【紫外線対策】車のUVカットフィルムは効果ある?種類やプロに頼む場合と自分で貼る場合の料金紹介
車の紫外線対策に用いられるUVカットフィルム、貼るのと貼らないのでは大きな差があります。 直接日差しを浴びるのを避けたり、日焼け止めクリームを塗ったりなど紫外線対策をしている女性は多いですよね。当然車に乗っている時も紫外線による日焼けは防ぎたいものです。ここではUVカットフィルムにどれだけの効果があるのか、また、貼れる場所や料金について紹介していきます。
免許取得歴:10年 今乗っている車種:ダイハツタント(新車で購入) 車に対する思い:色…
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- 最終更新日:2019-3-26 / 投稿日:2017-5-2
目次
車内でも紫外線対策したい…UVカットフィルムってどういうもの?
UVカットカーフィルムとは、窓に貼る事で窓からの紫外線をカットし、日焼けの防止や室内のインテリアの色あせなどを防ぐフィルムです。
透明なものから色つきのものまであり、車内のプライバシーを守る効果も期待できます。
また、中には紫外線だけでなく赤外線を防ぐタイプのフィルムもあり、高い断熱効果で日焼けだけでなく熱さを防いでくれるといった物もあります。
UVカットフィルム施工中。少しはエアコンの冷え具合アップするかも pic.twitter.com/QhdCkEE3g4
— Nak (@nak_79) June 19, 2016
UVカットフィルムはどれくらいの効果があるか、使ってみました!
では、実際UVカットカーフィルムにはどの程度の効果があるのでしょうか?
市販されているフィルムはほとんどが90%以上の紫外線をカットしてくれるものです。
さらにカット率が高いものだと、99%カットというものもあります!
夫と娘は肌が弱いため、私と夫の車には紫外線と赤外線をカットしてくれるフィルムを貼っています。
貼る前と比べて紫外線による肌のダメージが少なくなり、日焼けで肌が痛いという事が減ったようです。
また、個人差があるとは思いますが、断熱効果のおかげかエアコンの効きが良くなり、強めにかけていたエアコンを弱めにしても十分涼しく感じました!
他にも、もし事故などでガラスが割れた時などに飛散を防いでくれるという効果もあります。
事故は起こさないことはもちろんですが、念のためということで貼ってあると安心ですね。
UVフィルムを貼っていない車のUVカット率はどれくらい?
今はUVカットガラスを使っている車が増えてきており、フィルムなどを貼らなくてもそれだけでもかなりの量の紫外線を防ぐ事ができます。
しかし、昔の車や外車など全くUV加工されていないものも存在します。
その場合全くカットされずに紫外線を受けてしまうのでしょうか?
実は、ただの透明なガラスであってもおよそ60~70%は紫外線をカットできています。
また、着色してあるガラスの場合濃度によってはさらに+10%程カット率が上がります。
何もしていないからといって紫外線が全くカットできないというわけでありません。
ですが、完全にカットしているわけでもないのです。
UV加工を施してある車の場合フロントガラスは約99%のカット率です。
これはフロントガラスは合わせガラス構造のため間にフィルムを挟みこむ事で高い紫外線カットを実現できています。
しかし、車種やメーカーによって差は出てきますが、横の窓や後ろの窓など他の部分は合わせガラスの構造になっていないためカット率はおよそ90%ほどの車もあります。
ですので、UV加工が施されているからといってケアなどを怠ると、いつのまにか日焼けしてしまっていた!ということもありえてしまうのです。
ちなみに、TOYOTAのアクアやシエンタはウインドシールドガラス(フロントガラス)は紫外線99%カット、後ろやバックは88~95%前後となっています。
UVカットには、スプレータイプとフィルムタイプはどっちがいい?
車のUV対策には、フィルムタイプ・スプレータイプ・ワックスタイプがあります。
フィルムタイプ
1.カーフィルム UVカットフィルム 50cm幅×長さ1m単位切売
一度貼ってしまえば長い期間持ちますので、コスパも良く手間もあまりかかりません。
オーソドックスなタイプでしょう。
スプレー・ワックス・塗るタイプ
2.窓に塗るUVガード クールUV99.5 プラス
塗るだけなので、誰でも簡単にUV加工を行うことができます。
スプレータイプなどは、洗車後にシューっとするだけなので更に簡単です。
しかし、効果が落ちやすいため持続させるためには1~2ヶ月位の間隔で塗りなおす必要があるため、少し手間がかかってしまうでしょう。
カット率は、フィルムタイプもスプレー・ワックスタイプも約99%までのものがあります。
どちらも良い部分がありますが、洗車をする時間が中々取れないような方はフィルムを。
こまめに洗車できる方はスプレーというように、ライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
UVカットフィルムは透明とスモークのどちらがいい?
