イグニッションコイル【いぐにっしょんこいる】
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イグニッションコイルというのはスパークプラグで放電するために用いる昇圧器になります。
エンジンの点火は混合気が自然に燃焼を行うことができないために、その点火を行うのに必要な電圧が15,000ボルトから35,000ボルトほど必要となります。
バッテリーから電流が供給されますが、それを高い電圧に変換することが必要なため、この装置が求められます。
一次コイルと二次コイルが巻かれていて、そのコイルの巻き数の差から起こる起電力で大きな電圧が生み出されます。
二次コイルの巻き数を多くしておくことで、相互誘導作用というものが生じて高電圧が生み出されます。
一次コイルは電力を供給するためのプラス極とマイナス極が備わっており、高速でスイッチを断続させていくことでコイルの起電力が生まれる仕組みとなっています。