
車の消耗品の交換時期や費用の目安を解説!節約術も紹介♪
車の部品交換をする際、自分で行うと安く済ませることが出来ます。部品によっては女性でも簡単に交換することができるので、部品を準備して手順を覚えてしまうととても楽です。各部品の費用や交換時期の目安、実際の交換方法は動画でご紹介します。 日常的に車を使用していると当然各所の部品が消耗してきますので定期的にメンテナンスを行いましょう。大事な愛車を長く安全に使用するためにも、どれくらいで交換が必要なのかわかると安心です。

免許取得歴:10年 今乗っている車種:ダイハツタント(新車で購入) 車に対する思い:色…
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- 投稿日:2017-4-18
目次
節約にも繋がる!車の消耗品ごとの交換時期を見極めよう
車の部品や消耗品と言っても、とても多くの種類があり、それぞれに決められた交換時期も存在します。
その時期をきちんと把握して予防的に交換することが大切です。
例)車のエンジンオイルは大体5,000kmごとで交換です。
これを交換せず乗り続けると、エンジンに負担がかかってしまいます。
エンジンが焼きつき(エンジン内部の部品が熱くなりすぎ、溶けて周りの部品とくっついてしまうこと)を起こしてしまい、最悪廃車にして買い替えとなってしまう事も…。
また、タイヤも替えずにいると摩耗して制動が効きにくくなり、事故に繋がることもあります。
事故を起こしてしまったら、車は当然修理が必要になりますし廃車になることも多いです。
そのようなことにならないよう、定期的に交換やメンテナンスをすることで、故障の予防や危険性を軽減する事が出来ます。
そしてそれが、結果的に節約に繋がる事にもなります。
しかし、点検や部品交換のため自動車工場やディーラー等に行った際、部品交換を早めの段階で勧めてきてくれることもあります。
もちろん早めに交換するのに越したことはないですが、「こないだ替えたばかりなのにもう?」と思ったことはないでしょうか。
あまりコンスタントに交換を続けるのは、お財布的に優しくありませんよね。
そのため、消耗品の適切な交換時期をきちんと把握しておくと、自分でどれくらいになったら交換すべきかが分かるので出費は最小限に抑えられますよ。
※もちろん、交換時期に限らず修理や交換をしなければならなくなる場合もありますので、信頼の置ける整備工場や整備士さんと出会えると安心です。
車の部品・消耗品の交換時期の目安と大まかな費用
では、部品や消耗品ごとの一般的な交換時期の目安や大まかな費用はどれぐらいなのでしょうか。
様々な部品の目安料金を確認してみましょう。
ただ、メーカー等によって異なりますのであくまで参考としていただければと思います。
エンジンルーム
- エンジンオイル |5,000kmごと | 4,000~7,000円
- オイルフィルター(オイルエレメント) |オイル交換2回ごと | 2,000円~3,000円
- バッテリー |3~5年ごと | 10,000円~30,000円
- 冷却水(LLC) |車検ごと | 5,000円~10,000円
- ブレーキフルード |車検ごと | 4,000円~8,000円
- パワーステアリングフルード |およそ10万kmごと | 4,000円~6,000円
- ウィンドウォッシャー液 |タンクが減っていたら適量まで補充 | 500円~2,000円
- エアクリーナーエレメント |5万kmごと | 3,000円~6,000円
- スパークプラグ |4万kmごと(プラグにより変動) | 5,000円~20,000円(プラグの種類より変動)
- プラグコード |10万kmごと | 10,000円~20,000円
- タイミングベルト |10万kmごと | 30,000円~10万円
- Vベルト |5~10万kmごと | 6,000円~10,000円
- フューエルインジェクター |15~20万km | 50,000円~20万円
- フューエルフィルター |10万~15万km | 6,000円~15,000円
- オルタネーターブラシ |10万~15万km | 45,000円~90,000円
- サーモスタット |10万kmごと(または水温計の表示が不自然な場合) | 6,000円~10,000円
- ラジエーターキャップ |パッキンやばねがへたったら | 3,000円~6,000円
- ラジエーターホース |10万kmごと | 10,000円~25,000円
- ウォーターポンプ |異音やLLC漏れが発生したら | 20,000円~60,000円
- エンジンマウント |エンジンの振動がたつきが気になったら | 25,000円~80,000円
足回り
- タイヤ |使用限界は溝の深さ1.6mmまたは5年経過 | 30,000円~10万円
- タイロットエンド |ガタが発生するか、10~15万kmごと | 20,000円~50,000円
- ホイールベアリング |異音やガタつきが発生したら | 15,000円~30,000円
- ブレーキパッド |3万~4万kmごと、もしくは3mm以下になったら交換。新品の厚さが10mmで1mmが限界 | 9,000円~40,000円
