【車の雑学】高速道路のPA・SAで風船を付けた人がいるの知ってる?なぜ風船を付けて歩いてるの?
サービスエリアなどで風船を頭につけた大人の人を見たことはありませんか?ちらちら車のミラーに風船が写るから子どもかと思って気をつけていると、実は大人の人だったということがたまにあります。この頭に風船を付けた人は、サービスエリアの敷地内でお仕事をしている方です。では、なぜ風船をつけて作業をしているのでしょうか?理由を確認して、自身の安全運転の参考にしてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2017-9-28
PA・SAで風船を付けている人は誰?
こないだ見かけて、なんだ?と思った後に、腰をかがめた瞬間なるほどと思った。そして自分の無知さが恥ずかしくなった。
高速道路ではSA・PAの清掃も命がけなんだな。いつもありがとうございます。 pic.twitter.com/OHW1VXcqO7— おたくま経済新聞 (@otakumatch) September 1, 2017
サービスエリアなどで頭に風船を付けている人を見たことありませんか?
ヘルメットの上に風船を付けて、作業している方ですね。
これは、サービスエリアなどの駐車場で清掃作業をする際に、腰をかがめると車の死角に入ってしまい、接触事故や追突事故を防ぐための格好です。
作業中に腰をかがめたりしゃがんだり際に、体が車の死角に入ってしまうと運転手が気付かず車を動かしてしまう可能性があります。
ですが、風船がチラッと見えるだけで、ドライバーは「なんだろう?」と注意するため、事故を未然に防ぐことができます。
私も初めて見たときは、何で風船を付けているんだろう?と思いました。
ですが意図を知ると、画期的なアイディアだとわかりますね。
サービスエリアなどの駐車場には、多くの車が出入りします。
大型車から普通車、軽自動車まで様々な車が入れ替わりに入ってきますし、ドライバーは駐車できる空きスペースを探しているため、周囲への注意がおろそかになりがちです。
そのような時に頭の上の風船は、人の存在を気づかせてくれる画期的で大切なアイテムなんですね。
車の死角ってどこ?おさらいして事故防止しよう!
車には多くのミラーが付いています。
ルームミラーやドアミラー、補助ミラーまで付いており、死角を少なくなるように工夫されています。
しかし、どうしても死角になってしまうところがあります。
車線変更をしようとサイドミラーだけの確認で行うと、急に車が現れヒヤッとすることがありませんか?
走行中は無理な車線変更などは行わず、発車する際は必ず周りを見てからにしましょう。
○ ウィンドウの下部分の死角
窓から下部分はミラーでも写りませんよね。
今では、ブラインドスポットモニターが装備されている車もありますから、この機能を十分に活用しましょう。
車の窓のすぐ下は、どのミラーを使っても見ることができませんよね。
一度ドアを開けて外を見るか、窓を全開にし体を外に出して確認するしかありません。
この部分には、小さい子供や自転車に乗っている子供などが入り込む可能性が高いです。
特に駐車場から出庫する際に見落としやすいので、車を出す前に周囲の確認を十分に行いましょう。
○ ピラーによる死角
ピラーと呼ばれる前後左右にある4本の柱部分は、死角になります。
特に人や自転車などはこのピラーに隠れやすいので、出発前は必ず身体を動かしてピラーに被っている部分も確認しましょう。
○ 車の下・車の上の死角
車の下に猫やボールなどが入り込んでいないかの確認もしましょう。
また、屋根の上に荷物や飲み物を置きっぱなしで出発…なんてことにもならないように気をつけてください。
私は以前、車の上にコーヒーを置いたまま走り出し、信号で止まった際に上から黒い液体がドバーっとフロントガラスに流れてきたことがあります。(笑)
かなり驚きましたし、非常に恥ずかしかったです。
これは、まだ自分の車にかかったらいいですが、後続車に缶や荷物が飛んでいったりすると非常に危険ですから、発進前に必ず確認しましょう。
死角が少ない車種はどういうもの?
『ライトクロカン』や『SUV』などの車高が高い車は視界が良く、死角も少ないです。
特にスバル車は、死角が少ないことで有名ですね。
死角の少ない車としは、「フォレスター」が挙げられます。
#スバルファンミーティング バスツアーで見学できるフォレスターによる悪路登坂シーン。この実験コースでSUBARUの走破性は磨かれています! pic.twitter.com/URHrLCwCvh
— 株式会社SUBARU (@SUBARU_CORP) March 27, 2016
フロントガラスは大きく取られており、サイドウィンドウも四角く大きなものを配置しています。
サイドミラーも大きいので、死角が少ないく設計されています。
ただ、いくら死角が少ないとしても、乗ってしまってからは見ることが出来ないボディ周辺などは、車に乗り込む前にかならず確認をしましょう。
それから、発進・駐車の際は十分に周りに注意を払いましょう。
車に乗る前に死角を確認をしてから、安全運転に心がけよう
サービスエリアやパーキングエリアは人や車の出入りが多いです。
今回のように駐車場で風船を見つけたら、まず車を動かす前に周りを確認してから走行してください。
特に発進する際は、死角に人がいることが多いので見落とさないようにしましょう。
死角を意識することで事故を未然に防ぐことができますから、ぜひ参考にしてください。
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