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タイヤが脱輪したら自力で脱出可能?一番早く安全に脱出できる方法や脱出後の注意点をチェック!

タイヤが脱輪したら自力で脱出可能?一番早く安全に脱出できる方法や脱出後の注意点をチェック!

車のタイヤが脱輪してしまったら、どのように対処したら良いのでしょうか。 浅い溝や脱輪の仕方によっては、自力で脱出することが可能ですが、自力での脱出はケガや損傷の可能性もあるので、十分注意する必要があります。 無理に脱出するのではなく、ロードサービスを呼んだほうが安全な場合もあります。 また、脱出した後の対処も非常に重要ですから、脱出後の注意点の合わせてみていきましょう。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…

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  • 投稿日:2017-11-14

タイヤが脱輪したらどうすればいい?

狭い道でのすれ違いや夜間走行で側溝を見落とし、車のタイヤが脱輪してしまったら、どうしたら良いのでしょうか。

万が一の時に備えて、脱出方法をご紹介します。

1.自力で脱出する

まずは、落ち着いて自力で脱出できないか、試してみましょう。

ハンドルを切り、脱輪したタイヤを側溝の壁に当てるようにして脱出する方法があります。

タイヤが側溝の壁にうまく当たれば、その壁を伝うようにして登ることができます。

ただ、この方法は駆動するタイヤが脱輪した時や側溝の幅が広かったりするとできない方法なので、注意が必要です。

軽自動車などの小さくて軽い車であれば、大人何人かで持ち上げることも可能です。

ケガをしないように十分気をつけて、近所の人などに協力してもらって持ち上げてみるのも一つの方法ですね。

2.ジャッキや板を利用する

ジャッキを使い車を持ち上げ、脱輪した場所から抜け出す方法です。

うまく持ち上がれば、とても簡単に脱出することができます。

また、板などを利用して脱出する方法もあります。

タイヤに木の板を敷き、それを伝うようにして車を動かすことによって脱出できますよ。

板の強度によっては割れて、板を飛ばしてしまう危険があるので注意してください。

ゆっくりアクセルを踏み込んで、抜け出しましょう。

タイヤ交換や下回りの洗車時に使いたい!人気のジャッキ&ジャッキスタンド5選

3.ロードサービスを利用する

一番安全で早く脱出することができるのは、JAFなどのロードサービスを利用することです。

ご自身が加入している自動車保険がロードサービスに対応したプランであれば、このサービスをうまく利用しましょう。

年一回のロードサービスであれば、無料の場合もあります。

連絡すれば、すぐに駆けつけてくれますから安心ですね。

自力での脱出は必ずしもうまくいくとは限らないので、このようなサービスに頼りましょう。

会員でない場合は料金がかかりますが、JAFの以下のページでは事前にロードサービス内容によって料金の計算ができます。

JAFロードサービスの料金計算ページはこちら

○ 雪道で脱輪した私の体験談

雪道を走行中、対向車を避けようと左へ寄った際に、雪に埋もれた側溝を見落とし、脱輪した経験があります。

この日は、年に一度の大雪に見舞われ、いたるところで交通事故やトラブルが起こっていた日でもあります。

私の住んでいる地域は、ほとんど雪が降らないため、大雪になると多くのトラブルが発生します。

何度か自力での脱出を試みましたが、雪のせいもありなかなか抜け出すことができませんでした。

そこでJAFに連絡しました。

しかしこの日はトラブルが多く、いつ救助に向かえるのかわからないと言われてしまい、極寒の中4時間ほど待って救助していただきました。

季節や災害時などでは、救助までに時間がかかることも覚えておき、安全運転に心がけましょう。

 

脱輪しやすい場所はどんなところ?

○ 狭い道やすれ違いの時

狭い道では左右にある側溝に注意しましょう。

また、すれ違い時に左へ寄りすぎて、側溝へ落ちてしまうことがあります。

このような狭い道では十分に速度を落とし、すれ違うようにしましょう。

○ 舗装されていない田んぼ道

舗装されていない田んぼ道では、左右に側溝ではなく傾斜が設けられています。

その傾斜上で雑草やぬかるみでタイヤが滑ってしまい、田んぼへと落ちてしまうことがあります。

特に雪が降った後や雨上がりに、このような場所を通る時は注意してください。

○  ぬかるんだ場所

雨上がりのぬかるんだ道は、ぬかるみにハマってしまい、タイヤが空回りして動けなくなることがあります。

このような道を走行したり、停車する時は注意してください。

 

脱輪から脱出した後の注意点

脱輪した後は、車が傷ついている可能性があります。

脱出後は必ず点検を行いましょう。

○ タイヤの擦れ

タイヤに擦れた痕がないか確認しましょう。

深くえぐれているような痕があれば、すぐに交換したほうが良いです。

走行中にバーストする危険性がありますから、ディーラーや自動車整備工場など交換してください。

○ ホイールの歪み

ホイールが歪んでしまっていると、うまくタイヤが回転しなかたり、タイヤとの間に隙間が生まれ空気が抜けやすくなったりします。

また、偏摩耗を起こしハンドル操作ができなくなったりします。

非常に危険ですから、必ず修理するようにしてください。

○ マフラーなどの損傷

マフラーなどが損傷していると、外に排気されず車内へ逆流することがあります。

気づかないうちに一酸化中毒になり死亡するケースもあるので、脱輪後は必ず点検を行ってください。

車の下回りは、なかなか点検することが難しいので、ディーラーや自動車整備工場へお願いするといいですよ。

この他にも傷ついている箇所があるかもしれません。

走行に問題がなさそうでも、一度点検を受けましょう。

 

脱輪したら、無理せずロードサービスを利用して安全に脱出しよう

タイヤが脱輪してしまった場合、パワーのある4WD車は自力で脱出することが可能なことがあります。

自力で脱出すれば費用もかからないですが、車を傷つけたり怪我をすることもありますから、無理せずロードサービスを利用したほうが良いでしょう。

また、脱出後も車に損傷がないかの点検も忘れずに行ってください。

できるだけ慎重な運転を心がけ、このような事故がないように安全運転で走行しましょう。

 

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この記事を書いたユーザー
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入) 車に対する思い:免許を取るまでは全く車に興味がなかったですが免許を取り、車を運転する楽しさを知ってからは、暇さえあればドライブと洗車をする日々を送っています! 自己紹介:ドライブや洗車が好きなの…

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