水洗いだけでピカピカになる特殊コーティングがあるってほんと?
■特殊な塗装でコーティングする事で洗車を楽にできる
近年の車は、塗装やコーティングに様々な技術革新が起こっています。
- 油膜・水あか等の汚れが付いても水洗いだけでOK!
- 小キズが付いても、塗料の形状記憶でキズを埋める!
などの特殊効果があり、メーカーや施行業者が、販売時やコーティング施工時に、2年~5年のコーティング保証を付ける事も増えています。
MAZDAのコーティングお願いしてきました。 pic.twitter.com/OmfdUTgsHS
— 寺尾洋之୭ (@terao9) August 7, 2016
マツダの純正ボディコーティング MGシリーズの場合は、水洗いだけでOKなようです。
日ごろのお手入れは、定期的な水洗い程度だけです。
当該サポート期間中、ボディコーティング施工車両の塗装面の光沢が、通常の使用状況下において、明らかに劣化したと認められる場合は、その部位を無償補修いたします。
■特殊コーティングした車の洗車方法
特殊な塗料が使われ、更に特殊なコーティングを施すため、洗車の際も注意が必要です。
基本は水洗いがOKというコーティングが多いようですが、洗剤を使用して洗車する際は、メーカーから専用の「洗車キット」を説明書通りに使用することで、コーティング効果をより持続させることが可能になります。
注意点としては、このキット以外の洗車で劣化した塗装は、下取りの時にチェックされたり、保証対象外になる場合があります。
不安な場合は、メーカーで指定の洗車メニューを施す、或いは、洗車専門業者や特殊な洗車の出来るスタンドに相談するなどしましょう。
水洗いのみでOK!という場合も、きちんと洗車方法を確認する事が必要です。
まったく車が傷つかない裏技!?カーラッピングという究極の方法
■「車を買い替える時に高く売りたい」という方にオススメ
洗車はマメにできないけど、車を売る時は高く売りたいという方に、一つの方法として、カーラッピングを紹介します。これは、特殊なフィルムを車全体に貼ってしまうという方法です。
やはり特殊なフィルムを使用するので、金額はかなり高いです。軽自動車のフルラッピング(車体全部を覆う)で、30万以上かかります。
今日は、Audi 新型 R8 V10Plus のXPELペイントプロテクションフィルム施工V(^_^)V pic.twitter.com/PLlexZ5oey
— 小竹 真悟 札幌カーラッピングの肉好き社長 (@nikusukinikku) August 9, 2016
ペイント・プロテクション・フィルムという透明のフィルムを貼る施行もあります。
ペイント・プロテクション・フィルム(以下:PPF)とは、透明のポリウレタン製フィルムを自動車やバイクなどのボディ表面に貼ることで、外的な要素からボディを保護し、傷がつくことを防ぐ製品のことを指します。
ドアなどのキズが付きやすい部分のみの施行なども可能です。費用は、約4,000円~あり、お手頃にできます。
■悪条件での駐車や、洗車がマメに出来ない人に最適
車を青空駐車しなければならず、塩害の砂埃や黄砂、鳥の糞や樹液の落下など、塗装を劣化させる条件が多い場合、毎日洗車する必要が出てきます。特に、鳥の糞と樹液は酸が強いため、メーカーや洗車業者で特殊なコーティングをしても、それらが付着して数日放置するだけでコーティング効果がなくなります。
ラッピングをした場合、洗車機や高圧洗浄は注意が必要ですが、基本は洗剤なしの水洗いで4~5年持ちます。また、再剥離可能なフィルムなので、売却時にはがして、素の塗装に戻すことが出来ます。
車の見た目を維持するランニングコストと、ラッピング金額は、一度比べてみる価値がある方法です。
どんどん進化する洗車&コーティング!上手に活用しましょう♪
近年の異常気象は、人間だけでなく、車にもダメージを与えやすくなっています。例えばPM2.5や黄砂、酸性雨や異常な高温、更には動植物の生息状況の変化で糞尿被害まで出てきています。
車を常にシャッター付きのガレージに入れておければ良いですが、車を利用する限り、環境の影響は避けては通れません。
コーティングの技術をうまく活用し、定期的な洗車をする事で、愛車をキレイに維持する方法を、より多く知っていると安心ですね。
■定期的な「洗車」に関するオススメ記事はこちら
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