【効果検証】「GENESIS β2」でボディがツヤツヤ!?人気の超撥水コーティング剤を施工して効果を検証してみた!
今回紹介するのは、超撥水コーティング剤として話題となっている「answer GENESIS β2」という商品です。実際に施工してみて、驚愕の撥水力や艶感を堪能することができたので、施工手順や注意点、ほかの撥水コーティングとは何が違うのかをご紹介していきます。手軽に愛車が艶々のスベスベになってくれるのでお見逃しなく!
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRspo…
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- 投稿日:2020-3-1
目次
そもそも撥水コーティング剤とはどんなもの?
車にコーティングをするときには「撥水」や「親水」といった言葉が用いられており、車をどのように保護してくれるものなのかがわかりにくくなっています。
「撥水」と呼ばれる現象は、「水をはじく」こととされており、車のボディに流れる水が球状になっているものを指しています。
逆に「親水」と呼ばれているのは、水が広がって流れるようになっていることを指しています。
そして、「撥水コーティング」というものは、撥水性を保持したボディにするためのコーティング剤のことであり、コーティングをすることによって車のボディを保護することができます。
ボディを保護するというのは、どのような効果なのかご説明しましょう。
塗膜の上に薄い膜ができることで塗装を守る
コーティングという言葉には「物体を覆う」という意味があり、車のコーティングについても同様の意味として使われています。
車のボディは、鉄板や樹脂の上に色のついた塗料を吹き付けて、最後にクリア塗装がされているのが一般的な塗装です。
一番上にあるクリア塗装のままで使用していると、紫外線や汚れが付くことによって劣化していってしまいます。
そこで、ワックスやコーティングなどを使用して塗装の膜の上にさらに薄い膜を覆うことによって、塗装を保護することを目的としています。
撥水コーティングでも塗装の保護をすることができますし、微細な凹凸を平らにしたりする効果があったりすることで滑らかな光沢を出すことができるようになっています。
重力や風圧で滑るように水が流れる
雨が降ったり、洗車をしたりして水分がボディに付着したときに、水が球状になってコロコロと流れ落ちていくのを見たことがあるでしょう。
撥水性によって、重力や走行中の風圧で水が滑らかに流れていってくれるようになります。
窓ガラスを撥水コーティングすると、雨の日に視界が良くなってくれる効果もあります。
汚れがつきにくくなってくれる
塗装の表面にある微細なキズをコーティング剤が埋めて、さらには水をはじくことによって汚れが付きにくくなるメリットがあります。
泥水などが走行中にかかってしまったとしても、水を流すだけですぐに流れてくれるのは、撥水コーティングの恩恵でもあります。
水玉によって染みになってしまうこともある
撥水コーティングをすることで、車のボディを保護したり、汚れが付きにくくなるメリットはあるのですが、デメリットも存在します。
ボディやガラスの表面で水玉ができることによって、「ウォータースポット」と呼ばれる染みが発生してしまうこともあります。
これは、水玉になることによって光が集束しやすくなり、太陽光の紫外線などが集中してしまいやすくなることで起こる現象です。
そのため、雨が降ったり洗車した後に水玉を放置していると染みになってしまいます。
ただ、撥水コーティングの弱点ともいえる水玉の染みを減らしたりすることができるものがあれば、怖いものなしになります!
それが、「answer GENESIS β2」という商品になります。
「answer GENESIS β2」はどんな効能があるのか?
