チャイルドシートの正しい選び方!回転式と据え置き型のメリット・デメリットとは?
子供を車に乗せる際に必要になるチャイルドシート。6歳未満の子供を車に乗せるのであれば着用を義務付けされていますので必ず必要になります。そんなチャイルドシートですが、据え置き型や回転式などといった種類がありますよね。また、子どもの年齢や状況に応じて取り付ける向きも異なります。販売されている種類も豊富で、初めて買う人はどれにしようか迷うことが多いのではないでしょうか。そんな方へ、チャイルドシートの向きとオススメのチャイルドシートのご紹介をします。
免許取得歴:10年 今乗っている車種:ダイハツタント(新車で購入) 車に対する思い:色…
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- 最終更新日:2018-5-22 / 投稿日:2017-7-26
チャイルドシートの向きの意味は?
チャイルドシートは、進行方向に対して前向きに取り付けている場合と後ろ向きに取り付けている場合があります。
初めての赤ちゃんでチャイルドシートを買うのが初めてという方ですと、どちら向きにつけたらいいのか迷うこともあるのではないでしょうか?
取り付ける向きには時期がある
後ろ向きに取り付けるのは新生児~体重9kg~10kg未満の乳幼児を乗せる際になります。
月齢で表すとおよそ9ヶ月~の時期まででしょうか。
乳幼児の成長には個人差がありますので一概には言えませんが、一人でお座りができるようになるまでは後ろ向きに取り付けるとよいでしょう。
進行方向に対して後ろ向きに取り付けるのはなぜ?
前向きに乗せて肩を抑えられた状態の時、万が一正面衝突などで前方向に力がかかってしまうと、頭の大きい赤ちゃんは頭だけ前に行ってしまい首にものすごい負担がかかってしまうのです。
そのため、チャイルドシート後ろ向きに設置することで衝撃を受ける面積を背中、肩などと広範囲にすることで、赤ちゃんにかかる負担を減らすことができます。
赤ちゃんの体を守るためにも、正しい向きでチャイルドシートを設置しましょう。
回転式と据え置き型のメリット・デメリットは?
チャイルドシートの種類には大まかにわけて
- 回転式
- 据え置き型
の2つがあります。
その中で、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
回転式チャイルドシート
メリット
回転式のメリットはとにかく赤ちゃんの乗せ降ろしが非常に楽な点です。
自由に向きを変えられますので自分の乗せやすい、降ろしやすい方向に向きを変える事で簡単に乗せ降ろしができます。
据え置き型では成長に応じて設置しなおさなければいけませんが、回転式は一度設置してしまえば座席を回転させるだけで向きを変えられます。
後ろ向きに乗せなければいけない時期を過ぎても、チャイルドシートをはずして設置しなおすという手間が省けますね。
デメリット
固定式に比べて価格が高い傾向にあります。次に、本体が大きく重い点も少々扱いにくいポイントです。
もし、頻繁に車を変えるなどで付け替える必要があるのであれば、なかなかの重労働になると思います。
大きく場所もとるため車によってはかなり手狭に感じる事もあります。
また、回転式は回転機能のために固定式に比べると座面が高くなります。
重心が低い固定式よりも、安定感が低く感じるかもしれません。
もちろん現在販売されている回転式のチャイルドシートは安全面にもしっかり配慮がされているので、そこまで過剰に心配する必要はありませんが、どっしりとした安定感がほしい人は据え置きの方が合っているのではないでしょうか。
据え置き型チャイルドシート
メリット
据え置き型チャイルドシートのメリットは回転式に比べると価格が安価なところです。
また、様々なメーカーから販売されていますので、タイプなどの比較検討がしやすく選択の幅が広がります。
回転式のように多機能というわけではありませんが、軽くコンパクトな作りなので誰でも簡単に設置することができます。
付け替えも短時間でできますし、車の大きさに関係なくほとんどの車に設置することができます。
デメリット
回転式と違い座面が動かないので赤ちゃんや子供の乗せ降しが大変というデメリットがあります。
横抱きの状態で乗せ降ろしをしなければならず、赤ちゃんを固定しているベルトがよじれているのに気づかないといった事があります。
また、後ろ向きに設置している状態ですと固定しているシートベルトが邪魔になり、非常に使いづらいと感じる事もあります。
私は据え置き型を使っていますが、正面から乗せ降しができたら楽なのに…と何度も思ったことがあります。
おすすめチャイルドシート4選!筆者使用中のチャイルドシートも♪
ここからはいくつかお勧めのチャイルドシートをご紹介していきます。
1.Combi チャイルドシート コッコロ
【Amazon.co.jp限定】コンビ Combi チャイルドシート コッコロ S UX セサミ (新生児~4歳頃対象) 取付け簡単コンパクト設計 |
抱っこしているような形のシートを採用していますので、新生児などの後ろ向き設置に向いています。
座面も低く設計されているため乗せ降ろしも苦になりません。
非常に軽く作られている為設置も簡単に行えます。
二人以上の子供がいる場合でも後部座席に二つ設置して間にママが座るという事が可能なほどコンパクト設計です。
お値段も手ごろで、衝突などの万が一の時にも衝撃を背中で分散できる角度にシートを作ってあるなど安全面も優秀です。
2.Joie ジョイー チャイルドシート Tilt
4段階のリクライニング機能を備えており、子供の成長に合わせて長期間使用することができます。
欧州新基準の安全性に適合しているのはもちろん、側面衝突試験にも合格しています。
またポップで明るいデザインを採用していますので、車内を明るい雰囲気にしてくれます。
コンパクト設計なので、車種を選ばないのも特徴です。
3.コンビ Combi チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック
コンビ Combi チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック GC エアーブラック (対象: 1歳(12ヶ月) ~ 11歳) 軽量&省スペース設計 |
実際に私が使っているチャイルドシートです!
1歳~11歳ごろまで成長に合わせて、チャイルドシート・ジュニアシート・ブースターシートとして3段階の使い分けが可能なチャイルドシートです。
通気性抜群の3D立体メッシュシートを採用していますので、夏場でも快適に使用することができます。
また、5点式のベルトで子供をしっかりと支えてくれます。
ドリンクホルダーも標準装備されており、おもちゃや飲み物などを置いておくこともできます。
取り付けも背面のシートがめくれますので、裏に手を回さずに簡単に取り付けることができます。
私の車から夫の車へ付け替える際も、非常に軽く付け替えもしやすいので大変使いやすいです!
4.Aprica (アップリカ) 回転式チャイルドシート ディアターン プラス
Aprica (アップリカ) 回転式チャイルドシート ディアターン プラス バウンシングブラックBK ベッド&イス型3ステップタイプ 【やわらかクッション搭載】(取付説明DVD付き) 93089 |
こちらは、回転式のチャイルドシートです。
私の友達がこれを使っているのですが、平らなベッド型にできるので仰向けに寝かせてあげられるのがいいですね。
シートの回転もリクライニングも片手でできるように設計されているので、操作が非常に楽みたいです。
柔らかいクッションが赤ちゃんの頭からつま先までしっかり守ってくれるので、安全性も抜群です。
チャイルドシートは子どもに合わせた着用方法で
チャイルドシートの向きなどについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
チャイルドシートは着用の義務があります。
しかし、ただ乗せていたからといって子供の安全が守られるわけではありません。
しっかりと子供の安全を守る為には、チャイルドシートの設置の向きなど子供の成長に合わせた使い方をしっかりと親が理解することが大事なのではないでしょうか。
ここで書いたことが皆様の子供の安全、そしてカーライフに少しでもお役に立てば幸いです。
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