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ガラスコーティングの浸透型と被膜型の違い
新車にしても、中古車にしても、購入したときにはコーティングをしておくことで塗膜が保護されて艶のある車に乗ることができます。
しかしながら、コーティング自体を業者にやってもらうと値段が高くなってしまいます。
ましてや、自分でやってみようと思ってもコーティングの種類ががわからなくて困惑する方もいらっしゃることでしょう。
そこで!まずは、ガラスコーティングをする際に商品で迷う「浸透型」と「被膜型」についてご説明しておきます。
ガラスコーティングにおける「被膜型」と「浸透型」の違い
プロが使うガラスコーティングの主流は、被膜型です。
しかし、施工が難しく失敗すると取り返しのつかない状態を引き起こす可能性があります。
浸透型は、被膜型より前にガラスコーティングとして世に出た商品で、当初は被膜型同様に施工が難しい物でしたが、改良が進みプロショップが現在使用する物は、丁寧に使用すれば大きな失敗のないガラスコーティング剤です。
施工が簡単で失敗が少ないため、店頭販売用として、浸透型を薄めた商品が数多く販売されています。
ガラス繊維や、セルロースが成分に入っている商品が代表的な物です。
含有量までは表記されないため、見た目は同じですがガラス成分が少いため、一度の施工でプロショップと同等の仕上がりとはなりません。
被膜タイプも同様で、市販品は薄めてある場合が多く、形成される膜厚が薄くなってしまいます。
被膜型はその名のとおり膜で保護をするのに対して、浸透型は、塗装面やコーティング被膜面の表層部分に浸透し、凝集定着することで、表面の密度を高め強度を増し、保護します。
よって、深みや濡れた様な艶は被膜型が優れていますが、ウオータースポット等の汚れには密度を高める浸透型が優れています。
耐久性についてですが共に、濃度密度が高く揮発性溶剤成分が少いほど耐久性が有ります。
ガラス系コーティングと呼ばれる商品があるのはなぜ?
ガラスコーティングにはJIS規格が定められていませんので、なにを基準としてガラスコーティングやガラス系コーティングにするのかということを区別することができません。
そして、「ガラス系コーティング」という言葉自体も、正確な呼称ではありません。
ガラスその物を定着させる第一世代のガラスコーティングが世の中に出てきたあと、被膜を高温で焼かないとガラスにならないガラスのような物のガラス系コーティングの第二世代が出てきました。
第二世代が出てきてガラス系コーティングという呼称が出てきたのですが、大手ケミカルメーカーが販売するガラスコーティングが第二世代の被膜型でした。
そこで、第一世代を「ガラス系コーティング」と言うようになり、第二世代を「ガラスコーティング」と呼ぶようになります。
「ガラス系コーティング」という呼称自体が何を指して言っているのか混乱してきますが、そこからさらに迷わせることがあります。
ガラス系とガラスを見分けるために、容器から見分けるという話がありますが、第一世代は、PETやPEの様なプラスチック容器での保管も可能でしたが、第二世代被膜型は溶剤成分が多く、瓶でのみ保管可能でした。
しかし、現在最高級被膜型とされる商品の中には、PE(ポリエチレン)容器に入れられる物も有りますので、容器からの判断は正確には難しいと言えます。
あえてガラス系は何かと定義するのであれば、ポリマーコーティングなのに、ガラスコーティングのように見せている商品がそれに当たるかもしれません。
ポリマーコーティングの成分もケイ素化合物なので、ケイ素化合物を使用しているガラスコーティングがある以上、成分からの否定は無理ですし、ポリマーコーティングでも3ヶ月程度は耐える被膜を形成します。
保護効果が、3年以上なければ、ガラスコーティングとは言えないと思われます。
また、先に述べたように、浸透型の成分が少ししか含有されていない物や、被膜型でも、溶剤成分が多く、被膜強度が3年以下の物は、ガラス系と言えるかもしれません。
プロも認める「浸透型」
プロは、長年の経験から耐久性の信頼できる材料を数あるコーティング剤の中から厳選し、塗装面の状態や、お客様の要望予算に合わせて、施工するコーティング剤を決定します。
LEO COATはプロが選択するガラスコーティングの中で、施工性良くリスクの低いガラスコーティング剤を薄めることなく、そのまま商品化した物だそうです。
プロが行う下地処理・研磨・コーティングの内、下地処理とコーティングをセット化していますので、研磨作業を行えば、プロショップ同等のガラスコーティングが施工可能ということです。
ガラスコーティングは難しそうと思う人でも「LEO COAT」なら施工できる!
