初心者必見!車中泊時の公共駐車場でのマナー
車中泊は気軽に出来て、無料で寝泊りできる便利な方法だと思われていますが、どこにでも泊まっていいわけではありません。また、駐車場内の施設を勝手に使用したり、他の人達が気持ちよく使うことができないような環境にはしてはいけません。マナーを守ってこれからも車中泊が気持ちよくできるように、事前に知識を蓄えておきましょう。
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRspo…
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- 最終更新日:2019-11-7 / 投稿日:2019-11-28
車中泊ブームでも利用マナーは忘れるべからず!
世間では空前の車中泊ブームが巻き起こってきており、ホテルや旅館などに泊まらず、駐車場で車の中に泊まる人が多くなってきています。
車中泊をするのは、宿泊費を浮かせたりすることもできますし、ホテルや旅館では味わうことができない体験をすることができるので、アウトドアが好きな人を中心に広がっていっています。
しかし、車中泊をするとしてもやはり公共の駐車場に長時間止まったりするわけですから、当然他の利用客もいます。
施設を利用したりすることもあるのですが、車中泊をするうえでのマナーを忘れてはいけません。
マナーを守らない人が増えてくると、どんどんと規制が厳しくなっていってしまい、気軽に利用したりすることができなくなってしまいますので、注意しましょう。
起きてしまいやすいマナー違反
オートキャンプ場での利用以外にも、公共の駐車場で車中泊をすることがあります。
どこでも寝泊りできるわけではありませんし、駐車場の敷地内にある施設を使うときにも利用方法には注意しなくてはいけません。
では、どういったマナー違反があるのか見ていきましょう。
アイドリングストップをしない
駐車場で長時間の駐車をするときに、夏であれば暑いですし、冬であれば寒いのでエアコンを利用するために、ついついエンジンを掛けたまま寝てしまいます。
しかし、他の利用客もいらっしゃいますし、近隣に住んでいる方への騒音被害にもなりかねません。
基本的には、アイドリングストップの状態で利用するようにしましょう。
テーブルを広げてのバーベキュー
駐車場の区画は、自由に使うことのできる範囲という意味ではありません。
白線で区切られている範囲だから好き放題使ってもいいわけではありませんので、テーブルを広げたり、ターフを広げたりする行為はご法度となります。
ましてやバーベキューをしたりすることは、絶対にやめましょう。
バーベキューがしたいのであれば、オートキャンプ場に行って、利用方法を守って行うようにするのがベストです。
洗面所で食器を洗う
顔を洗ったり、歯を磨いたりする洗面所は、身だしなみを整える場として設けられています。
汚れた食器を洗ったりすると、洗面台に油汚れが付いてしまったり、他の利用客が心地よく使用することができなくなってしまいます。
それに、食器を洗うには時間が掛かってしまいますので、他の方が使うことができなくなってしまうことがあります。
使用用途が決められているところは、きちんと守って利用するようにしましょう。
ゴミの不法投棄
車中泊だけでなく、その他の駐車場でも問題になっているのが「ゴミの不法投棄」です。
コンビニで買って食べたお弁当のゴミや、ペットボトル、空き缶などをそのまま駐車場に投げ捨てていくような行為も見受けられます。
ゴミは基本的には持ち帰って捨てるようにしましょう。
施設内にゴミ箱があったりしますが、利用するのであればきちんと分別して捨てるのも忘れないようにしておきましょう。
汚水や残飯を流す
汚水や残飯は、洗面台に流したり、駐車場の近辺に捨てていいものではありません。
食べ切れなかったりした食材があるのであれば、袋に入れるなどの処理をして持ち帰りましょう。
汚水についても基本的には利用施設に流さないのがマナーです。
無断で外部電源を利用する
車中泊ができるようにするために、外部電源を備えているような駐車場もあります。
外部電源は誰でも利用することができる装置ではありません。
キャンピングカーだからといって利用していいわけでもありません。
施設の利用許可を得たり、使用料を支払ったりしないといけませんので、無断で利用することはできませんので、注意しておいてください。
車中泊を道の駅で行ってもいいのか?
よく車中泊を道の駅で行っている人がいますが、利用方法としてはどうなのでしょうか。
24時間営業の施設でも車中泊は認められない
道の駅では24時間開いているところもあります。
そういったところであったとしても、道の駅での車中泊は認められません。
基本的に道の駅での車中泊は認められていませんので、寝たいと思っても仮眠程度に収めておきましょう。
道の駅は「仮眠」や「休憩」のためにある
本来、道の駅はドライバーがその土地のものに触れたりする観光スポットとしての要素が大きくあります。
また、運転に疲れたドライバーが「仮眠」を取ったり同乗者も含めて「休憩」を取るためのスポットとして設置されています。
お手洗いや食事などの休憩に利用するのが本来の用途になっています。
車中泊はどこですればいいのか?
車中泊が気軽にできるものと思っていた方からすると、じゃあどこに駐車して車中泊をすればいいのか?という話にもなってくるかと思います。
どこで駐車すれば気持ちよく車中泊をすることができるのか、一例として場所をご紹介します。
RVパークを利用する
近年、全国各地に拡大していっている「RVパーク」ですが、道の駅や24時間営業のお店、キャンプ場などで車中泊をする人専用の場所が設けられています。
RVパークであれば、事前に予約をしたりすることによって場所を確保することもできますし、施設を利用する手続きを行うこともできます。
気軽に車中泊をすることができるので、積極的に利用してみましょう。
RVパークの施設についてはコチラをご覧ください。
オートキャンプ場を利用する
キャンプ場の中には、テントを張って寝泊りをするだけでなく、車でキャンプ場の中に乗り入れることができる「オートキャンプ場」があります。
こうしたオートキャンプ場であれば、利用料金を支払い1区画を使うことができるので、外でバーベキューをすることもできます。
お手洗いや炊事場なども併設されているところも多くありますので、使い終わった食器を洗ったりすることもできます。
マナーを守って車中泊が出来る環境を作ろう
これからアウトドアが更に流行っていけば、車中泊をする人も続々と増えていくことでしょう。
今車中泊をしている人達の利用マナーが良ければ、それを真似て後から始めた人たちもマナーを守って車中泊をすることができます。
これからも気持ちよく利用することができるように、マナーを守って車中泊をしていきましょう。
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