
日本で1番人気の「白」の車!白い車だと紫外線の影響を受けにくいのは本当?
世界的に車のボディカラーで人気の『白』。日本でも人気な白い車ですが、具体的にどれくらいの割合の人が白い車を持っているのでしょうか?また、白い車は紫外線の影響を受けにくく、色の褪色が少ないと言われています。本当に色の褪色が少なく、いつまでも新車のような輝きを保てるのか?また、なるべく紫外線を防ぐためにしたほうが良い方法も3つご紹介いたします。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-18 / 投稿日:2017-6-22
目次
日本人の白が大好き!所有率ランキングは第1位!その所有割合は何%?
白い車を街中で見ることって多いですよね。
人気の白い車は、
- 飽きのこない色
- 年齢を問わず乗れる
- 冠婚葬祭等でも乗っていける
- 営業車として使える
- 売りに出すとき価格が高くつくことがある
というような理由で白い車を選んでいる方が多いようです。
では、具体的に日本ではどれぐらいの割合で白い車が乗られているのでしょうか。
- 白・・・34%
- 黒・・・22%
- シルバー・・・13%
となっています。
なんと、白と黒だけで56%を占めているんです。
半分以上が白と黒の車という割合なんですね。(笑)
日本だけでなく、世界的に見ても白い車を乗っている方が多く、世界全体でみると37%が白い車となっています。
最近では、アウディの「グレイシアホワイトメタリック」がかなり人気なようで、街中で見るアウディはほとんどこの白色なんじゃないか?とも思えます。(私だけでしょうか...)
また、アップル製品は白を基調としたデザインが斬新で、『白=未来的』というイメージがあり、車もカラーとデザインで未来的な印象があるため人気ですね。
白い車が紫外線の影響を受けにくい…ってホント!?
「白い車は紫外線を受けにくく、色褪せが少ない!」って聞いたことありませんか?
光と色の関係性から『白=反射・黒=吸収』といったイメージから、白い車は長年乗っていても色褪せしにくいと言われています。
また、赤は光の波長が短い紫外線を吸収してしまい色の褪色が早い、その反対に白は褪色が少なく、色が長持ちすると言われています。
しかしっ!
白であっても紫外線の影響を少なからず受け、少しずつ黄ばんでいってしまいます。
確かに赤などの紫外線を吸収する色と比べると色の褪色は少なくなりますが、白という色がゆえに黄ばみが目立ってしまいます。
特に樹脂バンパーなどは、スチール部分(鉄で出来ている部分)とは違った色の変化をしていきます。
樹脂の方が、色が濃くなってしまうんですよね。
樹脂部分とスチール部分の色の変化(黄ばみ)が同じような速度で変わっていけば、特に目立たないのですが、褪色の速度が違うので、どうしても色の違いが出てしまいます。
また、この黄ばみの厄介な点は、下地の塗色に影響を与えてしまうことです。
ボディの表面に施されているクリア層の黄ばみではなく、その下にある下地部分に紫外線の影響が出ているため、コンパウンド(粉状の研磨剤と専用の薬剤を合わせたもの)や薬液を浸透させるのが難しいです。
そのため、一度黄ばんでしまうと綺麗にするのも大変になってしまいます。
車の塗装を紫外線で劣化させないための方法3つ!
1. ガレージに入れる
紫外線や雨、風をしのげるのでオススメです。
シャッター付きのガレージを持っている方は紫外線対策は完璧ですね!
また、ガレージではなく、カーポートのようなものでも十分に効果はあります。
横や前、後ろからの紫外線に弱いですが、真上からの紫外線をカットできますし、花粉や黄砂などもある程度防ぐことができます。
設置するには費用がかかりますし、場所の確保も必要になってくるのがやや欠点かもしれませんが、持っている人や設置できる人は有効に活用しましょう。
2. カバーをする
ガレージの設置よりも費用が安く、手軽にできるのでオススメです。
車全体を覆い、紫外線をしっかりカットできるため、車のボディの褪色に効果があります。
手軽にできるのでオススメなのですが、車にカバーをする際にやや欠点があります。
- 傷がつきやすくなる
- カバー内が蒸れて、ボディの光沢を失う
- 毎回カバーをするのが手間
紫外線から車を守るためにカバーをしますが、このカバーをかけたり外したりする際に、車のボディに傷が付きやすくなります。
毎回カバーをかけたり外したりするので、手間と時間もかかってしまいますね。
さらに、カバーをかけていると地面からの蒸気で内部が蒸れてしまい、車の光沢を失ってしまう可能性があります。
このようなことを防ぐためには、カバーと車の間に布を挟んだりするといいですよ。
3. コーティングする
紫外線を吸収してくれるコーティング剤をかける方法があります。
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市販商品を使えば自分で手軽に出来ますので便利ですね。
必ず紫外線を防げる!というわけではありませんが、何もしないよりは塗っておいたほうが安心です。
ガレージやカバーをお持ちでいない方は、こういった商品で対策を取ることもいいでしょう。
白は白でも…どういう色の塗装がオススメ?
最近では白でも様々な色合いのものがあります。
ダイヤモンドホワイト、ペッパーホワイト、ホワイトパールクリスタルシャイン...など様々な白があります。
大きく分けると、パール系・メタリック系・ソリッド系に分けられます。
・ パール系
カッコ良さで選ぶならパール系を選ぶといいです。
パールが入っていることによってキラキラ光って見え、色に深みが出るので高級感があります。
また、塗装がソリッド系のカラーと比べ厚いので耐久性がアップします。
ですが、パール系は塗装面を均一にするための技術がいるため、購入時にはオプションカラーとなっていることが多いです。
さらに、傷などによって塗装を修理する場合は他のカラーよりも修理代が高くなってしまいます。
・ メタリック系
塗料の中にアルミ片を混ぜて塗装したものです。
太陽の光や角度によって違う色に見えたりするため、とても人気です。
しかし、塗料の中にアルミ片が入っているため、クリア塗装を加えて施します。
このような処理をしないとアルミ片が常に空気に触れているため、サビの原因になってしまいます。
ですから、「ホワイトメタリック」といったカラーはメーカーオプションで設定されていることが多いですね。
・ ソリッド系
簡単にいうと単色です。
パール系に比べてシンプルなカラーであるため、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
塗装の層が薄いため、黄ばみや褪色が目立つ可能性があります。
ですが、塗装が施しやすく修理・修復が簡単で費用も安いことがメリットです。
また、このソリッド系ホワイトは営業車に多く使用されています。
そのため、見方や車種によっては「営業車かな?」と見られることもあります。(営業車にパール系の設定がないことも要因です。)
紫外線対策の1つとして、車の色選びも大事です
『白』と言っても様々な色合いのものがあります。
白は、どのような場面にも使用できるため多くの方から人気のカラーですね。
また、色の褪色も他のカラーと比べるとあまりないので、長く乗るには適しているカラーです。
自分の気に入ったカラーを選ぶのが一番いいですが、選択肢として「迷ったら白」としても良いのではないでしょうか?
これまで『白』について述べてきましたが、私の車は褪色がとても激しいと言われる『赤』に乗っています。(笑)
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