
子供とタクシーやバスに乗る時チャイルドシートは義務?安全に乗るには抱っこひもが大活躍!
6歳未満の子供が車の乗るときは、必ずチャイルドシートで乗車しなければなりません。バスやタクシーに乗る際にもチャイルドシートの使用は義務付けられているのでしょうか?実は、バスやタクシーの場合にはチャイルドシートは免除されます。子供と一緒にバスやタクシーに安全に乗るための方法やベビーカーごとバスに乗ってもいいのか?なども合わせて解説します。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2018-9-19
目次
子供とタクシーに乗る時のチャイルドシートはどうする?
□ タクシー乗車時にはチャイルドシート着用義務はある?
6歳未満の子供が車に乗る際は、チャイルドシートに座らせなければなりません。
道路交通法で6歳未満の子供を車に乗せるときは、必ずチャイルドシートを使用するよう定められています。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。
では、タクシーなど自分の車では無い車に乗車する場合はどうなのでしょうか?
日本の法律では、タクシーに乗る際のチャイルドシート装着は義務付けられていません。
道路交通法では、第26条の三の二‐第3項第6号にチャイルドシートに関する記述があります。
3 法第七十一条の三第三項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるとき六 道路運送法第三条第二号に掲げる一般旅客自動車運送事業の用に供される自動車の運転者が当該事業に係る旅客である幼児を乗車させるとき。
□ 子供とタクシーに乗る時の安全な乗り方
チャイルドシートを使わなくて良いとはいえ、子供の安全も気になりますよね。
どのようにして乗車すべきか、安全な乗り方をお子さんの時期に合わせて参考にしてください。
抱っこが必要な乳児の場合
タクシーに子供も同乗する時の乗り方ですが、大人がシートベルト締めないといけません。
さらに、だっこひもなどで親の体と密着した状態で子供を抱っこして座りましょう。
ただし安全面などを考えると大人だけがシートベルトをした状態は危険です。
体重5.5kg(生後2~3か月程度)の赤ちゃんを抱っこした人が乗った自動車が、時速40kmで堅い壁などに衝突した場合、その瞬間、抱っこした人には110kgもの重さがかかります。どれほどしっかり抱きしめていたとしても、耐えられるものではありません。
義務ではありませんが、タクシーに乗る際にはチャイルドシートがあったほうが安心です。
そのため、ベビーカーにチャイルドシートを簡単に装着できるようなタイプのものであれば、タクシーの後部座席へ取り付けてお出かけ先ではベビーカーとして利用するということもできます。
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予約してタクシーに乗る場合には、チャイルドシートを乗せることを事前に伝えておくとスムーズでしょう。
一人で座れる幼児の場合
運転手の後ろの席にシートベルトをして乗せましょう。
運転手の後ろの席は、車内で一番安全と言われています。
少しでも安全な席に、シートベルトを着用して座らせると良いです。
□ タクシー乗車時以外にもあるチャイルドシートが免除される場合
チャイルドシートは、6歳未満の子供に対して着用義務がありますが、以下に該当する場合は免除されます。
- 車の構造上、チャイルドシートを固定できない場合
- 乗車定員内でチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなる場合
- 子供の体格の問題でチャイルドシートを使用できない場合
- 怪我や病気でチャイルドシートが使用できない場合
- 特別な許可を受けたドライバーの車に子供を乗せる場合
- バスやタクシーに乗る場合
このようなやむを得ない理由がある場合は、チャイルドシートの着用が免除されます。
子供とバスに乗るときのチャイルドシートはどうする?
○ 路線バスに乗るとき
路線バスに乗る際も、チャイルドシートの使用は免除されています。
タクシーと同様に乳児の場合、座席に座るときは抱っこして乗りましょう。
立っているとバランスを崩したときに非常に危険ですし、もし立って乗らなければならない場合は抱っこひもを使い両手が使える状態にしておかないと危ないです。
また、路線バスはベビーカーにこどもを乗せたまま乗ってしまっても問題ありません。
最近では、ベビーカーを固定するためのベルトが付いていますから、しっかりと固定しておけば安全です。
○ 高速バスに乗るとき
高速バスに乗る際は、大人はシートベルトを着用しなければなりません。
大人がシートベルトをしてから抱っこひもなど子供をしっかりと支えて、衝撃があっても子供を離さずにすむような対策を取りましょう。
バス会社によっては、チャイルドシートを設置してくれることがありますので、一度問い合わせすることをオススメします。
長距離になると、ヒザの上で抱っこしているのも大変ですから、チャイルドシートがあった方が安心です。
子供の安全を考えるとタクシー・バスでは抱っこひもが必須!
自分の車であれば、子どもを乗せたとき運転に注意したり停まったりすることができます。
一方で、バスやタクシーの場合、自分ではどうしようもないケースで事故が起きる場合があります。
チャイルドシートやベビーカーを持ち込んだり、大人と密着できる抱っこひもを準備するなど工夫してでかけましょう。
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