大人も子供もワクワク体験♪リニューアルした横浜の『日産追浜工場』迫力の工場見学!お土産付!
小学生くらいのときに社会科見学で自動車工場に行ったことのある人も多いのではないでしょうか?車産業は、時代とともに生産方式や仕組みが変化し、昔と現在では大きく変化したところもあるでしょう。そこで今回は、神奈川県横須賀市にある日産の追浜工場を紹介します。子どもはもちろん大人も楽しめるため、ファミリーで自動車工場見学に行ってみてはいかがでしょうか?追浜工場は見学者用のゲストハウスが2017年4月にリニューアルされ、綺麗な場所で見学することができてオススメです。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 投稿日:2017-10-27
目次
日産の追浜(おっぱま)工場へ!
みなさんは、子どもの頃、自動車工場の見学にいかれたことはありますか?
筆者も遠い昔に、どこか日産の工場を見学した記憶があります。
自動車産業は、日本ではとても重要な産業であり、さまざまな種類の部品を必要とするため、その発展が広く日本経済を支えています。
筆者が訪れた数十年前と比較すると、車の生産方式は大きく変わっているはずです。
そこで、子どもたちと一緒に社会科見学に行くつもりで、自動車工場見学に行ってみてはいかがでしょうか?
筆者オススメは、ゲストルームがリニューアルされたばかりの、神奈川県横須賀市にある日産の追浜工場です。
この追浜工場は、東京湾に面した神奈川県横須賀市夏島というところにある工場です。
1961年に創業を開始し、現在ではリーフ、ノート、ジューク、キューブ、シルフィといった比較的小型の車の生産をしています。
約1700万㎡の敷地には、研究所、専用テストコース、専用埠頭が併設されています。
この日産追浜工場には、毎年、横須賀市や横浜市の多くの小学生が社会科見学に訪れています。
工場見学の内容と時間
一般客として見学の場合、以下のように内容や日時が決められています。
参加費は無料です。
見学日
月~金 1日2回(各回2名~20名)
第1回 9:30-11:00 (90分)
第2回 13:30-15:00 (90分)
内容
約40分ほどの見学コースです。
内容としては
ビデオ上映とその説明、組立・検査ラインの確認です。
また、専用埠頭も見学することが出来ますが、ここはバスに乗って見る形となります。
ただ予約制となっていますので、下記から申し込みをしてください。
予約のできる日がカレンダーでわかるようになっています。
人気のコースなのですでに満員になっている日付も多く出ている可能性があります。
3ヶ月先までの予約ができますので、お早めに計画を立てて予約することをオススメします!
見学コースの詳細!ゲストルームは2017年4月にリニューアル!
見学者のためのゲストルームが、2017年4月にリニューアルされました!
我が家の子供達はリニューアル前にこちらの工場を見学したのですが、とても綺麗になったようです。
詳しくはこちらのビデオでその様子をご覧ください。
工場内に入り、見学用のエントランスホールに入ると、追浜工場で生産されている車がショールームのように展示されています。
そしてゲストルームの展示ホールでは、
- プレス
- 溶接
- 塗装
- 車両組み立て
- 検査
の工程にわけて生産の流れが説明されています。
そしてそのテーマに合わせ、触れて体験できるような展示もあるそうです。
写真の撮影ができるのはここまで。
この後、実際の組立作業行程を見学しますが、そちらは写真撮影は禁止となっていますのでご注意ください。
組立や完成検査工程も見学できる
実際の組み立てと完成検査の様子を見ることができます。
こちらの工場は、特定の車両を大量生産するのではなく、受注生産によりさまざまな種類の車がラインに流れるそうです。
完成検査では、テスト用のローターの上で走行させたり、ライトやワイパーなどを動作させたり、といったテスト作業の様子を見ることができます。
ロボットや工員の方々が、どのように組み立て、検査をしていくのかが見れて楽しいですよ。
バスで埠頭へ
屋内での組み立てや検査工程のツアーが終わったら、こんどはバスで専用埠頭へ移動します。
埠頭には、輸出のための船が寄港し、ここで生産された車が世界各地/日本各地に運ばれていきます。
日本の車が海外へ行って活躍しているのかと、改めて感じられる良い機会ですよ。
見学を終えた後はプレゼントも!
工場見学の記念に、ミニカーがもらえます!
我が家の子供達は年が数年離れていますので、それぞれ別の時期に小学校で社会科見学に尋ねてもらいました。
もらえたミニカーは、1人は「リーフ」、もう1人は「セレナ」でした。
今度行くときは…、その時の新型車でしょうか?
見学に行く楽しみも増えて、とても嬉しいですね。
場所とアクセス
〒237-8523 神奈川県横須賀市夏島町1
1)公共交通機関を利用する場合
京浜急行線「追浜駅」下車徒歩20分。
もしくは追浜駅から京浜急行バス2番乗り場から、「田17 田浦駅」行き。
もしくは「追7 深浦循環」で「日産自動車前」で下車。
2)車の場合
首都高速湾岸線 幸浦インターより約15分。
横浜横須賀道路 朝比奈インターより約15分。
横浜横須賀道路 逗子インターより約15分。
周辺情報:追浜工場のある夏島の歴史
追浜工場のある横須賀市夏島、実はさまざまな歴史を持つ土地だったのです!
そのいくつかを参考までにご紹介します。
1.重要文化財「夏島貝塚」がある
追浜工場のすぐ隣に、重要文化財「夏島貝塚」があります。
この貝塚、なんと縄文時代の初期の出土品が出たという最古級のものです。
ここには縄文の昔から、貝を食した人類が暮らしていたのですね。
2.伊藤博文が明治憲法を起草した場所
明治時代にヨーロッパの視察を終えた伊藤博文が、この夏島に別荘を建て、大日本国憲法の草案を起草したのだそうです。
『野島公園/旧伊藤博文金沢別邸』といって、見学することも出来ます。歴史的な場所なんですね。
3.『夏島』は、かつて本当に島だった
地図でみてみますと、追浜工場がある現在の夏島町は三浦半島に少し突き出た半島のように見えます。
そう、かつては名前の通り島だったのだそうです!
現在の貝塚周辺辺りだけの小さなスペースがかつての島だそうで、大正時代に埋め立てられ、その後は戦後まで、旧日本海軍航空隊の施設として使われたそうですよ。
子どもも大人も楽しめる追浜工場で車について学ぼう
日産の追浜工場の工場見学について紹介しました。
普段から新車をたくさん積んだ大型トレーラーが頻繁に行き来するこの地域。
話題の新型車も、数多くこの工場で作られています。
横浜・横須賀の子供達は、学校の工場見学で訪れるためよく知っているようですが、これを機会に大人も行ってみたいものですよね。
ご紹介したような地域の歴史探訪も含め、楽しめるスポットとなっていますので是非訪ねてみてください。
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