車の盗難防止グッズおすすめ10選!「第20回自動車盗難事故実態調査結果」より
第20回自動車盗難事故実態調査結果まとめが発表されて、近年の車両盗難や車上あらしのデータから狙われやすい車や時間帯、場所などを把握することができました。いつ盗まれてしまうかはわかりませんので、危機感を持って、盗難防止に取り組むことが必要です。おすすめする車の盗難防止グッズ10選で自分で車を守りましょう!
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRspo…
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- 最終更新日:2019-7-2 / 投稿日:2019-7-4
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRsportsGRの5MTに乗ってます。 ■車に対する思…
目次
自動車盗難事故の恐ろしい実態
TVやネットニュースなどで、自動車の盗難について報道されていることがあります
最近では、鍵が無くても車を盗まれてしまう「リレーアタック」などを特集する番組も多く見られたので、危機感を持った方もいらっしゃるでしょう。
実際、車の盗難は多いのでしょうか?
ある企業が調査した結果をみると、たった1ヶ月の間に行われた調査結果は恐ろしいものでした。
2018年の車の盗難事故に関する調査概要
■調査名:「第20回自動車盗難事故実態調査」
■調査内容:盗難事故や車上ねらいについて、盗難車両発生数や見つかる確率などを調査
■調査期間:2018年11月1~11月30日の一ヶ月間
■調査対象:損保協会に加入している保険会社と、非会員会社を含む17社
■調査発表団体:一般社団法人 日本損害保険協会が損保協会
盗難車両は月に300台近くも!見つかる確率は20%未満
2018年11月の自動車本体盗難事故は277件
この調査によると、1ヶ月で車そのものが盗まれた数は277件だったそうで、その内発見されたのはわずか42件です。
被害者が車両盗難事故にあってから、警察に被害届を提出後実際に車が見つかるのは20%未満と低い数字になっています。
もちろんこれとは別に、車両盗難ではなく「車上ねらい」という車の部品や車に載せている金品を盗む事案も発生しています。
車上ねらいは1ヶ月間で364件発生
車両盗難と合わせて知っておきたいのが、車上ねらいの件数です。
車上ねらい(車上荒らし)は車両盗難よりも多く、全国で11月の一ヶ月間で364件も発生しています。
この数字は、保険会社が支払いをした件数の数字なので、被害者が任意保険に加入していない場合にはカウントされません。
このことから、実際の車上ねらい発生件数はもっと多い可能性があります。
全国で車両盗難が多いのはどこ?
日本全国で発生している車両盗難という犯罪行為ですが、地域によって発生割合が高いところがあります。
3年連続で大阪が最も多い
2016年~2018年の調査で大阪府での車両盗難が全国で一番多い件数です。
2016年では68件、2017年では58件、そして2018年では81件となっており、これは全国の約2割の数字を占めています。
次いで多い都道府県が「愛知県」や「茨城県」「千葉県」となっています。
大阪は車上ねらいも1ヶ月で76件発生している
車上ねらいに関しても、大阪が最も多く発生しており、全国で一番発生しています。
2018年11月の364件発生した件数の内、76件が大阪です。
大阪に次いで、「愛知県」「千葉県」「兵庫県」「神奈川県」も件数が多くなっています。
保険金支払額から分かる狙われやすい車
車両盗難に対しての車両保険の保険金支払い額が、年々増加していっている傾向にあります。
そしてこの支払金額から、狙われやすい車の傾向を把握することができますので、参考にしてください。
高額な車ほど狙われやすい!?
過去4年分のデータを見る限り、車両本体が盗まれた場合に支払われる車両保険の100万未満の支払い件数は減少傾向にあります。
逆に300万円を超える支払い件数については増加している事実があります。
プリウスやヴェルファイア、レクサスなどが該当するそうです。
保険金支払額300万以上が約半数
2018年11月の277件のうち、300万円以上の支払い件数は、やく半数の127件となっています。
新規登録から3年未満の車は狙われやすい
車が販売されるときに新規登録がされますが、新規登録3年以内の車は111件の車両盗難というデータもありました。
新車で購入して3年未満の人は十分に注意する必要があります。
特にハイエースやランドクルーザーについては、新車に近いいわゆる「高年式の車」が狙われやすい傾向がありますので、更に注意しておいてください。
盗難されやすい場所や時間帯は?
