水平対向型エンジン【すいへいたいこうがたえんじん】
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代表的な直列型エンジンとは違ってシリンダーが左右の水平に並べられたエンジンが水平対向型エンジンと呼ばれています。
クランクシャフトを中心にして左右にシリンダーブロックが対になって配置されているのが特徴になります。
一つのクランクシャフトで左右の両方のピストンと結合されています。
V型エンジンに似ているような形ですが、シリンダーブロックが共に独立している点では異なるものとみなされています。
このエンジン方式では振動に対するストレスがどのエンジンに比べても少ないためにバランスシャフトなどの余分な部品を用いることは必要ないとされています。
低重心に向いているとされているこのエンジンはシリンダーを水平に寝かせて配置することで、安定的な車重の確保に向いているとされています。