車のバッテリー交換を自分で!交換方法6つの手順・必要工具・注意点!
車のバッテリーも定期的な交換が必要です。自分で交換ができれば、楽ですよね。バッテリーの交換の手順は少なく、慣れてしまえば簡単に交換することができます。また、工具もスパナひとつあれば交換できてしまいます。では、どのような手順で交換を行えばいいのか詳しく見ていきましょう。また、バッテリー交換で注意したい点もご紹介していますので、実際に交換する際は気をつけてやってみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2019-4-12 / 投稿日:2018-4-9
目次
バッテリーって自分で交換できるの?
車のエンジンをかけたり、ヘッドライトの点灯、パワーウィンドウの開閉など様々な部分にバッテリーの力が使われています。
そのバッテリーは使用していくうちに劣化していきますので交換が必要です。
交換の目安・頻度は2~3年に1回と言われています。
このバッテリー、自分でも交換することができます。
※車種によっては自分で交換が難しいものやディーラーでの交換が推奨されているものもあるので、取扱説明書を確認しましょう。
初心者でも簡単に変えることができますし、女性でも問題ありません。
自分で交換できれば節約にもなります。
では、どのような手順で行えば良いのか、またどんな工具が必要なのか見ていきましょう。
車のバッテリーの寿命・交換時期・頻度・費用の相場はどれくらい?至急交換必要な症状とは?
まずはバッテリー交換に必要な工具を準備!
1.ゴム手袋・軍手
ショーワグローブ 【耐油】No650耐油ビニローブ Lサイズ 1双
バッテリー交換を行うときは、ゴム手袋や軍手を用意しましょう。
バッテリー液は希硫酸を使用していますので、万が一触れてしまうと危険です。
もし肌についたときは、すぐに洗い流してください。
衣服などに付くと穴が開いたりしますので、だめになっても良い服で作業することをオススメします。
2.保護メガネ
ビジョンベルデ 保護めがね 軽量 可動式ソフト鼻パッド 両面ハードコート MP821
バッテリー液は危険ですから、手や肌だけではなく目を守るものもあるとより安全です。
万が一液が跳ねたりして目に入ってしまうと大変危険ですよね。
目を保護するゴーグルなどがあると、安心して作業できます。
3.スパナ
SUN UP NEW ショートコンビレンチ ミラー仕上げ 10mm
国産車なら、10mmスパナがあればほとんどの車種に対応できます。
各端子を外したり、バッテリーを器具に固定したりするときに必要になります。
また、バッテリーカバーを外したりするのにドライバーなども必要になることがありますので、一度バッテリー周辺の付属品も確認しましょう。
確認してみて、もし特殊な工具が必要な場合はディーラーや整備工場に依頼したほうが安全です。
無理に開けようとして、部品を破損してしまうと余計な費用がかかってしまいますからね。
バッテリー交換の手順
1.バッテリーを固定している器具を外す
まずはバッテリーが固定されている金具を外します。
ネジで固定されている場合もありますし、ナットで固定されていることもあります。
外した後は、バッテリーが倒れてしまわないよに注意しましょう。
2.マイナスケーブルを外す
いよいよバッテリー交換のメインです。
手順を間違えないように気をつけてください。
まずは、マイナスケーブル(黒いケーブル)を外します。
ケーブルは、
マイナスを外す→プラスを外す→プラスを付ける→マイナスを付ける
という順番で行います。
マイナスを付けたままプラスを外し、そのプラスケーブルが車体の金属部分に触れてしまうと電流が起きてしまいます。
このように、ショートする危険があるため、先にマイナスを外しておく必要があるのです。
ショートすると引火の原因にもなりますので、間違えないように気をつけましょう!
3.プラスケーブルを外す
マイナスケーブルを外したら、順番通りプラスケーブルを外します。
何度も言いますが、順番を間違えないように十分注意してくださいね。
4.古いバッテリーを外し、新しいバッテリーを設置する
ケーブルを外したら古いバッテリーを交換します。
バッテリーは思っている以上に重たいので、落としたり傾けたりしないよう注意して、垂直に持ち上げます。
また、腰なども痛めることもあるので気を付けてくださいね。
そして新しいバッテリーを同じ位置に設置します。
5.プラスケーブルを取り付ける
取り外し手順と逆の、プラスケーブルを取り付けます。
順番を間違えないよう、「取り外しとは逆の手順で!」と覚えておきましょう。
6.マイナスケーブルを取り付ける
マイナスケーブルを最後に接続して完了です。
あとは固定器具を取り付けて交換作業終了!
■ 動画で見るとわかりやすい!
