減ったタイヤで事故を起こすと、自動車保険の責任割合判断が厳しくなる場合もあるので要注意です。

次に、タイヤに小さな亀裂があるかどうかです。タイヤの側面は特にわかりやすいのですが、劣化して硬くなったタイヤは表面にヒビが入ってきます。これは、家庭で良く使う輪ゴムでもそうですが、輪ゴムを少し引っ張った状態で亀裂が入っていると、それ以上に強く引っ張ると切れてしまいます。

タイヤのゴムもこれと同じで、1tを超える車重を支えているので、タイヤのヒビがパンクにつながる事があります。また、いくら表面のすり減りが少なくても、ゴムが硬くなっている現れなので、この状態では止まりづらくなっています。

これらの点だけは注意して、タイヤ交換の時期をきちんと見極めましょう。

自分の命を預ける車。メンテナンスはきちんと行ないましょう!

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以上の7項目を日頃からチェックし、きちんとメンテナンスを行うだけで、事故や故障のリスクをかなり下げる事が出来ます。そのため節約にもつながります。裏を返すと、これらのメンテナンス不足から来る車の状態が、事故を起こしている場合が多いのです。

例えば、タイヤの空気圧や溝が不適切だったり、ブレーキパッドが減っていたなら、対向車線にはみ出してしまったり、止まるつもりでブレーキを踏んでも思った位置に止まらない、最悪は前の車に追突してしまったりします。

また、クーラントやオイルやバッテリーなら、道路上で急に止まってしまって、他の車が避けきれずにぶつかってしまう事故も起きかねません。そうなってしまうとかかる費用は莫大です。

愛車は、自分だけでなく、自分の大事な人の命も乗せます。事故を起こしてケガをしてしまったら…お金だけではなく精神的にも負担は大です。日頃からメンテナンスに意識を向けるように心がけましょう。

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