■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRsportsGRの5MTに乗ってます。 ■車に対する思…
車の死角をカバーするフロントカメラ
車の死角について
車を運転時、見えづらい場所があります。
そうした見えない部分を「死角」と呼びますが、死角をカバーして運転手に見えるようにできるカー用品がカメラです。
場所としては、前方、後方、左右とあります。
前方に関しては、ボンネットやピラーによって運転手から隠れて見えなくなっている部分が意外とたくさんあります。
運転席から見た前方の死角は約4mある
私が自動車学校で教えていた時に、よく生徒に話をしていましたが、運転席に座って前方の地面を見ると必ず死角が出来ます。
教習車で乗るようなセダンタイプの車であれば、約4メートルの死角部分が発生します。
ただ、この数値は人の身長や車のボディ形状によっても変わりますので、必ずしも4メートルになるわけではありませんが、少なくて3メートル程度は見えないと考えてみてください。
フロントカメラを付けて死角を少なく!
死角の多い車の前方は、フロントカメラをつけることでかなり視野が広がります。
発車時に前方に小さな子供やペットがいても気付くことができますし、見通しの悪い交差点で道路に入る時には、左右から来る人や自転車に気付くことができます。
死角をカバーするフロントカメラの選び方
フロントカメラを選ぶ時に、気をつけておきたいポイントが4つあります。
- レンズの種類
- 画素数
- 取り付けする場所
- 防水性能
取り付ける車によっても選び方が変わりますし、映り方によっても選び方が変わってきます。
上記の4つのポイントについて詳しく解説します。
カメラによって見え方の違うレンズの種類がある
カメラのレンズの種類によって、映り方が変わります。
また、映像で見える範囲も当然変わってきます。
レンズの種類としては、2種類あります。
- 標準レンズ
- 広角レンズ
映像でも直感的に見えやすいのは「標準レンズ」
標準レンズは、広い範囲が見えることはありませんが、目で見る光景とほとんど変わらない映り方になります。
そのため、直感的に距離感を把握しやすいレンズとなっています。
ただし、見える範囲が広角レンズと比べると狭くなるので、目視による確認が必要となります。
広角レンズなら広い範囲を見ることができる
死角を広い範囲でカバーしようとするなら広角レンズです。
映像の中心は標準レンズと映り方は変わりませんが、左右に向かうにつれて湾曲したように映ります。
広い範囲を見ることはできますが、目で見る光景と異なった映り方になるので、距離感が測りづらくなります。
主流になっているのは広角レンズ
現在販売されているフロントカメラは、多くが広角レンズとなっています。
フロントカメラで重要なのは、前方の死角を無くすことが大切です。
見える範囲が150度以上は見えるレンズを選びましょう。
見えやすい画像のポイントは画素数
モニターに出力される映像は、モニター自体の画素数とカメラの画素数によって変わってきます。
カメラの画素数はモニターに応じたものにする
カメラを良い画素数にしても、モニターがそれに応じた性能を有していなければ、映像は綺麗に映りません。
それと同様に、モニターの画素数よりも劣るカメラだと、綺麗な映像にはなりません。
綺麗に映るようにするなら、モニターとカメラを同等な性能にすることが必要です。
モニターと同じメーカーがおすすめ
カメラとモニターが同じメーカーであれば、相性が良く選ぶ時の基準にしやすくなります。
どうしてもカメラとモニターのメーカーが違う場合は、モニターに応じた画素数にするようになるでしょう。
HD以上ならナンバーまでクッキリ
画素数で望ましいのは、1280×720 の画素数となるHD以上のものです。
このくらいあると、車のナンバーが確認できるほどです。
カメラの取り付け場所はグリルやナンバー部がおすすめ
取り付ける場所は、なるべく車体の中心にしておきたいところです。
そのため、グリルやナンバー部分に取り付けるのが理想となります。
あまりカメラが大きすぎると取り付けができない場合もありますし、取り付けた時の違和感をなくすためにも小さめのカメラが良いでしょう。
防水性能はIP67以上を選ぶこと
