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運転中に竜巻を見かけたら車で逃げるのはとっても危険!竜巻遭遇時のNG行動4選

運転中に竜巻を見かけたら車で逃げるのはとっても危険!竜巻遭遇時のNG行動4選

最近、日本でも多く発生している竜巻。私たち日本人は、竜巻よりも台風の方が身近に感じることが多いと思いますが、いざ発生した際にどのように避難すればいいかご存知ですか?台風に比べて、竜巻は移動スピードが速いです。車を運転している際どうすればいいかや、自分の車が竜巻に巻き込まれたときの保険の適応など、事前に確認しておきましょう。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…

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  • 最終更新日:2018-5-8 / 投稿日:2017-10-13

運転中に竜巻に遭遇したらどうすればいい?

運転中に竜巻が発生し、危険が迫っている場合は、車を乗り捨てて建物に避難しましょう。

竜巻の移動速度は時速113km/hとも言われています。

非常に速いスピードで進むため、台風に遭遇した場合と対処方法が異なります。

竜巻ほどの威力の突風だと、車は簡単に横転してしまいます。

上記動画は通過後の映像ですが、大きなトラックが横転しているのを見る限りでも、威力の強さがわかりますね。

 

また、車庫やプレハブ、電柱など倒壊の可能性が高いところも危険です。

家の中なら1階の窓のない、もしくは少ない部屋に避難しましょう。

屋外の場合は、近くの頑丈な建物に入るか、そういったところがない際はくぼんだ場所(水路など)に入って身体を小さくしてください。

 

竜巻が発生しそうな状況とは?

竜巻は、積乱雲に伴う現象です。

竜巻が発生する前には、「雲行きが怪しい」と感じます。

ですから、積乱雲の様子を見て竜巻が発生するか察知することが可能です。

  • 雷が聞こえてくる
  • 雹(ひょう)が降ってくる
  • 空が急に真っ暗になる
  • 冷たい風を感じる
  • 地上に渦が見える
  • ゴーっと音がする

といった現象が現れます。

自分のいる位置などによって聞こえ方や見え方が異なりますが、このような現象が見えたら竜巻が発生する可能性が高いと考えてください。

最近では、ラジオからも竜巻注意情報を得ることができますし、気象庁からは竜巻注意情報を出したり、「竜巻発生角度ナウキャスト」というものを提供しています。

竜巻発生角度ナウキャストについてはこちら

また、アプリでも竜巻情報を得ることが出来ます

日本でも竜巻の発生が増えてきていますが、海外ほど頻繁に起きるわけではないので軽視しがちです。

子どもなどが巻き込まれたりしても危険ですので、事前に察知し安全を確保できれば安心ですよね。

竜巻発生時に取ってはいけない4つのNG行動

NG1:車で逃げる

竜巻を発見したら、「竜巻の進行方向と直角に逃げましょう。」と言われていますが、竜巻は必ずしもまっすぐ進むとは限らないので、直角方向に逃げても安心ではありません。

また、信号や他の車が走行しているため、思うように逃げれない可能性があります。

慌てて逃げてしまい、交通事故に遭うことも考えられますから、車を捨てて建物へ避難する方が安全です。

NG2:高速道路の下へ避難する

高速道路の高架下へ逃げれば、直接被害が及ばないと言われていますが、これも間違いです。

高架下では、風速が増します。

高架下に避難して、車内にとどまるドライバーがいますが、車ごと巻き上げられてしまう可能性もあるので危険です。

なんとなく、高架下は屋根のような印象を持ってしまうので、このような間違った避難方法をとってしまいがちですね。

NG3:物置やプレハブに避難する

物置やプレハブは、地面の上に置いてあるだけですから危険です。

固定されていないので、簡単に巻き上げられてしまいますよ。

物置やプレハブは窓がなく、余計な空間がないので、一見安全に見えますが、非常に軽いため竜巻で簡単に飛ばされます。

地中に基礎が組まれ、しっかりと立っている建物に避難するようにしましょう。

NG4:建物の多い場所へ逃げる

建物の多い場所は、竜巻が通過しにくいと言われていますが、そのようなことはありません。

建物が多い場所に避難して、もしもそこへ竜巻が直撃したら、飛来する瓦礫(がれき)も多くなり被害が大きくなります。

やむを得ず市街地に避難する場合は、窓の少ない頑丈な建物を見つけましょう。

 

もし車が竜巻の被害にあったら、保険は適応される?

日本で、多い年では一ヶ月に25回も竜巻が発生したことがあります。

あまり馴染みのない『竜巻』ですが、もし被害にあったら補償はされるのでしょうか。

○ 竜巻で車が損傷した

竜巻によって、車に何らかの被害が生じた場合は、車両保険が適応されます。

竜巻よりも台風の被害が多い日本ですが、どちらも同じ対象となるため保険で修理などが行えます。

もちろん、落下物や飛来物による損傷も補償の対象です。

○ 他の車が飛んできて、自分の車が被害を受けたら?

物が飛んできて損傷すれば、自分の車両保険を使いますが、他の人の車両が飛んできて自分の車が損傷したら、相手の保険で修理して欲しいところですよね。

ですが、このようなケースは補償の範囲外の事故となることが多く、自分の車両保険で修理するしかありません。

「一般型」や「エコノミー型」に分かれており、補償の対象が異なることがありますので、注意しましょう。

* 加入している保険プランによって異なる場合がありますから、一度確認することをオススメします。

 

竜巻発生時は車で逃げちゃダメ!頑丈な建物へ避難しよう

竜巻が近づいてきたら、車で逃げるのではなく、頑丈なコンクリート製の建物へ避難しましょう。

車で逃げたほうが早いと感じますが、私たちが思っている以上に竜巻が移動するスピードは早いです。

竜巻は、急に方向転換したり蛇行したりするので、進路の予測がしにくいですから、車での避難はダメですよ。

竜巻を見つけたら、一刻も早く建物へ逃げてください。

また、竜巻によって車が損傷してしまった場合は、車両保険でカバーできますが、一般的な事故とは違うので加入しているプランを確認しておくといいですね。

 

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この記事を書いたユーザー
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入) 車に対する思い:免許を取るまでは全く車に興味がなかったですが免許を取り、車を運転する楽しさを知ってからは、暇さえあればドライブと洗車をする日々を送っています! 自己紹介:ドライブや洗車が好きなの…

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