ピストンピン【ぴすとんぴん】
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ピストンピンというのはコネクティングロッドとピストンを結合するための部品であって中身が空洞のピンとなっています。
ピストンの往復運動でとても強い負荷と摩擦が生じるので、ピストンピンはその摩擦や高負荷に耐えうる強度のものが必要となります。
強い摩擦と負荷に耐えうるための特殊鋼や肌焼き鋼などを使用していて、表面自体を硬化させていく処理も必要とされます。
摩擦による抵抗を受けにくいように研磨処理などを施して抵抗値を低くしていく技術も施されています。
コネクティングロッドの小さい孔の方とピストンボスがピストンピンによって接続されていて、固定式と半浮動式という固定される方式があります。
その逆で固定を全くしない全浮動式という、固定はされていないが両端のスナップリングによって留められているものもあります。