- ブレーキホース |10万kmごと、もしくは膨らみ・ひび割れが出たら | 20,000円~30,000円
- ブレーキキャリパー |10万kmでオーバーホール | 20,000円~50,000円
- ドライブシャフトダストブーツ |7~10万km、もしくは劣化 | 30,000円~60,000円
- スプリング |ヘタったら交換。(純正は10万km以上保つ場合あり) | 40,000円~80,000円
- ダンパー(ショックアブソーバー) |10万kmごとに交換 | 40,000円~15万
- マフラー |排気音がうるさくなったり、サビなどで穴があいたら | 25,000円~10万円
駆動系
- デフオイル |5万kmごと | 4,000円~10,000円
- ミッションオイル |5万kmごと | 4,000円~10,000円
- ATフルード(ATF) |無交換もしくは、60,000km毎 | 6,000円~10,000円
- クラッチ |7~10万kmごと(AT車は異なる) | 50,000円~10万
エクステリア
- ボディー |ボディは交換できません。傷、錆び、へこみ等は板金修理。 | 40,000円~修理箇所により値段は大きく変動
- ヘッドランプ |球切れ、または光量が減ったら | 1,500円~
- 発炎筒 |使用期限(約3年) | 500円~3,000円
- クリーンフィルター(エアコンフィルター) |1年又は12000kmごと | 2,000円~4,000円
- ワイパーブレードゴム |2年程度で交換 | 2,000円~4,000円
以上が、車の消耗品の大体の交換時期と料金の目安です。
単価の高いものから安いものまで様々ありますが、しょっちゅう交換したり修理になったりすると結構痛いですよね。
ある程度の交換目安がわかっていると、その出費も事前に把握できますので計画的ですよ。
※単価はあくまで目安になりますので、メーカーや車の状況により変動する可能性があります。
高額な部品は中古品・リビルト品を使うとかなりの節約に!
先ほど部品の費用を紹介しましたが、交換箇所によっては高額な部品もかなりありました。
少しでも交換などの費用を抑えるために中古パーツや部品をオーバーホール(分解し清掃したあと、再度組み立て直し)をしたリビルトパーツを使うのも一つの方法です。
新品部品と比べると中古パーツでおよそ半額、リビルトパーツで3~4割程度安くなることがあります。
ただし、気をつけないといけないのは、車種が同じであっても型式・グレードによって使われているパーツが若干違うということ。
そのため中古パーツが合わない可能性があるので注意が必要です。
さらに費用を抑えたいということであれば、ご自身で中古パーツを用意して自動車工場に持ち込んでみましょう。
パーツがありますので費用は工賃だけで済みますね。
しかし、自動車工場によってはパーツの持ち込みを受けていないところもあります。
持ち込みをする際は、事前に自動車工場に確認をしてからにしましょう。
もしくは、自動車工場に「中古パーツでお願いします」と頼むと、中古パーツやリビルトパーツを使用して修理・交換をしてくれますよ。
自分で交換できる部品もある!
消耗品の中で、自分で交換の出来るものは自分で行った方が費用が格段に抑えられるものもあります。
自分でやれるものとしてはワイパーやライト関係、オイル交換、バッテリー交換辺りが可能でしょう。
ワイパー・ライト関係
ワイパーやライトの電球などは、ホームセンターで安く売っています。
自動車屋で購入するより安いものもあるので、費用を抑えたい人にはお勧めですね。
交換自体は、説明書をみながらやれば女性の方にも簡単に出来ます。
オイル
オイル交換も自分で行うことが可能です。
ですが、ワイパーやライト関係と違って、少々準備物が多い点があります。
廃オイルの処理に使う箱やパーツクリーナー、パッキンなどの購入は必要になります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、こちらも慣れれば女性でも行うことが可能です。
バッテリー
バッテリーは手順を間違わないようにすることが重要です。
バッテリーはお店やディーラーで購入するのと、ネットなどで購入するのとではバッテリー自体の値段に差があります。
インターネット等だと安く手に入ることもありますので、それを買って自分で交換できればお安く済ませることも出来るでしょう。
廃バッテリーの処理は、お店やディーラーによっては無料で回収してくれるところもありますし、有料のところもあります。
近くのお店に事前に確認してから持っていくといいでしょう。
車の部品交換代は抑えられる!
自動車の消耗品やパーツについて書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
車の消耗品の中には、定期的に交換しないといけないものが数多くあります。
交換を怠ってしまうと故障に繋がる可能性もあるので、大事な愛車の為にも交換時期の把握をしておきましょう。
簡単に出来る交換は自分の手でやってみると、もっと車に愛着を持てるかもしれませんね。
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