
子どもの車酔いは何歳から?現役ママが症状・原因・予防策・解消法を調査!
車酔いの原因は、内耳の平衡感覚の乱れから起こると言われています。内耳の平衡感覚が乱れると自律神経も乱れますので、体調も悪くなります。 2歳でも車酔いになるというデータもありますが、脳が未発達の乳幼児は酔いにくく、脳の働きが発達してくる5歳頃から車酔いは多くなってくるそうです。 車酔いの原因と対策を事前に知っているだけで、「もしも」の時に落ち着いて対応出来ますよね。 せっかくのドライブ、楽しいお出掛けにしたいものです。

今乗っている車種:ボルボ…
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- 最終更新日:2016-12-6 / 投稿日:2016-10-31
目次
子どもの車酔い「症状」は?
子どもと車に乗っている時、急にこんなこと言われると焦っちゃいますよね・・・。
「ママ〜。気持ち悪い〜。」
「ムカムカする〜。」
■子どもの車酔いの症状
車酔いの症状にも様々な物があります。
- 頭痛
- 吐き気
- 生唾
- ムカムカ
- ふらふら感
- 顔面蒼白
- 冷や汗
- 嘔吐 などなど。
私自身も小学生の頃は、よく車酔いをしていましたので、気持ちの悪さは良く分かります。
窓を開けて新鮮な空気を吸うだけで、気分が落ち着いてきたものです。
乗り物酔いは何歳から発生するの?
乗り物酔い研究室 に、「乗り物に酔いやすいですか。」という質問に対して、「はい」または「いいえ」で答えたデータが掲載されていました。
こちらのグラフにはないのですが、2歳では酔いやすいが男1.8%、女2.2%となっているので、数は少ないですが、2歳からでも乗り物酔いは発生しているようです。
6歳になると男8.2%、女11.2%となり、10人にひとりは「車に酔いやすい」と感じていることがわかります。
19歳以下で一番酔いやすい年齢は、男子は11歳の36.4%、女子は12歳の47%となります。
このグラフをみると、車に酔いやすい2~9歳の子どもの割合は他の年代と比べると少ないようです。
子どもの車酔いの「原因」は大きく3つに分けられます
子どもが車に酔う時を観察してみると、こんな事が挙げられました。
- 車の中で、本を読んでいる時。
- ゲーム機を触っている時。
- 空腹の時、食べ過ぎの時。
- 揺れが多い山道や、曲がり角の多い道。
- 急ブレーキ、急発進。
この症状から、原因は大きく3つにわけてみました。
原因1:なぜ酔うの?原因と予防策〜平衡感覚の乱れ編〜
体の平衡感覚は、内耳の器官で調整されています。しかし、乗り物による過度の揺れやスピードの変化によって、この情報がその人の限界を超えた異常な刺激として脳に伝えられると、自律神経の働きが乱れ、めまいや吐き気など乗り物酔いの不快な症状が生まれます。
予測出来ない動きに、対応出来ず平衡感覚が乱れるのが原因です。
酷い症状ですと、青白くなって嘔吐する子もいるみたいです。
なるべくムラの無い安全運転をしてあげる事で、酔いを遠ざける事は出来そうです。
おはようございます。きのうラジオで車酔いを治す方法に、「四股を踏む」と頭の内耳の平衡感覚が鍛えられると聞きました。だから力士にも車酔いするひとがいないとか。一日に5、6回軽く踏むといいらしい。その情報、子どもの頃の自分に伝えたかったわ…こんな雨の日の遠足は地獄だったなあ。
— あきうを (@kazekko) June 9, 2012
「四股を踏んで平衡感覚を鍛える」という予防策もあるようです!
原因2:なぜ酔うの?原因と予防策〜視覚と嗅覚への刺激編〜
揺れているバスや車の中で本を読んだりゲームをすると、文字や画面のチラつきが乗り物酔いを助長します。
満腹でも空腹でも乗り物酔いは起こりやすくなります。乗る直前の食事は控えめにし、お腹が空いたときのために手軽に食べられるおやつや飲み物などを用意しておくと良いでしょう。
車内でのゲームや読書は避けましょう。オヤツの準備も忘れずに!