駐車をしている場所によっても、そして時間帯によっても盗難の件数にばらつきがあります。
圧倒的に屋外駐車での発生件数が多い
「どこに車を置いていたときに車が盗まれたか」調査しているデータから、車両盗難件数277件のうち215件が屋外という結果になっています。
つまり屋外を駐車場所として、車を置いていて盗難された件数は全体の約80%になるということです。
深夜が多い
盗難や車上ねらいをするのであれば、人目が無くなる深夜帯に犯行が行われるのはイメージできるかと思います。
実際に、2018年11月の深夜(22時~9時)の発生件数はどの時間帯よりも多くなっており、車両盗難は210件、車上ねらいは187件発生しています。
深夜の車両盗難は全体の約80%、車上ねらいは全体の約50%が深夜に起こっています。
ただし、深夜が多いからと昼間に油断をしてはいけません。
車上ねらいについては、半数が昼間に発生しているのですから、夜だけではなく、昼間についても要注意となります。
ドアロックをしていても盗難される
ドアロックをしていなかったのであれば、被害者の過失もありますが、完全にドアロックをしていたとしても盗難されてしまいます。
鍵をかけていても車両が盗難されており、その件数はこの調査をした2018年11月で259件と全体の約96%を占めます。
車上ねらいで盗難されやすい物とは?
車上ねらいでは、車に取り付けてあるカー用品や大きなものではホイール、エアロなども盗まれています。
誰でも触れることができて、すぐに取り外すことのできるパーツは盗まれやすいということが想定されるので、注意しておかないといけません。
また、車内に置き忘れたバッグなどの貴重品も盗まれており、手元に戻ってくる可能性は非常に低いです。
約40%が車内に置いてある物
車上ねらいが盗む物の大半は車内に置いてある物です。
盗難されている割合の高さを見るとスポーツ用品が多いようです。
- ゴルフバッグなどのスポーツ用品:13.0%
- バッグ類:12.3%
- 金銭やカード:10.4%
- カーナビ:4.3%
後付けカーナビは狙われやすい
カーナビは車の装備の中でも高価な商品となり、高いと30万円以上するカーナビを取り付けている方もいらっしゃいます。
そのカーナビですが、狙われやすいのは「後付けカーナビ」と言われる純正ではないナビです。
後付けカーナビは、カーナビ盗難の件数のうち9割を占めるそうです。
カーナビを狙って車上あらしをする犯人は、純正ナビよりも後付けカーナビの方を狙う傾向にあるようです。
車両盗難や車上あらしの対策は必須
車両盗難や車上あらしに対して対策する方法を紹介します。
- 車に設置する盗難防止装置
- 駐車場などに設置する盗難防止装置
車両盗難や車上あらしを行う人達は、ドアロックを解除する装置を持っていたりするため、それらに対応できる装置が必要となります。
車に取り付ける盗難防止装置が必要
現在では、車に純正で装備されているイモビライザー(盗難防止装置)でさえも解除されてしまう恐れもあります。
そのため、ハンドルロックなどのアナログな対策も有効になってきます。
また、キーレスエントリーのカギで発生してしまう「リレーアタック」対策として電波を読み取らせないケースに入れておくなどの対策をすることもできます。
盗難防止の駐車環境を整える必要がある
屋外の駐車場には、監視カメラを設置するなどの対策が必要となってくるでしょう。
または、センサーを設置しておくことで赤色等を回転させたり、音を発生させる装置も有効です。
車の盗難防止グッズおすすめ10選!
ポーチに入れるだけ!電波を遮断してリレーアタックを防止できる!
