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ブレーキシュー【ぶれーきしゅー】

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ブレーキシューはブレーキ装置の末端パーツで、自動車のドラムブレーキに利用されている摩擦発生装置です。同様の役目を持つものにブレーキパッドがありますが、こちらはディスクブレーキに使われています。ドラム式ブレーキではライニング・摩擦材が接着剤で張り付いていて、ブレーキドラムの回転を内側から減速させる作用があります。具体的には、ブレーキが掛かるとブレーキシューが外側に広がって、ドラムの内面にライニングを押し付ける格好になります。するとドラムとライニングの間に大きな摩擦力が発生して制動力が得られる仕組みです。回転エネルギーは熱エネルギーになって放射されますが、ドラム内で熱が籠り過ぎるとブレーキが効かなくなるデメリットがあります。その為に負荷の少ない後輪に採用されています。また新品のブレーキシューの厚さは4mm程度で、使用限界は1~2mmまでです。ですから減ってきたら交換する必要があります。

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