子ども達は「車で食べるオヤツ」と言うだけで、いつもと違ってわくわくします。
非日常的な楽しい雰囲気作りも「車に酔うかも」と言う意識を遠ざける大切な対策ですね。
子どもの頃、毎年夏に父の下手な運転で鳥取砂丘まで連れ出された挙げ句当日の夜になっても宿が決まらず空腹かつ険悪なムードのドライブに滅多に起こさない車酔い起こしてた過去が蘇る…某友人のご家族と一緒に鳥取バスツアー行ったときも砂丘に足が向かなかったのそのせいかなあとかふと思い出したり。
— いちさん。 (@each12) September 5, 2015
このように空腹による車酔いは、大きくなっても忘れられない苦い思い出になってしまうかもしれません…
空腹はできるだけ避けてあげましょう!
原因3:なぜ酔うの?原因と予防策〜におい編〜
- タバコの臭い
- 芳香剤の臭い
- 夏の車内のムッとした臭い
が酔いを誘うこともあります。
また、ガソリンなど、不快な臭いに刺激されて乗り物酔いが増すこともあります。
車内は常に清潔を心掛け、クリーンな空気を意識するだけで随分と気持ちも違いますよね。
また、適度に換気をしながらドライブしましょう。
■トラウマにならない事も大切です
また、乗り物酔いは睡眠不足などその日の体調や、過去の乗り物酔いに対するトラウマなどにも大きく影響されます。
一度酔うとそれがトラウマとなり、「また酔うかも。」と精神的に暗示を掛けている場合もあるようです。
- 楽しいドライブ
- 清潔な車内で快適なドライブ
この2つのイメージを日常のドライブでインプットさせ、車酔いから遠ざけてあげましょう。
【解消法】子供の車酔いが発生したら「一番最初」にすること
ドライブ中に、車酔いの症状が出始めたら、すぐに対処をしてあげる事で悪化を防げます。
- 一旦車を停めて様子をみましょう。
早く目的地に着きたいからと、車を走らせ続けるのはNGです。車に乗ること自体がトラウマになり兼ねません。
「気持ち悪くなったら、ママはいつでも車を停めてくれる。」と言う絶対的安心感があると、トラウマにはなりにくいですね。
何でも早めの対処と愛情が大切です。
楽しいドライブを手に入れよう!「子どもの車酔い対策」5選
1:テレビやDVDなど上手に使いましょう!
我が子の場合、車に備え付けのモニターでDVDを観ている時は酔いません。
普段見ていない物珍しいDVDや、子どもたちの好きなDVDを観せてあげると、喜んで飽きずに乗っていてくれます。
2〜3枚用意して乗車すると、飽きてしまった時に助かりますね。
2:車に乗る時は読書やゲーム機は大敵です!!!
反対に酔う要因となってしまうのは、車内での読書とゲーム機。
これをしている時に大体酔うのです。いや、大体ではなく我が子の場合、ほぼ酔っています。
揺れる車内で、本やゲーム機の画面を見ていれば、眼球も揺れて内耳での平衡感覚が保たれにくいのは安易に想像できますよね。
自律神経の働きが乱れやすくなるのも納得です。
車酔いを避ける為には、乗車時はそれらを一切止めます。
3:新鮮な空気に換気する
乗車時に車内の空気が淀まない様、時々窓を開けて新鮮な空気を送り込みましょう。
4:子供の体制をチェック!
変な体勢で乗っていたり、シートベルトのお腹部分がキツく締まり過ぎていても酔いやすいです。
子どもがゴニョゴニョと動いている内に、シートベルトが食い込んでいく事があるので、時々チェックしてあげて下さいね。
5:楽しい音楽と会話
楽しいドライブの途中に、好きな音楽を流したり、歌ったり、家族の楽しい会話があれば最上級の酔い止めになるのではないでしょうか。
ドライブ前の事前準備である程度車酔いは防げます♪
子どもとの移動に無理は禁物。「出発時間は余裕を持って」が原則ですね。時間に余裕があれば、ママも落ち着いて対応してあげられます。
毎回酔う様であれば「酔い止め薬」の服用を考えてみるのもひとつ。
極度に疲れている時やストレスがある時には、思い切って車移動を取り止めるのも視野に入れておきましょう。
楽しいドライブの為に、日頃から規則正しい生活を送り、体調を整えておくのが一番の近道かも知れません。

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