運転中の「眩しい!」を解決!昼の太陽光、夜のヘッドライト…等シーン別に対処法を解説
車を運転中に「眩しい」と感じる場面は意外と多くありますよね。視野が一瞬奪われる状態になりますから、操作を誤って危ない事態に発展する可能性が高くなります。昼夜季節を問わず、車にまつわる「眩しい」と思うタイミングと、その対策方法をまとめてみました。眩しさはあらかじめ予測できる場合もありますので、ある程度対策が可能です。これらの対策や関連グッズも紹介します。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 投稿日:2018-6-21
目次
車で「眩しい!」と感じるとき
昼間に車を運転していると、いろんな場面で「眩しい!」と感じる瞬間がありますよね。
- 太陽の日差し
- 対向車のヘッドライト
- 後続車のヘッドライト
- 雪道
- 雨の夜
- カーナビの画面に太陽光が反射
上記のような場面で、一瞬目が眩むような経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
時速60キロなどで走行している車で、一瞬でも視界が奪われてしまうと事故に繋がる危険性がとても高くなります。
危険な「眩しい」状況を少しでもなくすべく、解決策をご紹介していきます。
太陽の日差しが眩しい時は?
1.サンバイザーを有効に使おう
前方や横方向からの眩しさは、まずは備え付けのサンバイザーで対応しましょう。
サンバイザーの付け根の部分は、フロントガラスの中央に近い部分が取り外しできるようになっており、運転席の右側窓上方からの日差しにも対応できるようになっています。
まずはこちらを工夫して使ってみましょう。
1-2.透明サンバイザーで視界も確保
関連グッズとしては、あとから取り付け可能な透過タイプのサンバイザーがあります。
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これなら日差しを遮ったときにも、向こう側が見えますから視界も狭くならず安心ですね。
2.ドライブ用サングラスで日光を防ごう
日中の日差しには、サングラスの着用もおすすめです。
黒い瞳の日本人は、欧米人に比較してまぶしさには若干強いようですが、やはり個人差もありますしサングラスで目を守ることも大切です。
その際、日差しを受けてもまぶしくない程度に減光されるのはもちろんですが、色の見え方が自然で、信号なども問題なく判別できるサングラスを選びましょう。
3.窓からの光はシェードを使って防止
後部座席の窓などはスモーク加工がされている車両もよく見かけますが、そうでない場合は簡易的な吸盤タイプのシェードもおすすめです。
また、車中泊をされる方や車をちょっとした着替えスペースに利用する場合には、カーテンを付けてしまうのも便利です。
その際は、運転席と後部座席の間にも間仕切りカーテンを付けておくと、前からの視線もシャットアウトできます。
対向車のヘッドライトが眩しい時は?
1.直視しない!
対向車のヘッドライトのまぶしさは突然きますから、事前の対策が難しいですよね。
何も対策グッズも無い状態でできることは、そのヘッドライトの光を見つめないこと。
直視すると、網膜にしばらく残像が残るのですぐに暗いところが見えづらくなってしまいます。
目線を運転に支障のない程度に左に反らし(対向車のいない方)、切り抜けましょう。
2.夜用サングラスで防止
夜ですから真っ黒のレンズ等だと全く見えなくなってしまいますので、イエロー系の透過率の高いレンズのものを選びましょう。
そして偏光レンズを使用したサングラスをおすすめします。
偏光レンズは、目に入ってくる光の方向を制限する効果があり、物体に乱反射した光が眼に入るのを防ぐことができます。
夜の着用では、ヘッドライト系の光のまぶしさを軽減する作用があるだけではなく、繁華街のネオンサインの明かりや、テールランプの明かり、さらには雨で路面に反射した光などギラギラした光に対して効果があります。
もちろん夜用といえども日中でも使用は可能で、雪道の照り返しにも効果があるだけでなく、視界のコントラストもはっきりします。
★雪の反射や雨の反射にもサングラスは有効
雪道や雨の日は太陽やヘッドライトによってキラキラと反射し、見にくくなります。
そういうときも、偏光サングラスを使うと軽減されますよ。
★サングラスをかけて運転しても違法ではない?
サングラスを装着して運転しても、道路交通法などで取り締まられてしまうようなことはありません。
しかしながら、見えづらいサングラスをかけての運転はとても危険ですから、注意しなくてはなりません。
運転に適切なサングラス用のレンズ性能は、JIS規格(日本工業規格)で最低限求められる性能が定められています。
内容を簡単にまとめると、以下です。
<材質>
- 生理的適合性:アレルギー反応を生じる材料でないこと
- 難燃性:燃えやすい材料を使用しないこと
- 強度:一定の荷重試験に耐えられるもの
<透過性>
- 昼間の運転時は、視感透過率8%超
- 夜間の運転時は、視感透過率75%以上
- 信号光を識別するため、赤、黄、緑、青の色を区別できる色調である
サングラスを探す際は、特に透過性の方をチェックして選んでみてください。
参考:JIS規格票
後続車のヘッドライトが眩しい時は?
バックミラー越しのヘッドライトが眩しい場合には、バックミラー下部についてるレバーを下に下げてみてください。
もしくは、最初から減光されている後付タイプのバックミラーを購入して装着するのもおすすめです。
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そうとは言っても、真後ろにハイビームの車がピッタリ付いて来たり、ヘッドライトの位置が高いトラックなどが真後ろの至近距離に付けて来たら、やはり眩しいと思われます。
こんなときも、先程紹介したイエローの偏光グラスであらば、若干の効果があるはずなのですが、それよりも路肩に一時的に停止し、後ろの眩しい車を前にやり過ごしてしまいましょう。
完全に路肩に停止をしなくても、見通しのいい直線などで、ハザードを出しながら左によって減速するだけでも、後ろの車は勝手に追い越してくれるはずです。
カーナビが反射して眩しい場合は?
カーナビの取付け角度は、車のダッシュボード部分の取付け位置によっておおよそ決まってしまいます。
そのため、車によっては運転中外からの光が反射して見にくい場合が結構あるのです。
いくつかのカーナビは、画面を角度調整できるようになっていますので、反射しないようにモニターを調節することができます。
もし、そのような調節ができないナビの場合は、カーナビの枠に取り付けするサンバイザーを取り付けてみてはいかがでしょうか。
このような屋根みたいなものがあるだけで、だいぶ違いますよ。
運転中は一瞬の目の眩みも危険!少しでも「眩しい」と思うタイミングを減らそう
車にまつわる眩しいを集めて、対策を紹介しました。
夜間、雪道、雨の日、太陽サンサン真夏日など、いつどんなときでも「眩しい!」と感じる状況は起こります。
その一瞬で事故などに繋がらないよう、できる対策はしておきましょう。
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