ノンブラシ洗車機のメリット・デメリットや、より綺麗に洗車する効率的な方法をご紹介!
ノンブラシ洗車機は、本当に傷がつきにくく、綺麗に仕上がるのでしょうか。ノンブラシ洗車機は車に傷がつきにくい洗車方法です。しかしブラシがある洗車機よりは汚れの落ちは弱めです。ブラシが付いていないため、水垢や油汚れを落とすことができないんですね。では、どういった際にノンブラシ洗車をするのが効果的か、どのような使用方法が効率的か、また本当に傷をつけずに洗車できるのかも含めて、ノンブラシ洗車機のメリット・デメリットを見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2017-8-21
ノンブラシ洗車ってどういうもの?
ノンブラシ洗車とは、その名の通り「ブラシを使わない洗車」をいいます。
従来の自動洗車機は、プラスチックブラシやゴムブラシ・スポンジブラシなどを回転させて車全体を洗車するものがほとんどでした。
しかし、プラスチックブラシを使用した自動洗車機では、ブラシの毛先が硬く車のボディを傷つけてしまいます。
そこで、ゴムブラシやスポンジブラシなどの柔らかい素材を使用した洗車機が登場し、現在では多くのガソリンスタンドに設置されてきました。
プラスチックブラシに比べ、ボディを傷つける可能性は少なくなり、「ソフト洗車コース」などという非常に優しく洗車を行ってくれるコースも選べるようになっているため、洗車キズがつきにくくなっています。
ですが、車にブラシが接触するので、いくら柔らかい素材を使用していてもキズがつくリスクはあります。
このようなことを解消するために登場したのが『ノンブラシ洗車機』です。
上記の動画のように、これまで使用していたプラスチックやゴムブラシをなくし、水圧で車の汚れを取り除きます。
高圧洗浄機が何台もついているイメージですね。
水圧で汚れを吹き飛ばすので、車に傷がつかず一気に洗うことができます。
ノンブラシ洗車のメリット・デメリット
ノンブラシ洗車のメリット
□ ボディにキズがつきにくい
ノンブラシ洗車機を使う最大のメリットは、車のボディに傷がつきにくいことです。
水圧を利用して、汚れを吹き飛ばしてくれるので、傷の心配をする必要がないです。
ブラシを使わないことで、より長く新車のような輝きを維持することができますね。
□ 全自動で洗車時間の短縮ができる
ブラシ付きの自動洗車機よりも洗車時間が短くなります。
ブラシ洗車は、水洗いから始まりシャンプー洗車、洗い流し、水滴の吹き飛ばしという手順で進んでいきますが、ノンブラシ洗車は、洗い流しをメインにしているため、洗車時間の短縮ができます。
ノンブラシ洗車のデメリット
□ 汚れが落ちにくい
ノンブラシ洗車機は、水圧のみで洗車していくので車の表面についた水垢や油汚れは落ちにくいものもあります。
従来の洗車機では、ブラシを使って汚れを搔き出し、洗い流していましたが、ノンブラシ洗車機は水の勢いだけで洗車するので、細かい汚れが残ってしまいます。
スポイラーなどのパーツを装着している車は、凹凸が多いためノンブラシ洗車機では完全に綺麗にならない可能性があります。
□ 下回りのが綺麗にならない
ノンブラシ洗車機は下回り洗浄が行えず、ホイールやバンパー部分が綺麗になりません。
ブラシで洗うことができないので、車のボディに沿った洗車が行えないのが原因です。
満遍なく綺麗にするには、手洗いで細かい所を先に洗ってから洗車機に入ったほうがいいでしょう。
ノンブラシ洗車の上手な使い方
1. ノンブラシ洗車機に車を入れ洗車を行う
まず初めにノンブラシ洗車機で車全体を洗います。
車の表面についているホコリや泥を水圧を利用して吹き飛ばします。
2. 高圧洗浄機を使い手洗い洗車する
ノンブラシ洗車機での洗車が完了したら、高圧洗浄機を使って細かい部分の洗車を行ってください。
残念ながら、ノンブラシ洗車機では車の隅々まで洗うことができません。
ノンブラシ洗車機で大まかな汚れを落としたら、あとは手洗いを行うのが最適です。
先にご紹介した通り、ノンブラシ洗車機では水垢や油汚れが落ちきらないため、細かい部分まで綺麗にするにはこの方法が一番いいでしょう。
★ 先に手洗いをして、仕上げにノンブラシ洗車機を使うのもアリ!
ご紹介した方法を逆の手順で行ってもいいです。
先に高圧洗浄機などで水洗いとシャンプーを行い、仕上げの洗い流しにノンブラシ洗浄機を使います。
この手順で行う時は、洗い残しに注意してください。
細かい部分に洗い残しが発生する可能性がありますから、洗車機に入れる前にある程度、シャンプー剤を落としておく必要があります。
ノンブラシ洗車機と手洗いを上手に使うのが一番!
ノンブラシ洗車機は車のボディに傷をつけないため、車を大切にしたい方や新車の輝きを維持したい方には非常に嬉しいですよね。
ただ、ブラシ付きの洗車機ほどしっかり汚れを落とせることができないので、「風が強い日でボディに砂がついた」とか「通り雨に打たれたからサラッと洗い流したい!」などの場面で手軽に使うのがいいのではないでしょうか?
もししっかり洗う際にも使いたいということであれば、洗車機に入れた後には自分で手洗いをしたほうが良いでしょう。
ホイールやバンパーなどの下回りの洗車も、ノンブラシ洗車機では難しいです。
高圧洗浄機もしくは手洗いとノンブラシ洗車機を使って、ダブル洗車することをおすすめします。
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