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トンネル運転中に起こる不思議な現象5選!これって錯覚?恐怖体験?

トンネル運転中に起こる不思議な現象5選!これって錯覚?恐怖体験?

トンネル内では普段の走行では感じない様々な現象が多く起こります。 車が突然消えたように感じる「蒸発現象」や、車が止まって見える「追従静止視界」など不思議な現象があります。 走行中にこのような現象によって、危険を招くこともありますから、しっかりと理解しておく必要があります。 では、どのような現象があるのか具体的に見ていきましょう。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…

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  • 投稿日:2018-1-31

トンネル内で不思議な現象が起こることが…

トンネルは閉鎖的な空間のため、通常の道路では起こりにくい現象が発生します。

それらの不思議な現象の多くは、実は人間の錯覚などによって起こるものです。

トンネルの事故が多いのも、これらの不思議な現象が原因となっているからかもしれませんね。

危険をあらかじめ避けるためにも、どんな錯覚から起こる不思議現象なのか、詳しく解説していきます!

不思議現象その1.前の車が突然消えた?→「蒸発現象」「逆光現象」「溶け込み現象」

トンネルで「前の車が突然見えなくなった!」という体験をするドライバーさんは結構多いのではないでしょうか?

この不思議現象の原因には、「蒸発現象」「逆光現象」「溶け込み現象」などが挙げられます。

蒸発現象とは?

トンネルの出口付近で起こりやすいのが「蒸発現象」です。

トンネルの出口付近では、太陽の光が差し込み、「まぶしい!」と感じた瞬間、前にいたはずの車が消えてしまった・・・という体験をすることがあります。

雪の中で白いものが見えにくいように、人の目は明るい色に明るい色を重ねると、目がくらんだりするので、ものを識別するのが難しくなります。

そのため、白色や銀色の明るめのボディの車が、明るい太陽光に照らされると、外の世界も車も同じような色になるので、車が見えにくくなってしまうのです。

このように、光が車のボディカラーと同調して、突然消えてしまうように感じる現象を蒸発現象といいます。

蒸発現象はココに注意!

前方を走行していた車が突然消えてしまったように見えるため、追突事故に繋がりやすいです。

また、車だけでなく車線やその先の道も見えにくくなるので注意しましょう。

トンネルの出口付近から始まるカーブは、まったく見えないで突っ込んでしまうことがあるため特に注意が必要です。

一瞬視界から消えた道が次に現れた時、「目の前にガードレールが…!」なんてこともあるので、トンネルの出口付近では蒸発現象が起こることを意識して運転するように心がけてください。

※蒸発現象は、トンネル以外にも夜間や雨の日にも起こります。

夜間や雨の日に人が消える!?『蒸発現象』の原因と危険性!運転時に注意すべきことは?

逆光現象とは?

トンネルの出口付近では、蒸発現象と似ている「逆光現象」も起こりやすいです。

これは、夕暮れ時に起こることが多く、太陽の光がトンネルの出口付近に向かって差し込むことから、蒸発現象と同じように、先行車が見えにくくなります。

こちらの動画は昼間の映像ですが、昼間でもトンネルの出口付近になるとかなり眩しく、外の様子は全く見えないですね。

前の黒い車は見えるのですが、右隣りの前方の車は一瞬消えてしまいました。

※トンネルの映像は25秒あたりからです。

車間距離を多めにとったり、バイザーやサングラスを使用して、追突などの事故に注意する必要があります。

 

溶け込み現象とは?

蒸発現象とは逆に、トンネルの入り口付近で起こりやすい「溶け込み現象」があります。

明るい場所から暗い場所へ行くとすぐ目が慣れず、目の前が暗く見えますよね。

この現象と似たものが、トンネルの入り口付近で起こります。

特に、黒い車が前方にいるとトンネルの暗さと同化して、見落としてしまい、追突の危険もありますから注意してください。

また、自分の車だけでなく、後続車も溶け込み現象により見えなくなることも考えられますから、トンネルに入る少し前にライトをつけておくなどの対策もしておきましょう。

 

不思議現象その2.トンネルの壁や隣の車が近づいてくる→「視覚吸引作用」

 

「壁が車に近づいてきた・・・」「隣の車が幅寄せしてきている??」そんな体験はありませんか?

