自分で出来る車の台風対策!大事な車を台風から守る方法とは?
自然災害大国・台風大国と言われている日本ですが、台風が来るたびに「今年最大の台風」「過去最大級の勢力」などと聞くと毎年冷や冷やしますよね。 ニュースで被害を見ると大きな自然の力の前では人間は無力だと感じます。 でも、家や自分を守る対策はもちろん、車にも事前に準備しておくことで防げる被害もあります。 台風被害を最小限に抑えるために、車にも準備しておいたほうがいいこと・自分で出来る対策を紹介します。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:audi A3(中古で購入) 車に対する思い:免許…
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- 最終更新日:2019-10-10 / 投稿日:2018-11-15
目次
台風が車に及ぼす被害はどんなもの?
台風が来ると、家の窓ガラスが割れたり、雨による土砂崩れで道路が塞がれたり、強風によって飛んできたものに人が当たるという被害があります。
台風の被害は家や人にだけではありません。
ニュースなどでも、台風による大雨で車が浸水したり、強風でトラックが横転したりする場面が報じられています。
https://twitter.com/azusa54/statuses/1045861738434842624
また、車のトラブルに出動してくれるロードサービスのJAFの発表によると、台風が通過した後の「タイヤのパンク」トラブルも多いのだそうです。
台風のせいで道に落ちた瓦礫を車が踏んでしまうことが原因です。
台風が来ても車の被害が小さくなるような対策はあるのでしょうか?
自分で最大限できることを調べてみましたので、次に紹介する3つはぜひ行って下さい。
- 駐車場の安全性を確認
- 運転ルートの安全性を確認
- 自動車保険の保証内容を確認
駐車場の安全性を確認!チェックポイントは2つ
普段自分が車を止めている駐車場は、台風が来た時の安全性が保たれているでしょうか。
チェックするべき項目をまとめましたので、紹介します。
1.大雨で冠水する場所ではないかチェック
駐車場や住んでいる家の場所によって、低地になっていたりと水がたまりやすい場所ではないか確認する必要があります。
屋内の駐車場なら安心なような気がしますが、実はマンションやショッピングモールの地下駐車場も、大量に雨が降った場合に水が流れ込むので注意が必要です。
大雨時に気を付けて走行した方がいい場所とは❓
この時期はゲリラ豪雨や台風が発生し始めて、大雨による事故が起きやすい状況になります。
冠水などによる車の被害を避けるには、アンダーパスなど周囲より低い場所の走行は避け、また地下駐車場などにも注意しましょう⚠️
⇒https://t.co/EURTSuBB7u pic.twitter.com/f3HW2NRMFP— JAF (@jaf_jp) June 19, 2018
自宅マンションが地下駐車場の場合には、雨水などで水位が高くなっていないかなど様子を見ながら車を事前に別のところに移動させることも検討しておきましょう。
2.近くに木、建物、飛んでしまいそうな物が無いかチェック
雨だけではなく、風にも対策が必要です。
強風により木が車の上に倒れてくるなんてこともあり得ます。
【台風24号の被害】
家から数100メートル先の住宅地はまだ停電していました。公園のガジュマルの木は、根こそぎ横倒。。
これから台風が接近する地域の皆さま、私は大丈夫と思わず、万全の対策をお願いします。#台風24号 pic.twitter.com/KGD5jau54v
— 田地香織(RBC・気象予報士) (@kaori_taji) September 30, 2018
また、車は自宅に停めている人は、自宅のベランダに植木鉢や置物など風に飛ばされて車に当たらないように、家の中にしまうなど対策が必要です。
車の避難も検討しよう
もし、これらの安全性が満たされていないと感じたら、駐車場所を変えることをお勧めします。
といっても自宅に停めていたりと駐車場を変えることが簡単でない人も多いでしょう。
その場合は人間と同じで車にも避難場所を作ってあげましょう。
近くに高台や、見晴らしがいい場所がないか確認してみることが必要です。
日頃使う運転ルートの安全性を確認!
普段、通勤などに使うルートも確認しておきましょう。
運転中に風や雨が強くなることも考えられます。
台風の時は渋滞もしやすく、信号待ちをしていると道路に水が溜まって浸水してしまうなんてこともあります。
自分のいつも使っている通勤ルートに冠水しやすい道路がないか確認しておきましょう。
冠水や浸水の可能性がある道は
- 幹線道路や高架橋の下(いわゆるアンダーパスと言われる)なにかの下を通る道路
- 坂道の下にある交差点
台風接近の可能性が出てきた時点で、早めに通行止めになったりしますが自分でも把握しておくと良いでしょう。
通行止めになると渋滞になることも予想されますので、台風の日は約束の時間に対して余裕を持って行動することも大事です。
また、そうした冠水の危険性のある道を迂回する為の、別のルートなども検討しておくことも大切です。
もし、運転中に風や雨が強くなっても一時的に退避して様子を見ることができる安全な場所を見つけておきましょう。
車の便利グッズも揃えて台風に備えよう!
台風対策に、いくつか準備しておくと良いものを紹介します。
まず、「車のボディー用カバー」です。
強風で物が飛んできても車を守れるので重要です。
可能ならば、車とカバーの間に毛布、段ボールなどのクッションになるような物をはさんでおきましょう。
強風でカバー自体が飛ばされないようにしっかりと固定出来るタイプがオススメです。
LINFEN ボディカバー カーカバー 車 5層構造 裏起毛タイプ 防水防塵防輻射紫外線 車カバー 汎用 サイズ 黄砂 PM2.5 対策 (自動車3S:415×170×150cm)
次に、「ガラス用の撥水剤」です。
台風でも車を動かさなければいけないときもあるかと思います。
台風ではワイパーだけでは対応できないような大雨が降ることも予想されます。
雨水なども撥水できる撥水剤をフロントガラスにつけておきましょう。
クリンビューガラスコートハイブリッドストロング(自動車外窓ガラス及びガラス製ミラーの表面保護・撥水コーティング剤)110ml 20885
任意の自動車保険の内容をチェック!
事前対策していても、想定外なことが起きてしまうのが自然災害です。
もし、車に被害が出ても自動車保険でお金が最低限補償されれば心強いですよね。
- 任意の保険には入っているか?
- 自然災害の場合に保険金がもらえるか?
そもそも、自動車保険に入っていない、という方はこの機会にちょっと検討してみてもいいかも知れません。
一般的な車両保険であれば、台風による車両被害も補償されるようになっていることがほとんどです。
ただし、その保障される内容が車の被害度合いによって違うことがあるので、一度確認しておくと良いでしょう。
例えば「強風で飛来したものがフロントガラスに当たってガラスが割れた」
こうしたケースでは、実際の修理金額全額が支払われない可能性があります。
一方で、水没などで完全に不動車になってしまったケースでは、全損扱いとなり、車両保険金額の全額が支払われます。
自動車保険といっても内容は様々なので、災害に合ってから検討するのでは無く、時間があるときにゆっくりみておくことをおすすめします。
普通では想定できないことが起きる!事前対策まとめ
普通では想定できないことが起きるのが自然災害です。
しかし、事前に対策しておけば避けれることも多いです。
台風が去っても車に被害があっては意味がありません。
- 普段車を停めている駐車場の安全性を確認する
- よく使う通勤ルートで危険な場所がないか確認する
- 車にも避難場所を見つけておく
- カー用品を活用する
- 自動車保険に入っているか確認する
自分でもある程度車を台風から守れるように、日頃から準備しておきましょう。
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