目次
車中泊をする時はどこに駐車すればよいの?駐車時の3つの困ったポイント
旅をしている人の中で、車の中に泊まる車中泊を宿泊方法として利用している方も多いのではないでしょうか。
車中泊となれば、車を停めておくスペースを探さないといけなかったり、停められる場所があったとしても長時間の駐車が禁止されていたりすることもあるので、なかなか場所が決まりません。
車中泊をするうえで問題になってくる駐車場所選びで、気をつけておかないといけなかったり、不便に感じる部分をピックアップしてみましょう。
1.道の駅での車中泊はマナー違反となることもある
よく車中泊で利用されることの多い場所として、「道の駅」があります。
道の駅では、お手洗いや食事処が近くにあったり、駐車スペースも広くありますので、長時間車を停めておく場所としてはピッタリの場所でしょう。
しかし、道の駅は本来、仮眠などに使う場合の利用方法となっており、宿泊場所としての利用は褒められた行為ではありません。
24時間、駐車場を開放している道の駅もありますが、そういった場所でも短時間での休憩としての利用になりますので、車中泊をする目的ではマナー違反となる場合もあります。
2.お手洗いが近くにないと不便
駐車した場所からお手洗いが遠かったり、無かったりすると、用を足すことができませんし、朝に顔を洗ったりすることもできません。
人気のない山奥の駐車場などであれば、迷惑にならない場所で泊まっていられるかもしれませんが、お手洗いが無いなど不便なこともあるかもしれません。
お手洗いが近くにあるというのは、車中泊をするときの条件の一つになります。
3.隣の車との距離が近い
広々とした駐車スペースであればいいのですが、デパートの駐車場のように隣の車との距離が近かったりすると、隣にいる車に気を使ったりしないといけなくなります。
当たり前の話ですが、ドアを開けたりする時に、当たらないようにしないといけませんし、視線が気になってしまうこともあるでしょう。
RVパークなら解決!安心・快適に車中泊ができる!
車中泊をする人などには便利な施設として、RVパークというものがあり、日本全国の道の駅や日帰り温泉施設などで車を停めて泊まることができる場所が提供されています。
RVパークとは?コンセプトや考え方
キャンピングカーなどで車中泊をする人がより安心して安全・快適なくるま旅ができるようにするための施設として全国の道の駅などと提携して、場所を提供してもらえるサービスです。
本来、道の駅での車中泊は認められていなかったりするのですが、車中泊を公認されたものとして、有料で電気施設などを利用することもできます。
しかし、キャンプ場ではないので車外での調理などはできません。
RVパークの利用メリット
キャンピングカーなどであれば、電気施設があれば発電機を使用しなくても車内の電気製品を使うことができます。
また、車中泊専用の駐車場エリアを使用することができるということで、一般的なエリアに比べてゆったりとしたスペースで駐車することができます。
そこは、一週間程度の滞在も可能な場所もあります。
さらには、ゴミ処理を引き受けてくれるシステムや24時間利用可能なトイレなどが配備されていたりしますし、入浴施設を利用することもできます。
まとめると、以下のようなメリットがあります。
- ゆったりとした駐車スペース
- 最長一週間くらいの滞在が可能
- 24時間利用可能なトイレ
- 100Vの電源施設が利用可能
- 入浴施設が利用可能
- ゴミ処理が簡単
RVパークの利用方法は?
- RVパークではほとんどの場所で予約をしていなくても利用することができますが、一部のRVパークでは予約が必要になることがあります。そのため、利用したいRVパークがあれば、事前にRVパーク公式サイトで調べておきましょう。
- 利用するRVパークに到着したら、受付を行って料金の支払いや利用ルールの説明を受けてください。
- 自分の利用スペースであれば、車外へイスやテーブルを出して使うことができます。
- キャンピングカー以外の方でも利用することができます。
RVパークの施設を調べたい方はこちらから→RVパーク認定施設一覧
利用時の7つの注意事項
RVパークとしての利用ができるように、公認をされてはいるものの、他の利用者もいたりしますので、迷惑にならないようにしたりしなければなりません。
そのため、利用するときの注意事項がありますので、守って利用しましょう。
- 車外での調理禁止
- 直火やたき火、バーベキューは禁止
- 駐車中はエンジンを停止すること
- 発電機の使用や騒音などによって周囲の迷惑になる行為の禁止
- ゴミやポイ捨てなど、不要物の置き去りも禁止
- 排水はその施設のルールにしたがって処理すること
- 駐車場内での事故・盗難等については責任を負いかねます
RVパークの料金は?
1泊1台いくらと決まっており、料金が発生します。
500円~2000円程度が多いようです。
ホテル代よりも相当リーズナブルに利用可能です。
RVパークと道の駅は何が違うの?