こちらの動画では、先にケーブルを外してからナットを外していますね。
また、手袋やメガネなどもしておりませんがこれはプロの方がやっているので、素人の人は付けていたほうが安心でしょう。
動画で見てみると、そこまで難しくは見えないですよね。
丁寧に扱えば誰でも問題なくできそうですし、工賃も浮かせられますので、自分でやれるととても楽ですね。
バッテリー交換をする際の3つの注意点
1.エンジンを必ず切る
エンジンは必ず切ってから行ってください。
ショート防止のため、キーも外しておいたほうが安心です。
エンジンをかけたまま作業をしてしまうと、様々な部品に不具合が出てしまいますし、ファンベルト(エンジンを動かすためのベルト)に巻き込まれてしまったら大変です。
エンジンがかかっていないことを確認してから、作業は行ってください。
2.バッテリーを傾けない
バッテリーを傾けると液漏れをしてしまいます。
液が漏れて手や肌に付着したら大変ですよね。
絶対に傾けたり倒したりしないようにし、万が一のために必ず手袋を付けて作業しましょう。
3.ハイブリッド車の交換は注意!
ハイブリッド車に搭載されているバッテリーは高圧なものなので、取り扱いに注意が必要です。
「バッテリーがどこについているかわからない」という人は、安全のためにも自分で交換しない方が良いでしょう。
ネットで購入がお得!おすすめバッテリーメーカー3選
カー用品店やディーラーでバッテリーを購入するより、インターネットで購入すると費用を安く抑えることが出来ます。
また、サイトによってはバッテリーの無料回収などもあるため、交換したバッテリーの廃棄に悩む必要もありません。
『なるべく安く、楽に済ませたいな…』という方は、ネットで探してみてはいかがでしょうか?
1.パナソニック カオス
Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用 N-60B19L/C7
パナソニックのカオスバッテリーは大容量で軽く、非常に交換しやすいのが特徴です。
大容量のため、電力が安定しており、コスパも優れているのでおすすめです。
また、お店によっては不要になったバッテリーを無料で回収してくれるところもあるので、非常に嬉しいですね。
ネットで購入するとかなりリーズナブルな価格で購入できます。
2.アトラス 国産車バッテリー
ATLASBX [ アトラス ] 国産車バッテリー [ Dynamic Power ] AT (MF) 60B24L
新たに開発された構造で、腐食防止機能が追加されバッテリーの機能を最大限に引き出してくれます。
また、振動耐震性が優れており、どんな場所でも安定して電力を供給することができます。
保証もしっかりと付いていて安心ですね。
3.ボッシュ カーバッテリー
BOSCH (ボッシュ) 輸入車バッテリー シルバーX SLX-8C
アイドリングストップ車でも十分に対応できる性能を持っています。
ボッシュが持つ耐久性と始動性の高さに定評があります。
高性能なバッテリーな上に、メンテナンスフリーであることも魅力の一つでしょう。
メンテナンスフリーとは、通常のバッテリーは電解液が規定量入っている必要があり、それが減っている場合はカー用品店などで補充液を買って補充する必要があります。
ですが、メンテナンスフリーのものはその必要がありません。
定期的なチェックが面倒だ、という方にはオススメです。
不要になったバッテリーはどうする?
□ カー用品店やホームセンターで購入する場合
カー用品店やホームセンターでバッテリーを購入し自分で交換する場合は、不要になったバッテリーを持ち込むと無料で引き取ってくれるところもあります。
店舗によっては、有料の場合もありますので確認しておきましょう。
□ ネットで購入する場合
ネットでバッテリー購入して自分で交換する場合は、購入店に引き取ってもらうことができます。
ただ、バッテリーを送る送料は自己負担になることもありますから注意してください。
バッテリーは重たいので、送料も高くなることがあります。
安くバッテリーを購入しても引き取りにお金がかかっては意味がないですよね。
購入店舗で不要バッテリーの扱いがどのようになっているか確認してから購入しましょう。
□ ディーラーや整備工場で購入&交換する場合
ディーラーなどでバッテリー交換をしてもらうと、そのまま不要になったバッテリーを引き取ってくれます。
工賃に引き取り料金なども含まれていることが多いですね。
通っているディーラーなどに、一度確認してみましょう。
ディーラーでバッテリー交換をしてもらうと料金はいくらかかる?
ディーラーや整備工場に依頼すると、交換や取り付け工賃といったものがかかってきます。
YellowHatでは、作業工賃540円~となっていました。
工賃だけ見ると、そこまで高額ではありませんね。
※工賃以外に、バッテリー代がかかります。
ネットでバッテリー購入&自分で交換すれば節約効果大!
バッテリーの交換は、手順を覚えてしまえば非常に簡単に交換することができます。
そして、ネットでバッテリーを購入し無料回収してもらえればかなりの節約にもなります。
わざわざディーラーへ出かけて作業をお願いして…という手間も省け、家ですぐに出来るので楽ちんですよね。
バッテリー交換を行なう際は、交換時の注意点さえしっかり守って行えば誰でも簡単にできます。
時間と費用の節約のために、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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