撥水コーティング剤は数多く販売されていますが、その中でも「answer GENESIS β2」という商品が話題となっています。
従来の撥水コーティング剤とはどう違った効能があるのかを調べてみたので、ご紹介します。
極限の撥水性で従来の撥水コートよりも水が流れやすい
撥水性の目安というのは、目視での確認だったり感覚的なものになりやすいのですが、実はキチンとした目安もあります。
ボディの撥水コーティングについては目安が記載されていないものが多いのですが、ガラスへの撥水コーティングは目安があったりします。
その目安というのは、「接触角」と呼ばれており、水がどれだけ球状になるのかということです。
撥水と呼ばれるのは接触角が120°前後からであり、 「answer GENESIS β2」 のような超撥水は150°を超えるものになります。
「answer GENESIS β2」が、ほかのこれまでの撥水コーティングに比べて、撥水性が高くなっており水がコロコロと流れていくことが売りとなっています。
艶のある光沢と透明感を発揮する
「answer GENESIS β2」を使うことによって、コーティング成分が艶のある光沢を実現してくれます。
黒系の色であれば艶々のボディを手に入れることができますし、白系であっても艶と透明感のあるフォルムとなってくれます。
また、艶や透明感は何度も使用していくことによってさらに深まっていくことが期待できる商品です。
手触りでわかるツルツル・スベスベの感触
コーティング施工直後は、見た目からしてツルツルしているのがわかりますが、触ってみるとスベスベとした感触を堪能することができます。
車のボディがツルツルでスベスベの、玉肌の様相になるのはうれしい効果です。
他社とは違う!水による染みを防ぐ成分が入っている
「answer GENESIS β2」で一番注目してもらいたいのが、「水による染みを防ぐ成分」です。
answer社が独自に開発した成分によって、撥水性の弱点でもある水染みを予防する成分が配合されています。
そのため、汚れなどが固着しにくくなっており、染みを防ぐことができます。
「answer GENESIS β2」の同梱内容
手元に届いた「answer GENESIS β2」を開封してみて、同梱内容を確認してみました。
撥水コーティングをする商品は様々ありますが、そのほとんどがコーティング剤が入っているスプレーだけだったりするので、自分でクロスや洗剤を用意しないといけません。
その点、「answer GENESIS β2」であれば、施工前にする洗車のシャンプーから施工用クロス、仕上げ用クロスも入っているので、用品を後から買い足すといった心配がありません。
また、付属しているシャンプーはコーティングをするための洗剤となっているので、より撥水コーティングを際立たせることができます。
同梱内容は以下の通りです。
- 超撥水コーティング剤(スプレー)
- 洗車用脱脂シャンプー
- コーティング用クロス
- 最終仕上げ用クロス
実際に「answer GENESIS β2」を施工してみた!
従来の撥水コーティング剤とは違った、超撥水性を確かめるために実際に施工をしてみました。
今回施工した車両は、「スズキ スペーシア」です。
新車で購入して約半年が経過していますが、コーティングをしていない車両になりますので、撥水力は全くありません。
なお、施工については商品に同封されていた施工手順書がありますので、そちらを参考にしながら行っていきます。
1.初めに汚れをしっかり落とす洗車
付属の脱脂シャンプーを使って洗車をしていきます。
脱脂シャンプーは、ペットボトルキャップ2杯程度を水2ℓで薄めて使用しましょう。
汚れが目立つところもしっかりと落として、表面がなるべくツルツルになるように洗車しておくとコーティングの効果がより発揮されます。
2.拭き上げは水気をしっかりと取り除くこと
洗車後は、シャンプーをしっかりと水で流して拭き上げをします。
水気が残ったままでコーティングをすると、成分が薄まってしまいますので、撥水力が低くなってしまいます。
しっかりと水気を取り除きましょう。
3.コーティングの準備
スプレーのコーティング剤をそのままボディに塗布するのではなく、付属のクロスに吹き付けて使用するようになります。
まずは、水に濡らしたマイクロファイバークロスをしっかりと絞っておきます。
次にスプレーをよく振って、中身を混ぜてからマイクロファイバークロスに2、3回塗布しましょう。
最終仕上げクロスも同時に使用するので、持っておくと取りに行く手間が省けます。
4.コーティングの施工
スプレーを塗布したマイクロファイバークロスで塗り込んでいくのですが、一気に施工しようとすると失敗しやすいので、ブロックで区切って行います。
ボンネットの半分を施工したら、水分が乾かないうちに仕上げ用クロスで拭き上げていき、またボンネットの半分を・・・という形で繰り返していきます。
※気温が高かったり、直射日光が当たると乾くのが早くなりますので、小さな範囲を施工していくと失敗しにくいです。
すべてが塗り終われば、塗り忘れがないかどうか確認して完了となります。
施工後、被膜が形成されるのは30分後で、被膜が完成するのは24時間かかります。
「answer GENESIS β2」の効果は抜群!
施工前にボンネットに水を流した時とは違って、水がコロコロと流れ落ちていってくれます。
ボディに艶も出てきて、肌触りもスベスベでした。
コーティングはどうしても日が経つことによって落ちていきますので、3か月~半年のペースで定期的に行うのが良いでしょう。
撥水力がなくなる前には、定期的に施工していくと被膜が厚くなって、よりボディを保護してくれるので繰り返し使うことがオススメです。
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