RVパークについてのご説明をしてきましたが、道の駅を利用したりするのは変わりません。
何が違うのかというと、公に「車中泊をすることを認められている」ということです。
道の駅を利用するのは、その土地の食べ物や土産物などを購入したり、短時間での休憩の為に利用されることが目的となっています。
そのため、道の駅を泊まるための施設として利用するのは本来の使い方からすると逸脱しており、マナー違反となってしまいます。
そこをRVパークでは、施設と連携することによって専用の駐車場を配備し、車中泊を堂々とすることができるようにしています。
おすすめのRVパーク5選
RVパークは現在、全国に135箇所の道の駅やキャンプ場と提携した場所があります。
- 北海道エリア:6件
- 東北エリア:16件
- 関東エリア:27件
- 北陸・甲信越エリア:22件
- 東海エリア:7件
- 関西エリア:6件
- 中国エリア:13件
- 四国エリア:6件
- 九州・沖縄エリア:32件
全国各地にあるRVパークの中から、おすすめしたいRVパークを5選してご紹介します。
1.RVパーク 毛馬内七滝温泉
東北自動車道の十和田ICを降りて約5分の場所にあるRVパークです。
車で5分圏内には、コインランドリーやスーパー、コンビニなどもありますので便利な立地条件となっております。
また、のんびりくつろぐことができる源泉掛け流し温泉もありますので、旅の疲れを癒すこともできそうです。
住所
施設情報
- ゴミ処理可能
- 100V電源あり
- 水道あり
- 入浴施設あり
- 24時間トイレあり
利用について
- 予約は原則不要(事前予約すればスペースを確保してもらえます)
- 利用可能期間は、日曜・祝日・日祝の前日・GW・夏休み・お盆
- 定休日は毎週木曜日
- チェックイン:当日15:00~
- チェックアウト:翌日14:00
料金や利用可能台数
- 1泊:500円/1台
- 利用可能台数:4台
2.RVパーク 八々岳高原「原村」もみの木
標高1200mの場所にある、日本一星空に近いRVパークは原村です。
キャンプシーズンの夏でも避暑地となるくらいに、気温が涼しく快適に過ごすことができます。
自然の中で、星に手が届きそうなくらいにキラキラと輝く満天の星空を堪能することができますので、都会では味わうことのできない非日常を体感することができるでしょう。
住所
施設情報
- ゴミ処理可能
- 100V電源あり
- 水道あり
- 入浴施設あり
- 24時間トイレあり
利用について
- 事前の予約を承っていますが、当日の予約も可能
- 利用可能期間は、日曜・祝日・日祝の前日・GW・夏休み・お盆
- チェックイン:当日15:00~
- チェックアウト:翌日11:00
- 冬季(11月下旬~4月中旬)は閉鎖
料金や利用可能台数
- 電源・ゴミ引取り込み 1泊:2,500円/1台
- 電源なし 1泊:1,500円
- 利用可能台数:6台
3.RVパーク みどりの村
埼玉県の県営公園内にあるRVパークなので、アスレチックやテニスコートなどのアクティビティも充実しています。
また鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと「村カフェ」で癒されることもできる場所となっています。
住所
施設情報
- ゴミ処理可能
- 100V電源あり
- 水道あり
- 入浴施設あり
- 24時間トイレあり
利用について
- 原則は予約不要となっていますが、事前に連絡すれば予約可能
- 利用可能期間は、いつでも可能
- チェックイン:当日12:00~19:30
- チェックアウト:翌日11:00
料金や利用可能台数
- 電源あり 1泊:2,000円/1台
- 電源あり利用可能台数:5台
- 電源なし 1泊:1,500円
- 電源なし利用可能台数:7台
4.RVパーク オートキャンプ場 米三郎
能登半島の観光拠点にピッタリのRVパークです。
オートキャンプ場に隣接しているので、キャンプをしている人達と同じ雰囲気を味わうこともできますし、すぐ隣には海がありますので、釣りをしたりすることもできます。
住所
施設情報
- ゴミ処理可能
- 100V電源あり
- 水道あり
- 発電機使用可能
- 24時間トイレあり
利用について
- 原則は予約不要となっていますが、繁忙期(GWや夏休みなど)は事前予約をおすすめしています。
- 利用可能期間は、いつでも可能
- チェックイン:当日15:00~18:00
- チェックアウト:翌日10:00
料金や利用可能台数
- 1泊:1,000円/1台(電源利用の場合は+1,000円)
- 利用可能台数:5台
5.RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘
甲州市の小高い丘の頂上にあるRVパークで、一面に広がるぶどう畑を見下ろすことができます。
南アルプスの絶景を見ることができるスポットでもあり、日本でも有数のワインつくりが行われている場所でもあります。
首都圏からも1時間半の場所なので、気軽に行くことができる場所ではないでしょうか。
住所
施設情報
- ゴミ処理可能
- 100V電源あり
- 水道あり
- 入浴施設あり
- 24時間トイレあり
利用について
- 当日までに予約が必要(10:00~20:00)
- 利用可能期間は、いつでも可能
- チェックイン:当日15:00~20:00
- チェックアウト:翌日10:00
料金や利用可能台数
- 1泊:2,000円/1台(バスコン・キャブコン・バンコン・軽キャンのみ)
- 利用可能台数:4台
全国のRVパーク施設一覧はこちら( くるま旅公式WEBサイト )
キャンプ好きや車中泊をしたい人には使って欲しいサービス
ほとんどのRVパークでは、事前の予約が必要ありませんので、気軽に立ち寄ることもできますし、ホテルが近くになかったりして車中泊をしなければならなくなった時にも使うことができます。
利用するのも気軽にできて、スペースの関係や施設利用の関係もスムーズに行うことができますので、車中泊をしたい人やキャンプ好きな人、キャンピングカーでの旅行をする方には是非利用してもらいたいサービスです。
全国各地にありますので、旅行の拠点にしてみるのも良いのではないでしょうか。
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