車を購入するときに必要な物や書類はコレ!時間のかかる車庫証明はお早めに
車の購入に必要なものは何でしょうか?特に初めて買う方にとっては、聞いたことの無いものもあるかも知れません。契約時に必要なものを新車・中古車それぞれピックアップしてまとめました。事前に自分で準備する必要があるもの、ディーラーや中古車販売店から用意される書面などがありますので詳しく紹介します。準備に必要な日数などもご紹介していますので、余裕をもって準備してください。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 最終更新日:2018-9-11 / 投稿日:2018-9-8
目次
車を購入するときに必要な車庫証明は、取得に時間がかかります
車を買う上で必要な書類などは色々ありますが、中でもこの保管場所証明書(車庫証明)は手にするまでに時間がかかります。
そのため、ディーラーに買いに行く日から逆算して、早めに入手しておくようにしましょう。
車庫証明を取る手続きはディーラーさんに取得をお願いすることもできますが、数千円の代行手数料がかかることが多いです。
取得するのは難しくありませんので、節約のために自分で取ることをおすすめします。
申請用紙は警察署、地域によってはインターネット上のホームページからのダウンロードによって入手することができます。
保管場所証明書(車庫証明)の取得方法
1)申請書の記入
申請書には、所在地や地図、その土地の所有者の捺印が必要です。
自宅の駐車スペースを駐車場とする場合は簡単ですが、月極め駐車場などを借りる場合は、その管理をしている不動産屋にお願いしたり、土地のオーナーの捺印が必要だったりします。
マンションやアパートのオーナーに捺印してもらう場合、手数料を徴収される場合もあるそうです。
ご自身の駐車場を管理している方に確認を取りましょう。
2)警察署に申請
上記申請書をもって、管轄している警察署に申請します。
費用は東京都の場合で、
- 申請手数料:2,100円
- 標章交付手数料: 500円
です。
3)交付
地域の警察署によって違うのですが、おおよそ1週間くらいの間に交付されますので警察署に取りにいきます。
交付までの時間を考え、余裕をもって取得してくださいね。
こちらの記事は専門家の方が教えてくれる「スムーズに車庫証明や名義変更が出来る方法」です。
【注意】車を乗り換える方:車庫証明は車ごとに取得の必要があります。
現在乗っている車の車庫証明があるから取得しなくていい、ということはありません。
車ごとに車庫証明を取る必要があります。(ただし地域によって軽自動車は車庫証明が不要な場合もあります)
そこで気になるのが、今乗っている車と一時的に駐車場の車庫証明が重複しても可能か?ということでは無いでしょうか。
車を乗り換える時、一時的に前の車を廃棄する時期と、新しい車が納入される時期が重なるケースがありますよね。
こちらは問題なく申請することができます。
ただし、車庫証明は車1台につき1ヶ所必要なので、本当にすぐに古い車を手放すのを前提としましょう。
新車購入時に必要なものは車庫証明以外に4つ
新車を購入する際に必要なもので、車庫証明以外は取得に時間がかかるものはありません。
4つほどありますのでもれなく準備してくださいね。
1.実印(印鑑登録されたもの)
車両の所有者登録に必要です。
印鑑登録できる印鑑は、シャチハタタイプではなく、朱肉が必要なハンコです。
実印を持っていない方は、登録可能なものをあらかじめ用意しておきましょう。
参考まで、実印として認められるものには規定があるようですので念の為確認してみてください。
2.印鑑証明(発行後3ヶ月以内のもの)
同様に車両の名義の登録に必要となります。
捺印した印鑑が、所有者のものであるかを証明する書類となります。
現住所を管轄する役所で、実印と身分証明書(免許証等)を持参して登録します。
通常、登録は即日完了し、その場で印鑑証明も交付してもらうことができます。
費用としては1通300円です。
あらかじめ印鑑登録をしてある方は、「印鑑登録証」や「印鑑登録カード」など(役所によって異なる)を持参し、交付を受けます。
この交付だけであれば、役所の窓口だけでなく、「行政センター」と呼ばれる出張所のようなところでも取得できますので、お住まいの地域の行政サービスに確認しましょう。
印鑑証明は軽自動車を購入の場合は不要なことも
軽自動車の場合は印鑑証明がいらない場合があります。
お住まいの地域によっては軽自動車は印鑑証明は不要で、その際には住民票を提出するよう購入する中古車屋やカーディーラーから説明があります。
3.委任状
新車の登録申請を販売ディーラーに委任するためのものです。
(車の登録に関する手続きは、手間がかかるため通常は販売店に代行してもらいます。)
通常は車を購入する、カーディーラーから用紙が渡されます。
必要事項を記入、実印を押印して提出します。
4.その他 車両本体代金と諸費用です。
購入代金が必要です。
支払方法やローンを使う場合の金融機関などもあらかじめ用意しておきましょう。
中古車を購入するときに必要なものは?
中古車の場合に必要なものは新車と全く同じです。
車庫証明は同じく時間がかかりますので、早めに準備を進めておきましょう。
1.保管場所証明書(車庫証明)
車庫証明は新車の場合と同様で、一番最初に手配の準備をはじめましょう。
申請から手元に書類が来るまでに一週間はかかります。
新車の場合で説明したのと同様に、管轄の警察署に申請して取得します。
申請費用も新車同様です。
2.実印(印鑑登録されたもの)
新車と同じように、車の名義変更のために必要となります。
3.印鑑証明
実印を証明する書類として、もはや実印と印鑑証明はセットと考えておきましょう。
新車の時と同じく、軽自動車を購入する際にはいらない場合もありますが購入する際にディーラーから提出を求められたら準備が必要です。
4.委任状
中古車の場合も、車の登録手続きを販売店に代行してもらうための委任状が必要です。
私達は委任状を提出するだけで良いのですが、厳密に言えば、登録の処理が異なります。
・ナンバーの無い中古車の場合は、新車と同様に新規登録となります。
・ナンバーがある中古車の場合には、移転登録(名義変更)と呼ばれる処理が必要です。
5.その他 車両本体代金と諸費用です。
勿論、中古車を購入するのに必要な現金やローンを組むのに必要な銀行口座名等のわかるものを持参しましょう。
【番外編】任意保険を掛ける時には車検証が必要です。
これまで見てきたもの以外では、納車前に任意保険に加入しておきたい場合に必要なものがあります。
任意保険に加入する為には、車検証が必要となります。
車検証は自分で準備することは出来ず、契約後ディーラーや販売店側で手続きすすむと車検証が発行されます。
事前に任意保険を掛ける場合には、車検証を受け取って保険の手続きを行いましょう。
新車・中古車の購入で必要な車庫証明はお早めに!
新車と中古車に分けて、車両購入時の必要なものをまとめました。
ご紹介した中で、用意するのに最も日数がかかるのが保管場所証明(車庫証明)の取得です。
余裕をもって早めに申請してください。
コレは便利!車保有手続きのワンストップサービス
時間が無いという方におすすめの便利な方法を見つけました。
車を買う為の諸手続きをネットから行う「ワンストップサービス」です。
ただし、ワンストップサービスが利用できないエリアもありますので、お住まいの地域が利用可能かどうか事前にお調べ下さいね。
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