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モバイルハウスが街中美術館に!アートシンキングで個性が光る世の中を作ろう

モバイルハウスが街中美術館に!アートシンキングで個性が光る世の中を作ろう

モバイルハウスという、移動する「家」「部屋」を自作する人が増えています!バンライフ(車に住む、旅する)を行うために作る人や、自分の世界観を表現するために作る人など、作り手の目的は様々です。今回は、「アートシンキング」を企業や個人に提供する事業を行っている、株式会社Bulldozer代表取締役の尾和恵美加さんの作成したモバイルハウスについてお話を伺ってきました。

クラッチ編集部です。…

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  • 投稿日:2019-10-2
モバイルハウス 尾和恵美加

「バンライフ」という、車を利用した新たな住まい方が、ポートランドを中心に注目され始めています。

バンライフの中でも、軽トラックの荷台に小さな家を建てる 「軽トラキャンパー」 を"モバイルハウス"とよび、日本でもよく聞かれるようになってきました。

今回は、軽トラックのモバイルハウスをクラウドファンディングで作成した、株式会社Bulldozer代表取締役の尾和恵美加さんにお話を聞かせて頂きました。

モバイルハウスのテーマは「移動式観覧車」

尾和恵美加さんとモバイルハウス

尾和さんは、「アートシンキング」を企業や個人に提供する事業を行っています。
アートシンキングで目指す世界は「街中美術館」。
ひとりひとりの個人の個性が「美術品」のように光り輝き、それが集まった世界観が「街中美術館」なのです。

そして、アートシンキングの先に目指しているビジョンが、21世紀のルネッサンスの興隆です。

しかし、なかなかこの世界観を言葉で表現し伝えるのは難しい・・・

モバイルハウスで街中美術館のイメージを具体的に表現することで、この世界観を一緒に体感できるようになるために製作するに至りました。

実際に完成したモバイルハウス

テーマの移動式観覧車を体現した、"観覧車"と呼ばれるパーツ。 くるくる回るのでモバイルハウス内に入り込む光の色の変化も万華鏡のように楽しめる
正面には印象的なアンティークの絵画が飾られている
荷台を固定しているひもを外すと…
ドアを開けばとっても開放感あふれる空間に。 ドアの内側のホワイトボードを使って、青空の下でワークショップもできる
室内は、時空が歪んだ空間をイメージして作られた、アンティークな雰囲気。小物ひとつひとつがアート。
アンティークの地球儀は、 夜はライトとしても活用 できる
天井の小窓。心が洗われるキレイな光が入ってくる
立って丁度の位置に設置した机は、入り口ドアのステンドグラス部分の木を切り抜いて加工したもの 。作業スペースにも
運転席の上は中2階のようなスペース
就寝スペースにもなり、車中泊も可能
ステンドグラスの小窓から入り込む光も美しい。 ハンドルで、内側から"観覧車"を回転させることができる
はしごをのぼって、車上にも行ける
屋上もあり、昼間は日向ぼっこで休むもよし、太陽の熱でバーベキューするもよし、
夜は田舎へ行けば天体観測が可能な空間へ。
ソーラーパネルも。太陽光で発電し、モバイルハウス内のバッテリーに蓄電して使用する
アートシンキングの世界へ、額縁の入り口に飛び込む勇気を持てば、異世界へ誘ってくれる
とにかく色彩が豊か。 春夏秋冬を表現したステンドグラスのつく扉は重ねて収納され、その光は全ての時間軸を含んでいる
ひとつひとつのこだわりを聞きながらみるモバイルハウスは、まるで美術館で作品をみてまわっているかよう

完成したモバイルハウスは本当に小さな街中美術館だった

小さなモバイルハウスという空間の中に、たくさんの哲学がぎゅっと詰まっている空間でした。

観覧車のガラスの1枚1枚、アンティークの小物ひとつひとつ、すべてに深いこだわりがあり、1人1人の個性が光り輝く世界=街中美術館という世界観が、具体的なイメージとして伝わってきました。