フィルムには透明なものとスモークタイプや色つきのものがあります。
どちらがいいとは一概には言えないのですが、プライバシーを気にする方には色つきやスモークタイプが合っているのではないでしょうか。
しかし、スモークタイプのものを貼る場合には注意が必要です。
後部座席は問題ないのですが、フロント周りのガラス(フロントガラス・運転席・助手席)は可視光線の透過率が70%以上必要になります。
車検の際にフィルムが貼ってあるガラスは透過率測定があります。
このときに透過率が70%以下であった場合その場でフィルムをはがさなくてはなりません。
貼った時は大丈夫であっても、劣化や傷などで年々透過率が落ちていく場合もあります。他にもUVカットガラスにフィルムを貼る場合も透過率が低くなってしまう事があるのです。
車検などに備えるためにもフィルムを貼る際には、自分で貼るのであっても一度プロの方に相談する事が大事です。
UVカットフィルムを貼る費用はどれくらい?
次にフィルムを貼る費用がどれぐらいかを紹介していきます。
・ディーラーで貼る場合
貼る枚数や車種、フィルムの種類などによって異なります。
日産では、リヤドア・リヤサイド、バックドアの5面で4万円ほどでやってもらえます。
・専門業者で貼る場合
ディーラーで貼るよりは安い場合が多いです。
こちらも貼る枚数や車種によって値段に差が出てきます。
軽自動車で2~3万円ほど。
普通車・ワゴン車で3~4万円ぐらいになります。
外車などの場合はこの金額以上になる事があります。
・自分で貼る場合
3.カット済み カーフィルム TOYOTA トヨタ プリウス 30系
4.カット済み カーフィルム HONDA NBOX
上記のように、自分の車種に合ったシートを購入すれば、あとは貼るためのヘラなどの小物を買うだけでできます。
自分で作業ができる人は、やってみるとだいぶコストが削減できますよ!
自分で綺麗に貼る方法!
専門店で貼ると高くなってしまうから自分で貼りたいという方もいらっしゃると思います。
そこで、自分で可能な限り綺麗に貼る方法を紹介します。
フィルムは自分の車種にあったカット済みのフィルムを使用した方が手間も減らせる上に失敗の可能性も減らせます。
カーフィルム以外で必要な道具はスプレーボトル・ヘラ・中性洗剤・カッターもしくははさみ・水。
ドアの内側などを濡らさないために新聞紙やビニールシートなどがあるといいです。
貼り方の手順
- フィルムを貼るウィンドウの付近のドア周辺をビニールシートや新聞紙を使って傷がついたり必要以上に濡れないように養生します。
- スプレーボトルに水と中性洗剤を入れて混ぜ、窓ガラスにスプレーして綺麗に洗浄します。
(洗浄の際はヘラを上から下へ移動させ汚れを綺麗に落としてください) - 汚れを落としたらフィルムを貼る前に再び中性洗剤の入った水をウィンドウにスプレーします。
- カーフィルムを剥がします。剥がしながらフィルムのノリの面に中性洗剤の入った水をたっぷりスプレーして下さい。
(カーフィルムはあらかじめ必要な大きさにカットしておきましょう。ノリの面にかける水は多ければ多いほど失敗の可能性が減ります) - 窓を少し開けた状態でフィルムを窓に合わせて貼り付けます。貼り付けたフィルムに傷がつかないように表面にスプレーをかけてください。
- フィルムの上の部分の水をヘラを使って抜いていきます。
- 水が抜けたら窓を閉めウィンドウ下部のフィルムをヘラを使って窓に合わせて貼り付けます。
- 傷がつかないようにまたスプレーをした後、ヘラを使って完全に水を抜いて完成です。
(フィルムを貼り付けた窓は丸一日ぐらいは開閉しないでください)
参考動画
とにかく焦ってやらずにゆっくりと丁寧にやることが綺麗に貼るためのコツです。
また、風が強い時に行うと砂埃などが入ってしまいますし、フィルムが風に煽られて貼り辛いので、なるべく風の無い時に行うようにしましょう。
UVカットフィルムを上手に使って紫外線対策しよう
車のUVカットフィルムを貼ることで紫外線をカットする効果を期待できます。
しかし、100%カットできるわけではありません。
油断して日焼けという事を防ぐために日焼け止めや手袋・アームカバーを使う事で安心して運転できます。
またUV加工されたカーディガンなんかも、一着あると便利ですよ!
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