ガラスコーティングは施工方法が難しそうだし、素人には難しいのではないかと思っている人にこそオススメしたいのがこの商品です!
「LEO COAT」
LEO COATは、近年販売されたガラスコーティングで、確かな実績と初心者でも簡単に施工することができる親切な商品だから安心して使うことができます。
バイクや車を主に取り扱っているYOUTUBERからも紹介されている商品になります。
親切な施工手順付きだから見ながら施工できる
これまでに様々なコーティング剤を施工してきた人からすれば頭に入っている内容でも、初めて施工する人からすれば未知の領域となります。
初めての方でも安心の施工手順がイラストを交えて書かれていますので、見ながら施工することができます。
「LEO COAT」は18年間プロが使ってきた商品を一般化した物
安心の実績の一つとして、これまでにLEO COATは、プロが18年間使ってきたガラスコーティングを一般向けに改良したものという点です。
長年プロの施工業者が愛用してきた商品ということで、耐久力や艶感なども抜群のものとなっています。
プロが使うのは確かな信頼のある商品に限られますので、安心して施工することができる目安の一つになるでしょう。
愛車が新車のような輝きになる
施工手順の通りに行うことによって、コーティングの掛かっていなかった車でも新車のような輝きを手に入れることができます。
そして、その輝きを長期間維持することができるのであれば安い買い物であると言えるでしょう。
しっかりと被膜を作るから耐久性も高い
ナノガラスが高密度なガラス含有層を作るため耐久性も高く、車の塗装を守ってくれます。
プロショップが使用する高含有量のガラス成分が、浸透定着することで、高密度で強固なガラス含有層を形成します。
コーティングの掛かっていないデミオに「LEO COAT」を施工してみた!
これまでに数々のコーティング剤を試してきたのですが、ガラスコーティングを施工するのは久々になります。
ガラス系コーティングやポリマー、ワックスなども施工経験があるのですが、手順はどう違うのか、どこに注意をして施工すれば良いのかをご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
今回、施工をするのは「マツダ デミオ」になります。
新車で購入してから5年以上が経過しているのですが、洗車は3か月に一度程度で、新車時に施工したコーティングは完全に落ちてしまっています。
艶が引いてしまって、汚れの酷いデミオがどこまで輝きを取り戻すことができるのか施工してみましょう!