スマートフォンやクレジットカードなどの磁気を遮断することができるので、スキミングも防止することができるようになっています。
高級皮革を使用しているので、スタイリッシュな見た目になっており、持ち運びをするときも違和感がありません。
ハンドル操作をさせない!車両盗難には持ってこいの防犯グッズ
業界内でもトップクラスの強力なハンドルロックとなっていることで、車両盗難から大事な愛車を守ってくれます。
ハンドルのスポーク幅が7cm未満の車であれば全ての車両に取り付けることができる、汎用性の高い商品ですのでおすすめです。
盗難されやすいナンバープレートを守れ!取り付けネジを取り替えるだけ
専用のネジを使用しているので、付属の専用レンチを使用しなければ取り外しができないようになっています。
ネジの取替えだけなので、5分の作業で取り付けができる簡単で便利な盗難グッズになっています。
車両盗難でも車上あらしでも対応できる便利なグッズ
女性でも取り付けが簡単なシガーソケット電源で、ソーラー充電にも対応しています。
車の状態を、最大600m離れた場所にいたとしてもリモコンに表示してお知らせしてくれます。
視覚情報でも防犯になるタイヤとホイールロック!
外から見て、防犯グッズが取り付けてあるのがわかるので、視覚情報でも防犯になってくれます。
毎回取り付けるのに、時間を掛けてしまっては面倒になってしまいますが、取り付け10秒で完了するお手軽グッズです。
駐車場の防犯に最適!犯行を見逃さない監視カメラ
駐車場に不審な人物がいれば、動体検知機能によって、即時にスマホなどに警報を通知し、自動的に録画を開始してくれます。
赤外線LEDを搭載しており、周囲の明るさを認識することで、夜になっても赤外線撮影を開始して10mの範囲を撮影することができます。
ハンドルを回せなくすることで防犯になる!ダイヤルロック式ハンドルロック
軽量モデルとなっており、ハンドルに設置するのも楽に行うことができるようになっています。
耐熱性と高硬度に優れているので、簡単には取り外すことができなくなっており、ダイヤルロックによって10万通りの防犯性能となっています。
大きな車のタイヤとホイールに設置することができる!
ホイールを挟み込み、タイヤとホイールを盗難から防止すると共に、車両盗難を未然に防ぐことができます。
見た目から盗難対策となってくれて、取り付けているだけでも、車上ねらいや車両盗難に効果があります。
高品質PUレザーを使用!ポーチに入れて電波を遮断できる!
窃盗団に車のカギから発せられる電波を読み取らせないことで、リレーアタックを未然に防ぐことができます。
見た目が優れた高品質PUレザーなので、スタイリッシュな小物入れとなり、耐久性と耐水性にも優れています。
万が一に盗まれたときにも対応できる!車の居場所がわかるGPSトラッカー
GPSをスマホで受信することで、車がどこにいるのかを知ることができるので、万が一盗まれても対応しやすくなります。
GPSトラッカーにSIMカードを使用することで、電話を掛けることができて、GPDトラッカー周囲の音を聞くことができます。
車の盗難防止グッズ比較一覧表
商品画像 | ||||||||||
商品名 | スマートキー 電波遮断ポーチ | ステアリングロック | 盗難防止ボルト | VE-S37RS | ホイールロック カーセキュリティ | ネットワークカメラ | ステアリングロック カーセキュリティ | タイヤホイールロック | 電波遮断 スマートキーケース | ミニGPSトラッカー |
メーカー | Kinbar | LESTA | 槌屋ヤック(Tsuchiya Yac) | ユピテル(YUPITERU) | mercochon(メールコション) | Bedee | mercochon(メールコション) | PEATAO | Teskyer | Steppiano |
価格 | ¥1,680 | ¥4,480 | ¥600 | ¥13,500 | ¥5,490 | ¥4,299 | ¥6,760 | ¥18,500 | ¥1,399 | ¥2,000 |
詳細 |
盗難に対して十分な対策をしよう!
何か対策をしておかないと、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。
明日はわが身という言葉があるように、危機感を持って、盗難に対しての意識を高めていきましょう。
買い物や旅行に出掛けているときに狙われてしまうことも有り得ますので、使用状況に合わせて盗難防止グッズを紹介していきます。
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