目次
関門海峡はどこのことを言っているのか?
日本には、本州・四国・九州・北海道と大きく分けて4つの陸が海で分断されている島国になります。
そこで、本州と九州の間にある海「関門海峡」についてのことをご紹介しましょう。
関門海峡は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を隔てる海峡とされており、「関門」という名称は下関の「関」と門司の「門」が使われています。
今は関門海峡と呼ばれていますが、「穴戸海峡」や「馬関海峡」「下関海峡」とも呼ばれていたそうです。
潮の流れが早く、大潮の際には最大10ノットを越えることもあるため、船で通過するときには4ノット以上で通過することが義務付けられているようです。
関門海峡があることで、九州と本州は分断されていますが、どちらにも船に乗らず行き来ができるように、橋があり「関門橋」と呼ばれています。
九州と本州に掛かる橋「関門橋」とは?
関門海峡によって分断されているからこそ、車やバイクなどで九州と本州を行き来するためには橋が必要になってきます。
そこで、1973年に本州と九州を結ぶ橋として「関門橋」が開通し、当時としては東洋最長の橋として周知されました。
山口県下関市と福岡県北九州市門司区に掛かっている橋
本州側は山口県下関市、九州側は福岡県北九州市門司区になり、高速道路として利用することができるようになっています。
下関ICと門司IC間の関門自動車道と呼ばれており、中国自動車道でも九州自動車道でもない高速道路となっています。
海からの高さは61mを確保しており、大型のタンカーなども関門海峡を航行することから、高い位置に橋が掛かっています。
関門トンネルを通って本州と九州を行き来することもできる
関門橋だけが本州と九州を繋ぐ道ではありません。
通行料金は必要になってきますが、下道の国道2号線から進むことができる「関門トンネル」もあります。
関門トンネルであれば、歩行者が通るための道も確保されていますし、海の中を通っていく不思議な感覚を体感することができますよ。
下関の魅力たっぷりな観光スポットやご当地グルメ!
山口県下関市にある観光スポットやご当地グルメをご紹介します。
せっかくのドライブや旅行で来た場所なら、美味しい料理に舌鼓を打って、綺麗な景色などを見ていきましょう。
関門海峡や巌流島を見渡す「海峡ゆめタワー」
全国各所の観光名所にはほとんどある展望台付きのタワーの一つが「海峡ゆめタワー」です。
九州との間にある関門海峡から、宮元武蔵と佐々木小次郎が対決したとされる巌流島を見ることができます。
高い位置から見渡すパノラマを見たいのであれば、ぜひ行ってみてください。
住所・地図
営業時間・料金
- 年中無休
- 営業時間:9:30~21:30
- 大人:600円
- 小人(小・中学生):300円
- 高校生:300円
- 高齢者(65歳以上):300円
関門海峡を再現した水族館「海響館」
関門海峡に住む海の生物を展示している水族館です。
魚へのエサやり体験やイルカ・アシカを見たり、下関で有名なふぐなどの様々な海洋生物を見ることができます。
子供も一緒に見て回ることができますので、きっと楽しい時間を過ごせることでしょう。
住所・地図
営業時間・料金
- 年中無休
- 営業時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
- 大人(高校生含む):2,000円(2019年10/1以降2,090円)
- 小・中学生:900円(2019年10/1以降940円)
- 幼児(3歳以上):400円(2019年10/1以降410円)
ふぐを食べるならここ!「春帆楼」
明治21年に初代総理大臣である伊藤博文から「ふぐ料理公許1号店」としての栄を賜って以降、120年あまり続く名店です。
歴史を感じる格式高いお店ではありますが、絶品のふぐ料理をいただくのであれば、外せない場所になるでしょう。
営業時間・定休日
- 年中無休
- 予約制の店舗なので、必ず事前に予約が必要です
- 営業時間:11:00~22:00
下関のご当地グルメと言えば瓦そば!「元祖瓦そば・たかせ・本館」
日本の歴史息づく本館の建物は、築100年の古風な面影を残しており、中庭には鯉が泳ぐ姿を見ることもできます。
歴史を感じながら食べる瓦そばだからこそ、元祖と呼ばれる所以となります。
住所・地図
営業時間・定休日
- 定休日:木曜日・金曜日
- 営業時間:11:00~20:00
門司の魅力たっぷりな観光スポットやご当地グルメ!
福岡県北九州市門司区には、昔港として栄えた歴史がありつつ、今でも港として利用されています。
門司から発祥のご当地グルメや、一度は行ってみたい観光スポットをご紹介します。
歴史息づく「門司港レトロ」
門司港は、昔外国貿易によって栄えた時代の建物などを保存し、そこを観光スポットとして整備された場所です。
美しい景観から、貿易が栄えていた時代を感じる歴史を堪能しながら歩くことができるので、デートスポットや家族旅行として利用する人も多いようです。
門司港の歴史
昔に使われていた建造物をそのままに、観光スポットとするため1988年から整備を開始されました。
そして、1995年にグランドオープンしてからは順調に観光客が増えていき、レトロという名前を冠する場所を様々な箇所に作るなどをして、門司港の発展を支えています。
その景観を維持した美しい町並みを評価され、「国土交通省の都市景観100選」に選ばれたり、「土木学会デザイン賞2001最優秀賞」を受賞した経緯もあります。
住所・地図
鉄道好きにはたまらない「九州鉄道記念館」
明治時代に立てられた赤レンガ作りの建物で、懐かしい木造客車の展示などが行われています。
ファンにはたまらない操縦体験をすることができたりと、鉄道の歴史を感じながら、遊んで学べる観光スポットです。
住所・地図
営業時間・定休日
- 休館日:毎月第2水曜日(8月は除く)(7月は第2水曜・木曜)
- 開館時間:9:00~17:00(入館は16:00まで)
- 入館料:大人300円、中学生以下150円(4歳未満は無料)
焼きカレー発祥の地で食べる!「プリンセスピピ 門司港本店」
焼きカレーを食べるなら、世界にひとつだけの焼きカレーがある「プリンセスピピ」に行って見ましょう。
お店では焼きカレーを食べるだけでなく、記念日をお祝いすることもできますし、オシャレな空間で美味しい料理を楽しむことができます。
住所・地図
営業時間・定休日
- ランチ:11:00~15:00
- ディナー:18:00~22:00
- 定休日:火曜日
本格的な紅茶も味わえる「グリーンゲイブルズ」
北九州にしかない洋菓子と紅茶の専門店で、店内は「赤毛のアン」をテーマとした洋菓子や紅茶が並んでいます。
フレッシュな素材を使って作られた洋菓子を紅茶と一緒に楽しむことができますし、門司名物のバナナを使った洋菓子を食べることができます。
住所・地図
営業時間・定休日
- 年中無休
- 営業時間:10:00~20:00(ラストオーダー19:30)
関門橋を渡って下関と門司を遊び尽くそう!
関門海峡に掛かる本州と九州を結ぶ関門橋を渡って、山口県下関市と福岡県北九州市門司区のどちらも遊びに行くことができます。
2つの地方を跨ぎながら、観光スポットや美味しいグルメを楽しんで、楽しいドライブやデートをしてみてはいかがでしょうか。
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