タイヤ交換や下回りの洗車時に使いたい!人気のジャッキ&ジャッキスタンド5選
タイヤ交換を行ったり、車の下回りの作業をするのにジャッキアップが必要です。自分でタイヤ交換などをする方は少ないかもしれませんが、毎年タイヤ交換の順番待ちがすごい…と思われている方はこれを機にジャッキを購入してお家でやってみてはいかがでしょうか。安全確認をしっかり行い、正しい手順でやれば女性でも行うことができます。 またタイヤ交換だけでなく、下回りの洗車などにも役立ちますし、走行中の急なパンクなどのトラブル時のためにも操作方法や注意点を知っておくと良いですよ。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-17 / 投稿日:2017-9-7
ジャッキとは?
ジャッキとは、車を持ち上げる作業をする必要がある場合に、車を持ち上げ固定させておくものです。
ジャッキアップすることで、タイヤ交換や車の下に潜り込んでの作業、下回りの洗車などを行うことが出来ます。
ジャッキには、
- 車にあらかじめ装備されている「パンタグラフジャッキ」
- カー用品店などで購入できる「ガレージジャッキ」
の2種類があります。
1.パンタグラフジャッキ
油圧式パンタグラフジャッキは便利。
もう10年以上使ってるが、当時はそこそこ高額だったが確実に元は取ってる。 pic.twitter.com/D7h4LBszYX— ヒロシ (@purfia) December 26, 2017
パンタグラフジャッキは、電車の上部に取り付けられたパンタグラフに似ていることからそう呼ばれています。
あらかじめ車に装備されていることが多く、主にタイヤのパンク修理に使われます。
あくまでも応急処置用ですので、このパンタグラフジャッキを使って車の下に潜ったり、作業することはやめましょう。
2.ガレージジャッキ
バットマンカーみたいなガレージジャッキ pic.twitter.com/njbA3tKeCz
— 順調 (@JUNCHOON46) August 6, 2017
ガレージジャッキは、本格的にジャッキアップする大きなタイプのものと持ち運びに便利な小型なものまで、様々なタイプのものが売られています。
小さなガレージジャッキでも十分に力を発揮してくれます。
油圧式で、小さなものでも2トンサイズの車を持ち上げることができるので、個人で使用する場合はそこまで大きなものでなくても問題ありません。
ジャッキアップする方法
□ ジャッキアップする前に知っておくべきこと
ジャッキアップする前に、必ず使用条件を満たしておかなければなりません。
車を持ち上げその下に潜り込んで作業する場合は、特に注意が必要です。
「車を持ち上げるだけだから…...」という理由で、適当に行わないようにしましょう。
以下の条件を必ず守って作業を行ってください。
- 平坦な場所で行う
- ジャッキアップ中であることを周囲に知らせる
- エンジンは停止する
- 車の下にタイヤを入れる
車の下にタイヤを入れるのは、車の下に潜り込んで作業する場合、ジャッキが外れてしまい車の下敷きにならないためです。
タイヤを入れる以外にも、『うま』と呼ばれるリジッドラック(支え)を入れ、万が一ジャッキが外れてもいいように車を支えてくれるアイテムもあります。
重い車を持ち上げるわけですから、非常に危険を伴います。安全を最優先してくださいね。
□ ジャッキアップの使い方
ジャッキアップをする際に、ジャッキを当てる箇所はどこでもいいわけではありません。
必ず車種ごとにジャッキアップポイントがあります。
このジャッキアップポイントとは、ジャッキアップするために作られた箇所をいい、この部分に合わせることで安定して車を浮かせることができます。
このポイントからズレてしまうと、ジャッキが外れてしまったり、車が傷ついてしまうので、十分に注意して行う必要があります。
ジャッキアップポイントは取り扱い説明書に記載されていますので、しっかり確認しておきましょう。
やり方は以下です。
- ジャッキポイントを探す
- ジャッキアップをポイントにあて、ゆっくりジャッキアップする
- スペアタイヤやうまを使って、安全措置をする
- タイヤ交換などの作業を行う
です。
車載ジャッキ(パンダグラフ)とガレージジャッキの両方の使い方の動画を紹介します。
車載ジャッキ(パンダグラフ)
車載のジャッキは、仕舞われているところも車により異なりますので、説明書で合わせて確認しておきましょう。
ガレージジャッキ(油圧式)
簡単に使えることがわかりますね。
おすすめジャッキアップ&ジャッキスタンド5選!
初めてでも使いやすい、人気のジャッキ、そして車の下に潜って作業したい人のための「うま」(ジャッキスタンド)をいくつかご紹介します。
○ マサダ シザースジャッキ
油圧式のパンタグラフジャッキです。
従来のパンタグラフジャッキよりも軽い力で車を持ち上げることができるので、タイヤ交換などがスムーズに行えます。
日本製でなので信頼度が高いものとなっていますね。
見た目は、非常に弱々しい作りに見えますが、車体をしっかりと持ち上げることができます。
○ 大橋産業 フロアジャッキ
丈夫でメンテナンスに手間がかからず長く使用できると評判のジャッキです。
パンタグラフジャッキより扱いやすいので、初めての方でも安心して使用できます。
本体を車の下にもぐりこませ、レバーを上下に動かすだけです。
どんな車種にも使用できるので、非常に便利です。
また、コストパフォーマンスに優れ、油圧式ジャッキの中では一番オススメです。
◯ PowerWings シザージャッキ
[PowerWings] シザージャッキ 荷重2.0T 力を省き 手動レンチ用 超便利なジャッキ [電動レンチが使えます] |
小型のジャッキと比べると少し大きめサイズですが、小さく畳むことが出来ます。
車に積む分には全然気になりませんので、積みっぱなしでも問題ありませんよ。
ジャッキアップする際、こちらのジャッキはトルクレンチで行うので、従来のものより簡単に持ち上げられます。
操作も難しくなく、取り扱いが簡単なのでオススメです。
○ ジャッキスタンド リジッドラック
「うま」と呼ばれるもので、車の下に潜り込んで作業する場合は必ず使うアイテムです。
2個セットになっているので、安定して車を支えてくれます。
タイヤ交換などだけではなく、車の下回りも自分で見たい・いじりたいという人には必須ですね!
◯ 大橋産業 キーパーマン2T
作りががっちりしていると評判のジャッキスタンドです。
こちらも国産品ということで安心感があります。
タイヤ交換にはもちろん、車の下回りの整備に役立ちます。
頻繁に車の整備をする方は、一つは持っておきたいアイテムです。
ジャッキは安全性を重視して選ぼう
車をジャッキアップして、作業する場合は安全の確保が一番です。
特に慣れていない初心者の方は、要注意ですね。
ジャッキが外れて、車の下敷きになる事故が毎年発生しています。
便利で簡単にジャッキアップできるものが売られていますが、使用する前に確認事項がありますから、十分に安全確保して作業をしましょう。
最近では、地震も多くなってきています。
思わぬ揺れに、車が落ちてこないように安全対策は必ず行ってください。
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