エアバッグ【えあばっぐ】
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エアバッグとは、衝突事故時に乗車している人を守るための袋体式の衝撃緩和装置のことです。これは車両が強い衝撃を受けた時に瞬時に圧縮ガスを注入して、強度の高い袋体を膨らませてクッション効果で人体と車体との衝突を防ぐものです。日本初のエアバッグ搭載車は1987年に市販されました。ホンダのレジェンドが運転席のみのエアバック搭載車を発表しています。現在ではほとんどのメーカーの車種で、助手席も含めたエアバック装置が標準装備になってきています。高級車ではドア面や後部座席にもエアバック装置がセットされているものもあり、より安全性が向上していると言えるでしょう。ただしエアバッグは基本的にシートベルトの補助装置で、シートベルトを着用していない場合は効果が十分に発揮されないケースがありますので、その点は十分に注意が必要です。