黄砂の時期の洗車方法って?愛車をキズやシミから守るためのテクニック
春頃になると中国の方から「黄砂」がやってきます。 花粉と同様に、私たち人間への影響だけではなく、車にもしっかり付着して放置すると深刻な状況になることもあります。 いつもの洗車方法では、なかなか綺麗に落とすことができないので、今回は黄砂が付着した時の洗車のコツを紹介します。 気づいたら車が黄砂だらけになっていることがないようにこまめに洗車しましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2020-3-9 / 投稿日:2017-2-2
目次
黄砂の車への影響ってあるの?
中国方向からやってくる「黄砂」 。
簡単に言うとただの砂なんですが、これが普通の砂より粒子が細かく車に付着しやすいヤツなんです。
なので、なかなか落ちにくく、車の表面に溜まっていきます。
そして、黄砂がついたまま普通に洗車してしまうと、車が傷だらけになってしまいます。
いつもの汚れと一味違うので、少し注意して洗車していきましょう!
黄砂の時期や多い場所ってどこ?
黄砂は偏西風に乗って日本へやってきます。
気象庁の黄砂観測日数表をみると、3月から5月にかけて多く発生しています。年によって、黄砂が来るタイミングと日数にはけっこう違いがありますね。
環境省のデータによると、西日本や日本海側が多いようです。その他の地域は、西日本や日本海側より少ないものの黄砂の影響を受けます。(参考:過去の黄砂飛来状況 | 黄砂)
ですから、この時期の洗車は特に注意して行う必要があります。
黒い車などは特に黄砂が目立ちますね。さらに傷も目立つのでより注意が必要ですよ。
黄砂を除去せず放って置くとどうなるの?
黄砂が車につもってき、放置し続けると硬い塊と化します。
そして、ボディーの表面に食い込んでいき、軽く水で流しただけでは落ちなくなっていきます。
「黄砂」はいわゆる「土ぼこり」ですので、含まれる粒子の成分は、どこにでもある砂や泥と大きな違いはありません。
このように、黄砂は砂や泥のようなものなので、無理に擦って取ろうとすると車のボディーが傷だらけになってしまうので注意してください。
車に黄砂がついてる!どうしたらいいの?
黄砂がついていると思ったら、すぐに落とす方がいいです。
放置して黄砂を溜めると、後で大変なことになってしまいますからね。
黄砂の大きさは、0.5~5μmで、スギ花粉(20μm)より小さいので、かなり気密性のいいマスクがお勧めです。
このように、黄砂にはとても細かい粒子が含まれているので、
柔らかい毛のはたきや布で車のボディーの表面をなでるように落としていきます。
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また洗車の時は、いきなり濡れた雑巾やタオルで拭いてはいけません。
まず、車全体に水をたっぷりかけて、黄砂を洗い落としていきましょう。しっかり落とした後にカーシャンプなどで洗車していきます。
ここでのポイントは、いつもより多くの水で洗い流すことです。
さらにもっと黄砂をスッキリ取り除こう!
拭き上げてもまだザラザラしている…
その場合は、「鉄粉除去剤」を使ってみましょう。
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黄砂には、シリカやカルシウムなど鉱物系の成分も含まれています。
これらは、雨が降って溶け出すと、ミネラルたっぷりの水となり、「雨ジミ(イオンデポジット)」が発生する場合があります。
車のボディーやタイヤホイールの表面に突き刺さった鉄粉を除去してくれます。
軽く吹き付けて、あとはカーシャンプーなどで洗っていきます。
この時力を入れずに優しく洗っていきます。
マイクロファイバータオルを使うと車のボディーに傷をつけることなく洗うことができますよ。
水をいつもより多めに使用して洗い流していきましょう。
黄砂時の洗車のベストな時期は?頻度も変えた方がいい?
黄砂の時期は、天気予報を見て、黄砂の飛散が少ない日や風が弱い日に洗車しましょう。
洗車しては黄砂が飛んできて、また黄砂まみれになっては洗車の意味がありません。イタチごっこみたいになってしまいますね。
できるだけ洗車する日をいつもより多くすることで、黄砂の蓄積を防ぐことができます。マメに洗車してあげましょう。
洗車をする日を選ばないと、洗車の労力が水の泡になってしまうので、注意が必要です。
洗車の日を見極めて、洗車する頻度を増やすことで黄砂の蓄積が防げます。黄砂は本当に厄介な奴なので、こちらもしっかり作戦を立てて臨んでやりましょう。
やってはいけない危険な黄砂除去方法は?
洗車の日を選ぶことも重要になってきます。
雨が降った後は黄砂が車の表面で固まりやすくなり、水で流すだけでは落とすことができなくなります。
また、水で流す際に少量の水で流してしまうと、車のボディーの表面に黄砂が残った状態で洗車することになります。
これでは、車が傷だらけになってしまうので、できるだけたっぷり水をかけながら洗っていきましょう。
黄砂がつかないように予防するには?
黄砂はかなり厄介な奴なので、できるだけつかないようにしたいですよね。
そこで黄砂がつかないようにするには、ワックスがけが一番良い方法でしょう。
しっかり車の表面をコーティングしてあげることで、黄砂がつきにくくなります。
ここでのポイントは、ワックスを塗る前にしっかりと洗車して黄砂を落としきっていることです。
黄砂を落としきっていないと、車のボディーとワックスの間に黄砂が入り込んでしまい、ピカピカどころか傷だらけになてしまいます。
ですから、しっかり洗車で黄砂を落としておきましょう。
黄砂ができるだけつかないように、マメに洗車しましょう。
黄砂は車に付着するとかなり厄介です。
洗車するのが面倒臭いからといって放置してしまうと、なかなか落ちてくれません。 車の状態をこまめにチェックして、黄砂が付いていたら、できるだけ早く落としておきましょう。
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