1.いつも通りの洗車でしっかりと汚れを落とす
まずは、いつも行っている洗車を行います。
砂や泥などの汚れが付着していますので、ルーフからたっぷりと水を流して汚れを流していきます。
ある程度は撥水があるようですが、2か月前に施した手掛けワックスがかろうじて残っている程度になっているようです。
洗車用シャンプーを使ってもいいですし、水洗いでも構いませんが、汚れが残っていると施工の際に汚れも一緒にコーティングしてしまいますので、隅々まで汚れを落とします。
ピッチクリーナーなどで頑固な汚れを落としておく
道路工事のされている場所を通ったりすると、黒い点々のようなものがボディのサイドに付着していることがあります。
また、虫がついていたりしますので、ピッチクリーナーなどを使って落とすことで効率よく、汚れを落とすことができます。
2.黄色のラベル瓶と粘土スポンジで鉄粉を落とす
洗車でシャンプーなどを水で洗い流したら、続いては鉄粉などを除去する作業に入ります。
※拭き上げはしないで、水気を残したままにしておきます。
同梱されている瓶の中に、「黄色のラベル」があります。
そして、黒のスポンジ部分が粘土によって固まっているスティックが1本ありますので、その2つを使って鉄粉を落としていきます。
スポンジの黒い方へ、黄色のラベルの瓶に入っているシャンプーを数滴落とします。
そして、一定方向(縦なら縦、横なら横)に動かして鉄粉を取り除いていきます。
※水気が残ったままの状態で行います。
シャンプーは、何度もスポンジに数滴落として行うようにします。
50cm四方に一度の間隔でシャンプーを使うとスムーズに施工することができました。
ワンブロックずつを施工するたびに水を流してシャンプーを落としていくようにします。
すべての塗装面の作業が終わったら、もう一度全体に水を掛けて洗い流しておきます。
そして、水気が残る程度に軽く拭き上げを行っておきましょう。
3.金色のラベル瓶でガラスコーティング
いよいよ本番のガラスコーティングに入ります。
ガラスコーティング剤は「金色のラベル」の瓶になります。
蓋を閉じた状態で5秒程度振って、中身をかき混ぜておきます。
その後、余った2本のスポンジの内1つを使って施工をしていきます。
数滴、スポンジに垂らしたらボディに対して縦方向に塗り伸ばしていきます。
※少し水気がある方が施工しやすいです。
この時に、一度に全体を仕上げようとするのではなく、30cm四方程度を少しずつ施工していくようにします。
縦方向に伸ばしたら、次は横方向に伸ばして、コーティング剤が隙間なくボディに塗布することができるように丁寧に行います。
コーティング剤は30cm四方ずつで、都度スポンジに垂らして使います。
多少時間がかかっても丁寧にすることでムラなく施工することができますし、もしムラができた場合は濡れたクロスで拭いてあげるとムラを無くすことができます。
※炎天下での作業は避けて、屋根の下か曇りの時に行うようにしましょう。
樹脂やメッキ、ガラス部分にも施工することができますので、車全体をコーティングすることができます。
すべて施工が完了したら、水気を固く絞った綺麗なタオルで拭き上げておきます。
4.銀色のラベル瓶でポリマーコーティング
最後の仕上げで「ポリマーコーティング」を行います。
「銀色のラベル」の瓶と最後に余ったスポンジの白い面を使って施工していきます。
銀色のラベルの瓶を5秒程度振ってから、スポンジの白い面に数滴垂らします。
最後のコーティングも先ほどと同様に、縦方向の後に横方向へと塗り伸ばしていきます。
少しずつ丁寧に行うようにするために、このコーティングも30cm四方ずつを目安に行いましょう。
この時に、コーティング剤を都度スポンジに垂らして使いましょう。
ポリマーコーティングも樹脂、メッキ、ガラスなどに塗ることができますので、まとめて施工することでよりきれいにすることができます。
5.付属のクロスで乾拭き仕上げ
ここまで作業をしていると、時間も随分経っていますので疲れてきますが、最後に付属の白いクロスで乾拭きをします。
塗りムラがないかどうか、施工忘れはないか、塗膜の状態を見ながらクロスで磨いていくと完成です。
はじめとは見違えるほどにきれいになりました!
プロが使う「LEO COAT」を自宅で施工して新車の輝きを手に入れよう!
今回施工したデミオのように、艶がなくなってしまっていた車でも新車に近い輝きを手に入れることができます。
ガラスコーティングは、施工が難しく金額も高めということで安価で簡単に施工のできるスプレータイプのものが多く出回っていますが、艶や耐久力ではガラスコーティングの方が断然上です。
そして、コーティングが初めての人でも使いやすいように、施工しやすいようにされている「LEO COAT」であれば、安心してお使いいただけます。
休日の洗車の時間を短縮することもできて、思わず人に見せたくなるような艶を「LEO COAT」で手に入れましょう。
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