いつもはない「壁」に囲まれた空間なので、ドライバーは心理的な圧迫をうけ、壁が近づいてきたように感じて無意識に離れようと、壁と反対方向に行ってしまうのです。

片側2車線のトンネルの場合は、左車線の車は右よりに、追い越し車線(右車線)の車は左よりに走ってしまいます。

そのため「隣の車が急に近づいてきた・・・」というふうになるのです。

また、「視覚吸引作用」にも注意が必要です。

人は、危険なものに注意が行くと、そこが気になってしまい、そこから目が離せなくなり、凝視したものに自分から近寄って行ってしまう性質があります。

これを「視覚吸引作用」といいます。

トンネルを気にしすぎてトンネルに近寄りすぎてしまったり、隣の車を気にするあまり、逆にその車に近づいてしまったり…ということが考えられます。

高速道路のトンネルでは、右側車線と接触してしまう可能性がありますし、一般道では対向車線との事故も考えられますから、センターラインをしっかりと意識して走行しましょう

 

不思議現象その3.クルマが止まって見える?→「追従静止視界」

トンネル内で、前の車と追従していると、自分の車と先行車が止まっているように見えてしまう「追従静止視界」という現象があります。

走行中にドライバーは、スピードを感じる手段として、周囲の景色の流れる速さから、どれぐらいのスピードで走行しているのかを判断することがあります(流体刺激)。

しかし、トンネル内では景色の変化がなくほぼ一定なので、走行している周囲の環境が止まって見えたり、かなりの速度で走っていても気づかないこともあります。

こまめにスピードメーターを見たり、車間距離を十分に取るなどして、追従静止視界現象による事故を防ぎましょう。

不思議現象その4.トンネルに入ると速度が落ちる現象

トンネルに入ると、無意識のうちに、入る前よりも速度が落ちる傾向があります。

これは、今まで外を走って見てきた景色からガラッと変わることが原因です。

外の開放的な景色から狭く閉鎖的なトンネル内…。

周囲を壁に覆われているため、目への刺激が強くなったり、明るいところから暗いところへと進むことで、さらに道幅が狭く感じてしまい、心理的な圧迫が強くなるため、恐怖心から無意識にアクセルを緩めてしまうのが主な理由です。

あれ?なんか遅くなっている…と気づいた時に、無理にアクセルを踏み込まないように落ち着きましょう。

急なスピードアップは大変危険ですので、周囲の車の状態を見て、流れに合わせた走行をしましょう。

 

不思議現象その5.トンネル内で轟音が聞こえる?

トンネル内でゴーっという轟音や、シャーという甲高いノイズが聞こえることがあります。

轟音の正体は、大きなジェットファンです。

トンネル内は非常に閉鎖的な空間のため、換気を行わないと排気ガスや微粒子によって視界が悪くなったり、大気汚染の原因にもなります。

このようなことを防ぐために、ジェットファンが常に動いて換気しています。

また、路面とタイヤの衝突や摩擦によって音が出る「ロードノイズ」が、トンネルの壁に跳ね返って聞こえてくる音もあります。

車の故障ではないので、安心してください。

ですがもし、トンネルを出ても異音がしたら車に問題があるかもしれないので確認してくださいね!

トンネル特有の現象を理解して安全運転しよう!

このように、トンネルで起こる不思議な現象は、ちょっと怖い霊的な現象ではなく、人間の錯覚などによって起こるものがほとんどです。

原因がわかれば、よくわからない不安に襲われてドキドキすることなく運転できますね!

自分の車だけでなく、周囲の車から追突や接触事故も考えられますから、ライトをつけたり車間距離を十分に取ったりして、しっかりと対策をしておきましょう。

トンネル内は危険が多く潜んでいることを理解して、安全運転を心がけて走行してくださいね。

 

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この記事を書いたユーザー
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入) 車に対する思い:免許を取るまでは全く車に興味がなかったですが免許を取り、車を運転する楽しさを知ってからは、暇さえあればドライブと洗車をする日々を送っています! 自己紹介:ドライブや洗車が好きなの…

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