車の外に取り付けることになるカメラなので、当然ながら雨や風に当たってしまいます。
カメラの中に水やホコリが入ってしまうと、故障により使えなくなってしまいます。
防水、防塵性能の指標となるIP67以上がおすすめです。
これは、防塵性能が6、防水性能が7のレベルという意味ですが、防塵性能が6であれば、「粉塵が内部に侵入しない」レベルです。
防水性能が7なら「一定の水圧で一定時間(30分)水中に浸けても有害な影響がない」レベルとなっています。
フロントカメラおすすめ5選
真横まで見える画角194度 フロントカメラ
SONY製CCDレンズを搭載していることで、綺麗でクリアな画質を実現することができます。
RCA端子での出力になっているので、外部入力があるモニターであれば対応しています。
モニターとカメラがセットになっている フロントカメラ
4つのカメラが同梱されているので、フロントだけの死角じゃなく、サイドやバックの死角を見ることができます。
赤外線センサーが付いているので、暗い場所でも赤外線照射によって視界を確保してくれます。
3つのパターンで表示切替ができる フロントカメラ
暗い場所や強い光のある状況でも見えやすくなっているHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載し、白飛びや黒つぶれをなくしてくれます。
専用アダプタでカロッツェリアナビに対応 フロントカメラ
高画質CCDカメラを搭載しているので、広角かつカラー映像となり、視認性が高くなっており、死角にある障害物を見ることができます。
フロントナンバー一体型でスッキリな見た目 フロントカメラ
フロントカメラとして使用ときには正像に切り替えて使う必要があります。
フロントカメラ比較一覧表
商品画像 | |||||
商品名 | フロントカメラ 広角230度 | 7インチオンダッシュモニター + 4個防水赤外線暗視 | HCE-C2500FD | カロッツェリアナビ対応 高画質 CCDフロントカメラ | ナンバープレート取付超小型車載カメラ |
メーカー | サイファ | OBEST | アルパイン(Alpine) | GOODSMILE | Newing |
価格 | ¥6,280 | ¥12,888 | ¥19,800 | ¥5,480 | ¥4,599 |
特徴 |
SONY製CCDレンズ搭載 外部入力対応のモニターに対応 水平194度で真横にも対応 |
モニターとカメラがセット フロントカメラだけでなくサイドにも付けることができる モニターに4分割表示が可能 |
3つのパターンで映像を切り替えて表示を変えて死角をなくす 暗い場所や強い光のある状況でも見えやすい アルパイン製のモニターだけでなく、他のモニターにも接続できる |
専用の接続アダプタでカロッツェリアのカーナビに対応 前の死角をなくすためのフロントカメラとして視認性が高くなっている 高画質CCDカメラ搭載 |
フロントナンバーと一緒に付けられる 見た目がスッキリとスタイリッシュな取り付け |
視野角 | 194度 | 170度 | 180度 | 170度 | 180度 |
画素数 | 30万画素 | 61万画素 | 120万画素 | 36万画素 | 40万画素 |
サイズ | 38 x 22 x 22 mm | - | 23.6×23.6×26.1mm | 21×25×19mm | 205×35×40 mm |
取付方法 | ビス留め | 両面テープ | ビス留め | ビス留め | ナンバーのネジに留める |
防水性能 | IP67 | IP67 | IP68 | IP68 | IP67 |
詳細 |
より安全に運転するならフロントカメラは必要
新車の段階でフロントカメラが付いている車両も増えてきていますので、フロントカメラの便利さ・重要性は増しているような印象です。
車の前方は見えているようで見えていない場所が多く存在します。
フロントカメラを取り付けて、死角を少なくして安全運転ができるよう工夫しましょう!
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純正だとフロントカメラが取り付けてある車が増えていて気になるアイテムのひとつです。
車の運転に自信があっても、フロントには死角がたくさんあるのでぜひ後付けで買える小型カメラを検討してみようと思います。