ドライバーの癖を見える化!無料アプリ「ドライバーズナビ」を使って自分の運転を見直そう
「ドライバーズナビ」というアプリをご存知ですか?ソニー損保からリリースされているスマートフォンの無料アプリなのですが、あなたの車の運転の癖を診断してくれるというものです。 簡単な設定をして車にスマホを置いておけば、すぐに診断をしてくれるものです。走行後の結果を確認し、安全運転に役立ててみてはいかがでしょうか。また、このアプリにはドライブレコーダー機能もついています。今回はこのドライブレコーダーについても簡単に解説しています。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 最終更新日:2018-6-22 / 投稿日:2017-10-19
ドライバーズナビとは?
2018年1月現在、ソニー損保のアプリ「ドライバーズナビ」は仕様変更に伴い名称が「給油メモ」に変わりました。
本記事では、過去の「ドライバーズナビ」についての説明を行なっています。
ソニー損保からリリースされている無料スマートフォンアプリ、「ドライバーズナビ」をご存じですか?
ユーザーの運転のクセを診断してくれるアプリです。あなたも早速クセを診断してもらい、安全運転に役立ててみてはいかがでしょうか?
では、詳しくみていきましょう。
設置方法と使い方
1)ダウンロード
アプリにはiPhone版とAndroid版がありますので、あなたのスマートフォンに応じてダウンロード・インストールします。
スマートフォンによっては正しく診断できない場合があるようですので、下記のサイトで動作確認済みの機種かどうかをみて判断してください。
▼ダウンロードはこちらから
【iPhone】
【Android】
2)アプリを起動
ドライバーズナビを起動して、ユーザー名を入力します。
これだけで、すぐに診断を始めることが可能です!
3)ある程度固定されたところに置く
スマートフォンに内蔵された各種センサーを利用しますので、診断中は動かさないようにしてください。
(スマートフォンの操作をしないように!)
また、カーブやブレーキによって発生する加速度で、アプリが動作しているスマートフォンがあっちいったりこっちいったり、もしくはカタカタ揺れることのないように固定してください。
ドライブレコーダー機能を利用する場合には、クレードルなどで前方画像が録画できるように固定します。
4)走行
走行後、診断結果を参照します。
ドライバーズナビで診断できること
ブレーキ 、停止、ハンドル、右左折、スムーズの5項目を診断することができます。
Q 診断結果の各項目は、それぞれ何を評価しているのですか?
A ブレーキ 「ブレーキ操作の丁寧さ」
・減速時に速度に応じた丁寧なブレーキ操作をしているか?
・ブレーキペダルをゆっくりと丁寧に踏み込んでいるか?停止 「停止時の心の余裕」
・停止時に速度に応じた丁寧なブレーキ操作をしているか?
・エンジンブレーキを活用し、時間をかけてゆったりと停止をしているか?ハンドル 「カーブ操作の丁寧さ」
・回転半径の大きさに応じた速度でカーブを通過しているか?
・旋回時に速度に応じたハンドル操作をしているか?
・丁寧にゆっくりとハンドルを回しているか?右左折 「巻き込み確認の確実性」
・十分な巻き込み確認を行えるように交差点進入前に減速をしているか?
・何かあっても対処ができるようゆっくりと交差点を通過しているか?スムーズ 「運転操作の安定性」
・いつも同じように安定した加速・減速操作をしているか?
・いつも同じように安定したハンドル操作をしているか?
それぞれの項目を20点満点で採点し、合計100点満点の点数で採点してくれます。
これによって、自分の運転のクセや苦手な操作はどれか?を知ることができます。
結果を見て、「次からこの操作をもっと丁寧にやろう」などといった改善に繋げることが出来ますね。
その他、ドライバーズナビで使用できる機能
1.燃費チェック
給油したガソリンの量、料金、走行計の読みを入力することで、
- 直近の燃費
- 平均の燃費
を計算して記録できます。
また、「給油したガソリンスタンドの店舗名」や「給油日」の情報も同時に入力しておくことで、過去の給油履歴を見ることができ、これまでの燃費やガソリン価格の推移をグラフでみることができます。
燃費の値は、その都度計算しても忘れてしまうことが多いのではないでしょうか。
推移を振り返ることができると、最近の車の調子や、運転の仕方を知ることができるので便利ですよね。
2.メンテナンスチェック
あらかじめいくつかの情報を設定しておくことで、メンテナンス時期が近づくと、画面にアラートが表示されます。
アラートを設定できる項目には以下のものです。
- 自動車保険の満期日
- 車検期間
- 法廷12か月点検
- 走行距離(自分で設定したもの)
- タイヤローテーションのタイミング
- 次回オイル交換時期
1つのアプリで、最大9台までの車を管理できます。
3.ドライブレコーダー機能
ドライブレコーダーとして、前方を録画できるように設置して利用した場合、走行中の危険挙動を検知した時にその前後の様子を自動的に保存します。
走行履歴から動画で振り返りながら確認することができます。
自分がどういう運転をしていたのか、客観的に振り返ることができますね。
ドライブレコーダーとは?
車に取り付けて、映像の録画が行える機器です。
基本的なものは車の前方を録画してくれるものですが、車の後方と車内の様子を同時に録画するものもあります。
そして本体にGセンサーが内蔵されており、急ブレーキや衝突などで本体に大きな衝撃が加わると、その瞬間の前後数十秒を自動的に編集し、別途保存することができます。
この部分のビデオを保存するときに、発生時刻が同時に記録されますが、GPS機能を持っているタイプやナビと連携するタイプのドライブレコーダーでは、発生場所も記録することができます。
もし何も衝撃が発生しなければ、ドライブレコーダーのメモリいっぱいまで録画を続け、古い映像から順次消去しながら、また引き続き新しい画像を録画し続けます。
もし交通事故などが起きた際、ドライブレコーダーで発生時刻や発生場所を指定して映像見ることで、事故当時の再確認をすることができます。
また、実際に事故にあった場合には、証拠映像として提出することで、責任問題の解決も正しく迅速に行われるようです。
ドライバーズナビを使って自分の運転癖を知ろう
ドライバーズナビは、簡単な設定のみでドライバーの運転の癖を診断してくれます。
なかなか自分では気づかない運転の癖をアプリが的確に診断してくれますので、第3者の診断結果として確認することができます。
診断結果を参考に注意して走行するようにすれば、より安全な運転スタイルが身に付くのではないでしょうか?
これならば、ちょっとしたゲーム感覚で丁寧な運転を身に着けることができそうですね。
また、ドライブレコーダー機能を使えば、運転に衝撃があったところが自動的に保存されているはずです。
走行履歴を振り返ることで、自分の癖だけではなく、あぶない運転を引き起こしやすい場所も特定できるはずです。
次回のその地点の運転時には、この教訓を生かして気を付けるといいですね。
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