日本3大カルストの一つ!秋吉台周辺で楽しむアクティビティ!
日本3大カルストの一つである秋吉台!その周辺も含めて遊べるアクティビティが充実しており、連休を使って観光に行ったり、家族旅行などに足を運んでみてはいかがでしょうか。鍾乳洞に入れば夏の暑い日でも涼しく過ごすことができますし、子供が好きな動物を見ることができるサファリランドにも是非足を向けてみてください。
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- 最終更新日:2019-11-7 / 投稿日:2019-11-30
秋吉台(あきよしだい)はどこにあるの?
日本3大カルストの一つとしてある「秋吉台」は、四季折々に様々な姿を私たちに見せてくれる豊かな大地です。
観光スポットとしても有名ですし、ドライブコースとしてもデートなどに活用できるところですので、行って見てください!
山口県美祢市にある広大なカルスト台地
何とか台と聞くと、何かの集合住宅地のように感じますが秋吉台は、山口県にあるカルスト台地です。
本州の最西端に位置する県で、本州と九州を繋ぐ関門海峡が掛かっているのも山口県になります。
その山口県美祢市(みねし)にある秋吉台は鍾乳洞やサファリパークなどの様々な遊び場があり、観光目的でもアクティビティでも楽しめる場所です。
そもそもカルストってなに?
カルストというものが何なのか、それがわからないと見に行ってもただ綺麗な景色という認識にしかなりません。
石灰岩が雨水で侵食された地形がカルストと呼ばれる
石灰岩などの水に溶けやすい岩石が堆積して、地表に露出しているところに雨が降ることで、石灰岩などを侵食してできた地形を「カルスト」と呼ぶようです。
雨水が石灰岩の割れ目から浸食して、地下に水が流れていき鍾乳洞などが形成されているケースが非常に多く、秋吉台も例外なく「秋芳洞」という鍾乳洞があります。
地表に露出している石灰岩はあくまでも一部のもので、土によって被覆されている状態になっており、地表部分の地形と鍾乳洞のどちらも見ることでカルストをすべて見たことになるのでしょう。
スロベニアのカルスト地方に由来する呼称
カルストの名前の由来は、スロベニアにあるカルスト地方から呼称されており、石灰岩地域が侵食されて形成されている独特な地形です。
他にもカルストの学術用語で、スラブ語のドイツ語で岩石を意味する「クラス」や「クルス」からも来ているというとも言われています。
日本3大カルスト
日本には秋吉台のようにカルスト地形になっている場所が様々あり、主に西日本に集中して点在しています。
日本にあるカルスト地形の中でも、「日本3大カルスト」と呼ばれている3箇所のカルスト台地がありますので、ここで合わせて紹介しておきましょう。
1.山口県の秋吉台
山口県美祢市にある「秋吉台」は、1955年に国定公園に指定され、1964年には特別天然記念物に指定されています。
広大なカルスト台地は、日本最大となっており自分の足で歩いたり自転車で回ったりすることができる場所です。
2.愛媛県と高知県の県境にある四国カルスト
四国の愛媛県と高知県の県境にあるのが「四国カルスト」です。
海抜1400mの場所にあり、自然の中に牛が草を食べていたりする風景を身近に見ることができる場所で、牧歌的な雰囲気を感じることができるでしょう。
1度バイクで行ったことがありますが、四国カルストに登っていくと雲の中を突き進んでいき、雲を抜けたところには雄大な自然があり感動した思い出があります。
3.福岡県の平尾台
福岡県北九州市に位置する「平尾台」は、最高峰で貫山の712mとなっており、その周辺には400~600m級の山が点在している場所です。
千仏鍾乳洞があったりと、各所に鍾乳洞がありますので、探検をするのもいいでしょう。
北九州国定公園に指定されており、北九州から山口県下関が見える景観の良さが特徴です。
秋吉台やその周辺で楽しむアクティビティ!
