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軽自動車の定員で大人5人はNG?大人2人+子供3人はセーフ?
■軽自動車の定員
車両規格上、下記のようになっています。(※ツーシーターの軽自動車は除く)
- 乗車定員4名以下
- 又は最大積載量350kg以下
大人5人の乗車はNGとなります。
■乗車定員の計算方法と乗車定員一覧表
大人と子どもが一緒に乗車する場合も多いと思います。一緒に乗る場合、子ども(年齢指定あり)の数え方は下記のようになります。
子ども「12歳未満(11歳以下)」の人数= (車の定員数-大人の数)×1.5です。
※注意:12歳は、大人としてカウントします。
大人2人+子ども3人はセーフですね!
子供が軽自動車に乗るときの【乗車定員一覧】
計算は大変なので、こちらの表でご確認下さい。
■子どもの人数を大人の人数に換算する方法
- 「子供3人で大人2人分」
- 「子供4人で大人3人分」
- 「子供5人で大人4人分」
に換算します。
軽自動車は定員が4名ですので「大人2名+子ども3名」で満員になりますね。
■簡単に自動車の定員人数を計算できるツール
簡単に自動車の定員人数を計算できるものを見つけましたので、心配な方は下記のサイトで試してみてください!
近所の家族がいつも
軽自動車に大人3人・子供2人だから
どうにも気になって
調べてしまった。定員オーバーということで
すっきりした。https://t.co/JUnRblTnc0 pic.twitter.com/jLmywXFkqx— ゆき (@popetit_N) September 27, 2016
乗車定員を違反した場合、罰則はあるの???
もちろんあります!
- 定員外乗車(定員オーバー)違反の罰金(反則金)… 6,000円
- 定員外乗車(定員オーバー)違反の減点(違反点数)… 1点
■定員オーバーの走行は罰則金以外にも危険がたくさん!
乗車定員をオーバーして走行した場合、
- 車体が重くなることで、制動距離(ブレーキをかけてから止まるまでの距離)が長くなり危険
- 事故に遭った時に保険適用にならない場合もあり、精神的、金銭的に大きな損害になる
乗車人数の認識をしっかりと持ち、安全で安心できるカーライフを送りましょうね。
シートベルトの問題はどうなる?
■後部座席のシートベルトは、2本だけ!
もし、大人2名+子ども3名で乗車した場合、子どもたちが後部座席に座るとなると、真ん中の一人はシートベルトがありません。違反になるのでしょうか?
後部座席もシートベルトの着用が義務化されましたが、この場合シートベルトの着用違反にはなりません。
しかし、子どもがシートベルト無しですと、万が一の事故の時。大変危険ですので、大人の方が後部座席の真ん中に座り、子ども一人は助手席に座らせる方が、安全でしょう。
道路交通法第71条の3
自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。 (後略)
自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置(当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。)に乗車させて自動車を運転してはならない。 (後略)
自動車に乗ったら必ずシートベルトを着用しましょう!
すべての座席でシートベルトを着用しなければなりません。後部座席については、高速道路(高速自動車国道又は自動車専用道路)での違反は、行政処分の基礎点数1点が付されます。 シートベルト非着用による被害の拡大は被害者の過失とされるため、被害者であっても、損害賠償等の場面で十分な補償が受けられなくなる可能性があります。
子供の人数分のチャイルドシートが載せられない時はどうしたら良いの?
チャイルドシートの着用は6歳未満の子どもに使用義務があります。しかし、乗車する子どもの人数分のチャイルドシートを載せられない時があります。
この場合は先ほどのシートベルトと同じで、載せられるだけ装着し、装着出来ない分のチャイルドシートは免除されます。しかしやはり、チャイルドシート無しでの走行はとても危険です。
12歳からは大人と同じ!子供が12歳になるタイミングで車の見直しを
軽自動車の場合、もしお子さんが3人いらっしゃる場合は、上の子が12歳になった時点で、家族全員での乗車が不可になります。
それ以前に、シートベルトやチャイルドシートが足りない状況は大変危険で、運転にも集中出来ないのではないでしょうか。
いつ事故に巻き込まれるかは誰にも分かりません。こちらが安全運転をしていても、後ろからトラックが突っ込んで来ることは誰にでも有り得るのです。
シートベルトもチャイルドシートも、このような万が一の事故に備え着用するものですので、子どもの成長に合わせて、または、成長を見越して、普通自動車への乗り換えも視野に入れておかなければいけませんね。
車、スイフトが壊れてしまったら軽自動車で安上がり♪って考えてたのに5人家族になったので普通車だな∑(゚Д゚)アコードも、限界まで乗ろうと思ってたのに、チャイルドシート3つと大人2人はまらないから来年には買い替え検討中。
— きょこ@双子と娘 (@k80k0) September 20, 2014
■軽自動車は買い取り価格が下がりにくい!
背の高い軽自動車は値段も高いが、売るときもやっぱり高いからオススメだ。
— MAE (@CHE_M26_7) March 6, 2015
軽自動車は、
- 購入費用、維持費、保険等が比較的安い!
- 車内も広く快適!
- 燃費が良い!
- 小回りがきく!
- 買い取り価格が下がりにくい
ため人気です。
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安心して家族で出かけられる車に乗ろう!
無理な乗車人数での走行は、子どもが安全に乗車できないため、運転者は集中できずストレスにもつながります。大きな事故を起こしてしまっては、本末転倒です。
この機会に、ご家族のカーライフをじっくり検討してみて下さいね。子どもの人数や成長なども含め、長い目でみれば、普通車へ乗り換えることでより安全にカーライフを送れるかもしれません。
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