
車でもエコノミー症候群になる!症状・原因・予防法をチェック!長距離ドライブや車中泊時に注意しよう
旅行や帰省などで長距離移動する際に注意したいのが『エコノミークラス症候群』です。飛行機内で起こる症状として有名ですが、車に乗っている時でもこの症状が出ることがあります。長時間同じ姿勢でいると、血栓ができ肺塞栓症を発症します。車内は決して広い空間ではないため、エコノミークラス症候群が発症する可能性が十分に考えられます。車内でエコノミークラス症候群にならないためにも、原因や対策方法を覚えておきましょう。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-10 / 投稿日:2018-4-26
目次
エコノミークラス症候群ってどんな症状?
エコノミークラス症候群とは、長時間同じ体勢で過ごした時に生じる症状です。
□ エコノミークラス症候群の症状
膝から下の細い静脈の中で血のかたまりができ、それが移動することによって、肺の血管に詰まり肺塞栓症を引き起こすことがあります。
これは、飛行機のエコノミークラスなどの狭い空間に長時間いることで起こることから『エコノミークラス症候群』と呼ばれるようになりました。
しかしエコノミークラス症候群は、飛行機だけでなく車に乗っている時も起こると言われています。
車に乗っているだけで、エコノミークラス症候群になるって本当?
エコノミークラス症候群は、静脈の血液がよどんでいる場合に起こることがほとんどです。
そのため、同じ体勢で長時間いる長距離ドライブなどで起こりやすいのです。
長距離ドライブで休憩も取らず、長時間同じ運転姿勢でいるとエコノミークラス症候群を発症する可能性が高くなります。
また、車中泊するときも注意が必要です。
車内の狭い空間で、座ったまま寝ていると足を動かさないため、血液の流れが悪くなり発症します。
エコノミークラス症候群の原因は、血液の流れが悪くなり血栓ができることです。
車の移動中や車中泊では、水分補給があまり行われず、血液濃度が濃くなりドロドロになりがちです。
このような時にエコノミークラス症候群になる可能性が高くなりますので、注意が必要になります。
□ エコノミークラス症候群の症状
- 足のむくみ
- 胸が痛くなる
- 冷や汗をかく
- 呼吸が苦しくなる
- 足がしびれる
などの症状が出てきます。
このような症状が出てきたら、車を止めて休憩をし、ストレッチなどをしたほうが良いでしょう。
エコノミークラス症候群の予防&対策法3つ
1.足を動かす
エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいることで血液の流れが悪くなり、発症します。
これを防ぐ方法として、意識的に足を動かすようにしてください。
ドライバーは運転中に足を動かすことはできませんので、適度に休憩を取り、車から降りて歩いたりストレッチをしてください。
運転をしていない同乗者は、足首を回したり、足の指をグー・パーとしたり、ふくらはぎを揉んだりして血液の流れを良くする運動を心がけてください。
伸びをしたり、軽めのストレッチをすることが対策に繋がります。
2.水分を取る
水分が不足すると、血液の濃度が濃くなりドロドロの状態になります。
できるだけ車内にペットボトルや水を持ち込み、水分補給をしましょう。
喉が渇いていなくても、体の水分は失われていきますので、一時間に100ml程度を補給するようにしてくださいね。
「トイレに行きたくなるから」といって、水分を取らないのは危険です。
カフェインが入っているコーヒーなどは利尿作用の効果があり逆に水分不足になりかねませんので、水やノンカフェインのお茶がいいでしょう。
3.着圧ソックスを着用する
足の細い静脈に血栓ができやすいため、着圧ソックスを履いてエコノミークラス症候群を予防することができます。
足の血流を良くするためのものですから、非常に効果的です。
足を締め付けると逆効果のような気がしますが、第二の心臓と言われるふくらはぎを刺激して、貯まっている血液を絞り出してくれます。
履いておくだけで良いですし、薬局などでも簡単に手に入りますので、よく長距離運転をするという人は1足持っていると便利ですよ。
ふくらはぎや太ももまでの長さのタイプが、脱ぎ着しやすくて便利ではないでしょうか?
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基本的に着圧ソックスは男女兼用ですが、男性専用という商品もありました!
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参考:車の運転などで起こるエコノミー症候群の対策と予防方法|グーネット、クルマでも起こる! エコノミークラス症候群の対策|TOYOTA GAZOO
車でも油断大敵!長距離ドライブは適度に休憩をして身体を動かそう
エコノミークラス症候群は、誰にでも起こる危険性があります。
ドライバーだけでなく、助手席や後部座席に座っている同乗者にも起こる可能性が十分にありますから、適度な休憩とストレッチをするようにしましょう。
長距離ドライブの際は、適度な休憩をとることでエコノミークラス症候群の予防はもちろん、運転疲労の軽減や居眠り事故を防ぐことができます。
適度な休憩を取り、安全運転を心がけてドライブに出かけましょう。
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