制作裏話

実は尾和さんの手作り

このモバイルハウスは、6日間のモバイルハウス制作ワークショップで、尾和さんが自らベニヤ板から作り上げたのです。

Twitterの動画で垣間見える様子からも、まさに、「この世にモバイルハウス美術館を生み出す」、壮絶な7日間だったことが伝わってきます。

クラファンで製作費の支援を募集

クラファンで製作費をの支援を募った理由は「街中美術館に共感してもらう速度を加速させるため。」と尾和さん。

現在尾和さんが所属している拡張家族Ciftのメンバーが火種となり、共感の輪はどんどん広がり、最終日にはパトロンの数は100人を超えるまでに。

アートシンキングとの出会い

写真はイメージです

尾和さんがモバイルハウスで表現し、実際に 0から構築・提唱・提供している のは、アートシンキングの中でも 「オリジンベースド・アートシンキング」 というもの。

オリジン(=自分の軸)探求ワークで自分のIKIGAIを明確に

自分の中にある自分の人生の軸となっているもの=オリジンを、「自分の人生のターニングポイント」を中心に自分の意思決定や感情を丁寧にひも解いていくなかで見つけていきます。

将来が見通しづらく、仕事や生き方に迷いやすい不確実性の時代。

そんな現代だからこそ、消費者やユーザーなどの他者のニーズから答えを探すのではなく、自分の中にある 「want to」を起点に、自分にしか生み出せないものを生み出していくこの手法が、価値があり、必要とされるのだと感じました。

企業の新規事業開発やチームビルディングにも

写真はイメージです

既に 製薬会社や鉄道会社を始めとする企業の新規事業のプロジェクトや、チームビルディングなどでも活用されています。

お互いのオリジンがわかることで、より相互理解が深まり、ディスカッションやディベートではなく、お互いを尊重した対話の環境が生まれ、こうしたセーフティスペースが整って始めて、イノベーションは起こり始めるようです。

仕事に対して、より主体的な関わり方ができる関係性が、多く生まれるようになっていきます。

現状にモヤモヤしている方にも

就活生や若手の社会人、出産後の女性、それ以外にも、この先のキャリアに迷っている人、なにかモヤモヤを感じている人にとっては、将来の方向性がよりクリアに見えるように なってきたりも。

オリジンベースド・アートシンキングをより詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓

「アートシンキング」のすすめ:オリジンから多角的に考える: START! -基礎から学ぶ、マネー&ライフ- :朝日新聞デジタル

特別号:Bulldozerのアートシンキングはオリジンベースド・アートシンキングと言います|尾和 恵美加 (アートシンキング)|note

モバイルハウス美術館は幸せな人生の象徴

先の読めない、不確実性の時代に生きているからこそ、思考停止に陥ったり、壁に当たったり、モヤモヤすることが多い人生。

「自分の軸はなんなのか?」そんな自分のオリジンを探求する時間を設けることが、行きづらい時代を幸せに過ごせるヒントになるはず。

今の時代に、自分だからこそできることを、さらには一瞬の流行ではなく歴史となるものが、見つかっていくプロセスが、オリジンベースド・アートシンキングのようです。

尾和さんの今後の活動や、モバイルハウス美術館の今後の展開が楽しみです。
最新の活動の情報は↓からチェックできます。

Twitter:@emiwatson1
note: https://note.mu/paradigm_shifter

尾和恵美加さんプロフィール

株式会社Bulldozer代表取締役 運転手。異色の経歴を持つ、パラダイムシフター。 
オリジンベースド・ アートシンキングを用いた新規事業開発・チームビルディングワークショップ事業を展開。 
日本IBMにコンサルタントとして入社し、当時はまだ一般的ではなかったデザインシンキングも用いながら、製造業やエアライン等の働き方改革案件へ参画。
社内で右脳爆発系と呼ばれる中、欧州式ファッションデザインスクールcoconogaccoと、デンマークのビジネスデザインスクールKaospilotを経て起業。
プライベートでは拡張家族の実験を行うCiftへ所属。 現在は、新サービス"時代留学"を構築中。

取材:クラッチ編集部 石部敦子

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