アルミホイールにするメリット・デメリットとは?選ぶ時の2つの注意点や費用も解説
アルミホイールのメリットとは、まずハンドリングがよくなると言われており、走行性能も向上します。さらには燃費もよくなると言われています。また、ホイールを変えるだけで車の雰囲気も大きく変えられることから非常に人気です。 スチールホイールとの違いやデメリット、交換する上で注意する点なども踏まえて詳しく見ていきましょう。アルミホイールに交換を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
- 342
- 9,165
- 最終更新日:2018-5-8 / 投稿日:2018-2-8
アルミホイールってどんなもの?
アルミホイールとは、アルミニウム合金でできたホイールをいいます。
スチールホイールに比べて加工がしやすいため、様々なデザインのものが販売されています。
1.スポークタイプ
白で5本スポークでなんかカッコいい奴という理由でホイール選んだけどやっぱり少しお高かった感はある pic.twitter.com/vKk9UkLrVA
— みみすけ@チームあずにゃん (@mimisuke0120) February 7, 2018
スポークタイプはホイールの中心から放射線状にデザインされ、冷却性や放熱性があるので非常に人気があります。
また、デザインがスポーティなものが多く、車の印象を大きく変えることができるのも人気の理由の一つですね。
2.メッシュタイプ
ホイールが網目状になっているのが、メッシュタイプです。
付けてみるとかなりオシャレで高級感があり、目を惹くデザインですね。
また、メッシュ部分が細かいものだと、それだけ強度も上がります。
しかし、洗車の際に洗いにくいのがややデメリットですね…。
3.ディッシュタイプ
https://www.instagram.com/p/BbBBYB1lFum/?utm_source=ig_embed
ホイール全体を覆ったタイプがディッシュホイールです。
見た目の通り大部分が覆われているので、スチールホイール・メッシュホイールよりも強度は上です。
ただし、その分重量は重くなります。
ずっしりとして強度もあるので、大きな車に合わせるのにぴったりなホイールです。
ノーマルなスチールホイールよりもデザイン性に優れてたものがたくさん出ているので、車のイメージを変えたり、ホイールを目立たせたりするのに、メッシュタイプやディッシュタイプが使われています。
アルミホイールの3つのメリット
1.走行性能の向上
アルミホイールは、スチールホイールに比べて軽量なため、加速性やハンドリングが向上します。
タイヤ全体の荷重が軽くなることで、加速性能と減速性能が向上し、よりキビキビとした走りが可能となります。
また、アルミホイールにすることでハンドルが軽くなり、キレのあるハンドル操作ができます。
ハンドルが軽くなり少ない力で回すことができるので、非常に運転しやすく感じますよ。
2.燃費の向上
軽量化ができるアルミホイールは、燃費にも影響があります。
ホイールが軽いので車全体が軽くなり、わずかですが燃費が向上する場合があります。
1つ目のメリットである走行性能のアップと相対して、燃費全体が向上するといったイメージです。
運転方法が変われば、燃費が向上するといった程度と考えておきましょう。
3.車の雰囲気を変えられる
アルミホイールにすることで、車全体の雰囲気を変えることができます。
車のデザインにあったものを選ぶことで、よりスポーティなものに変わったり、可愛い雰囲気に変えられるのがメリットです。
ホイールを変えるだけで、一気に車の雰囲気が変えられるのがメリットですね。
サマータイヤとスタッドレスタイヤでホイールのデザインを変えれば、それだけで気分が変わり運転も楽しくなります。
アルミホイールの3つのデメリット
1.価格が高い
スチールホイールに比べて、アルミホイールは製造にコストがかかるため価格が高いです。
製造方法やホイールの強度によって、様々な価格になっています。
例えばアルミホイールで有名な『BBS』は、デザイン性が高く強度が高いホイールになると1本30万円以上になることもあります。
2.乗り心地が悪くなる
アルミホイールに交換することで乗り心地にも影響があります。
路面からの衝撃や振動がサスペンションに伝わりやすく、その振動などが車内に入ってくることで乗り心地が悪化することがあります。
軽量化すると、路面の凹凸をうまく吸収することができないので、このようなことが起こってしまいます。
3.耐久性の低下
スチールホイールに比べて耐久性がやや劣ります。
傷ができやすく、大きな段差を乗り越えると変形することもあります。
また、ホイールの傷や変形によりタイヤから空気が漏れてしまい、車のバランスに影響が出ることもあります。
洗車をするときなどに、ホイールに損傷や変形がないかなど、こまめにチェックするといいですね。
アルミホイールを購入する際の2つの注意点
1.現在のホイールサイズを確認する
サイズはホイールの表面に刻印されていたり、ホイールの内側のリム部分にステッカーが貼られていたりと、メーカーによって様々です。
ホイールに「19×8 1/2 J 5 100 45 」などと数字が書かれていたら、それが現在装着しているホイールサイズです。
サイズが合っていないと当然ホイールが装着できませんのでご注意ください。
また、装着する際に重要なホイールナットの数も重要です。
4穴仕様の車種に5穴仕様のホイールは装着できませんので、そこも気をつけましょう。
2.工賃に注意
アルミホイールを安く手に入れるには、ネット購入がおすすめですが、その後の装着等をカー用品店などに頼む際には工賃が必要です。
さらに、店舗によっては「持ち込み禁止」や「持ち込みは割増」というところもあります。
自分が頼みたい店舗がどういった対応をしているのかを確認してからホイールを購入したほうが安心です。
ネットで見ると単価は安いかもしれませんが、工賃を考えるとカー用品店で購入して装着までお願いしたほうが安いということもあります。
オートバックスの工賃例
オートバックスでは、タイヤの金額×4,320円(取付+窒素ガス重鎮)という値段設定でした。
▶タイヤ・ホイールセット取付サービス4,320円|オートバックス
全部お任せできるので、取り付け方がわからないという人はこういったまとめてやってくれるサービスがオススメです。
尚、廃タイヤの処理などはまた更に別途料金がかかることがありますので、そこも事前にスタッフさんに聞いてみましょう。
アルミホイールの特徴を理解して装着しよう!
走行性能やハンドリングなどが向上し、車の雰囲気を変えられるアルミホイールは魅力的です。
ただ、価格や乗り心地などに影響があり、デメリットもありますから、必ずしもアルミホイールがいいとは言い切れません。
使用する場所や走行環境なども考慮して、選ぶようにしましょう。
あまり車に詳しくない方は、ディーラーやカー用品店の専門家とよく相談して、アルミホイールを選ぶといいですよ。
■こちらの記事もオススメです!
このあとによく読まれている記事
クラッチのカテゴリー一覧
当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。