初心者でもわかる車のチューニングの基礎知識!カスタムとの違いは?どういう効果があるの?どこでやるの?
車のチューニングとは、カスタムとは違います。チューニングとは、走行しやすいように調節・調律することです。これは車好きの方々がよくやる手法になります。この記事では、そもそもチューニングとカスタムとの違いななんなのか?チューニングをする場合、どのような順番で行えばいいのか?などをご紹介します。さらに、それぞれのメーカー直系のチューニングメーカーについても紹介しているので、参考にしてみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-18 / 投稿日:2017-6-26
目次
車の『チューニング』ってなに?
車のチューニングとは、ベースとなる車両に対してパーツの交換などを行い、性能を最大限に引き出したり、性能の向上を図ることです。
一昔前の車は精度が低く、車のパーツを一度バラしてから組み直して走らせる…ということもありました。
しかし今では、購入した瞬間から問題なく車を走らすことができ、誰でも安定して運転できますよね。
ですが、それではクルマ好きにとっては面白みに欠け、自分の走りを追求したいドライバーはチューニングは欠かせないものとなっています。
ドライバーによってチューニングする場所が異なり、自分の理想とする走りを実現するために行われるため、かなり個性の出るものとなっています。
このように、目的とする走行が出来るように調節・調律することをチューニングと呼びます。
車のチューニングとカスタムの違いとは?
車のチューニングと車のカスタムは、似ているようで全く異なります。
カスタムとは、「車の見た目をカッコ良くしよう」とエアロパーツ(スポイラーやウィング)をつけたり、車のボディカラーを部分的に変えてみたり、ボンネットにストライプを施すことです。
光沢あり ブラック(黒) 10mm(1cm)×2m(2メートル) ストライプ ライン テープ カット済カッティングステッカー サイドデカール ストライプ ラインステッカー |
また、外装だけでなくフロアマットを交換してみたり、電飾パーツをつけたりと、車の見た目を変えることも「カスタム」と呼びます。
車の走りや性能の向上を図るチューニングとは大きく異なりますね。
※エアロパーツとは
自動車の部品の一種。空気力学的な抵抗・揚力の低減、操縦・走行安定性の向上、エンジン・ブレーキの冷却効果増大、車体の汚れ防止などを目的とする。
初心者でも車のチューニングはできるの?
車の運転が好きだったり、走りを楽しむようになると、車の性能を向上させたくなってきます。
ただ、知識がないとどこをどのようにチューニングすればいいのかわかりませんよね。
そのような場合はいきなり自分で行わず、専門のショップなどに相談してからチューニングすることをオススメします。
メーカー直系のチューニングメーカー
□ トヨタテクノクラフト
トヨタ自動車のグループ会社であり、トヨタ車のカスタマイズパーツやチューニングパーツを手がける企業です。
新車の開発と並行して、パーツやコンプリートカーを製作しているトヨタ自動車直系のチューニングメーカーとなっています。
トヨタ車を利用し開発やテスト走行を行い、様々なチューニングを施していますので、トヨタ車に乗っている人はこちらがオススメです。
□ スバル STI
スバル車にもチューニングメーカーがあります。
スバルSTIの知名度は高く、ファッション感覚や所有感といった感覚で乗る方も多いのではないでしょうか。
グレードとは車の等級のことで、
- ベースグレード(最低限の装備のみの車)
- ミドルグレード
- 最上級グレード
というように分けられています。
そこに、「STIグレード」が追加されるようになりました。
価格だけで見れば、最上級から一つ下か二つ下くらいでしょう。
人気があることがよくわかりますね。
□ 日産 nismo
日産にも直系のチューニングメーカーがあり、スバルのSTIグレードと同様、ニスモグレードと呼ばれるほどです。
GT-RやフェアレディZなどが有名ですが、ジュークやノートといったコンパクトカーにもチューニングが施されている車種もあります。
車のチューニングをする順番ってあるの?
チューニングと一言でいっても、車のあらゆる部分を変更することができます。
例えば、
- タイヤ
- ホイール
- スタビライザー(車の回転運動を防ぐためにサスペンションにつけられているもの)
- サスペンション(衝撃や振動を吸収してくれるもの)
- ブレーキ
- マフラー
等、様々な部分を変更し、性能の向上を図ります。
ただ、闇雲に好きな部分からチューニングするのではなく、チューニングする順番があるんです。
チューニングには車全体のバランスを見ながら、作業していかなくてはなりません。
- 足回りをチューニングする
- ブレーキやマフラーを交換する
- エンジン・ボディをチューニングする
このような順番でチューニングすると良いとされています。
車の状態や性能によって多少前後する場合がありますが、理想的な順番で行うと効率的に性能の向上が図れます。
車のチューニングを行って、より愛車との走りを楽しもう!
車を購入した状態は万人受けするように、誰が乗っても安定して走行できるように設計されています。
ですが、ドライバーの走行技術が上がるにつれて、車に対してもチューニングを施したくなってくるドライバーも多いんですよね。
車をチューニングし、理想の走りに近づけていくのはとても楽しく、やりがいがあります!
しかし、見た目のかっこよさにとらわれすぎたチューニングをしたり、不必要なところまで手を出してしまうと、本来の性能を十分に発揮することができず、足を引っ張ってしまうこともあります。
車の魅力をより見出すために、しっかりと専門的な知識を身につけたり、ショップなどと相談して行うように心がけましょう!
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