秋吉台は、カルスト台地を見て楽しむだけでなく、自分で動いて体験することのできるものもあります。
子供を連れて遊びに行くとしても、デートで行くにしてもピッタリの場所です。
ピクニック気分でハイキングができる!
秋吉台に着いたら、展望台に向かったり、「カルストロード」を車やバイクで走ったりしますが、自分の足で歩いて散策をすることもできます。
上級者向けのコースからゆったりと歩いて行くことのできるコースまで設定されており、自然を感じながら歩くことができます。
短くても6.5kmある道をゆったり歩けますので、ピクニック気分で歩いてもいいしょう。
山の上に上っていくコースになりますので、お弁当を持って行って頂上の休憩所でお昼御飯を食べると美味しさも格別のものになるのではないでしょうか。
夏にピッタリの秋芳洞(しゅうほうどう)
鍾乳洞などの洞窟は、気温が常に一定に保たれており、中に入るとひんやりとした空気を体感することができます。
暑い夏の日に、秋芳洞に入れば内部気温が17度くらいなので寒いくらいに感じるかもしれません。
秋芳洞内部は様々な鍾乳石を観察しながら歩くことができますし、歩くルートによっては冒険をしている雰囲気を楽しむことができます。
秋吉台の地下100mにある場所で、観光コースは約1kmあります。
近くに駐車場が複数ありますが、どこも駐車料金が掛かりますのでご注意ください。
鍾乳洞に入るのも入場料が掛かり、大人1200円となっています。
- 大人:1200円
- 高校生:1200円
- 中学生:950円
- 小学生:600円
動物を間近で見られる秋吉台サファリランド
迫力満点のライオンなどの動物を車の中から間近に見ることができるのが「秋吉台サファリランド」です。
マイカーでの入園
マイカーから降りずにそのまま入園して、マイカーで園内を回り動物たちを観察することができるコースがあり、まるでアフリカを走っている感覚になれます。
入園料は大人2400円とタブレットガイド600円が必要になります。
- 大人(中学生以上):2400円
- 小人(4歳以上):1400円
- シニア(65歳以上):2100円
エサやりバスでの入園
マイカーでそのまま入るのはちょっと・・・と思う方は、エサやりバスで入園することができます。
バスに乗っている状態から、動物にエサを挙げることができるので、滅多にできない体験をすることができますよ。
- 大人(中学生以上):3500円
- 小人(4歳以上):2500円
- シニア(65歳以上):3200円
わくわく探検カーでの入園
1日4組限定で、動物たちに大接近できるオフロード走行をしてくれる車に乗ることができます。
動物たちが休んでいたり、エサを食べていたり、無邪気に遊んでいる姿を至近距離で見ることができるのは、このコースくらいでしょう。
- 料金:人数分の入園料+10000円
青い池が見られる別府弁天池
天然の湧き水が豊富なミネラルを含んでいることによって、池の水が青くなり、コパルトブルーの綺麗な池を見ることができるのが「別府弁天池」です。
昭和60年には日本名水百選に選ばれ、その透明度の高い水は飲み水としても使われるほどに透き通っています。
別府弁天池は、別府厳島神社の境内にあり、その昔弁財天を勧請すると水が湧き出てきたという伝説があり、毎年秋には念仏踊りが奉納されている場所でもあります。
ご当地グルメ!山口県と言えば「瓦そば」
他の地方では見かけることのない「瓦そば」は、山口県のご当地グルメです。
屋根の上にある瓦を使って野草や肉などを食べた戦国時代の話を参考にして、瓦にそばを乗せて食べるものになります。
その見た目だけでなく、茶そばを使用しており、様々な具材と一緒につゆに付けて食べます。
瓦は熱した瓦を使用しており、冷たいざる蕎麦よりも、どちらかと言うと焼きそばのような感覚で食べられます。
秋吉台の近くには、「秋芳館 湧水亭」というお店が瓦そばを営んでいます。
アクティビティがたくさんある秋吉台で楽しもう!
山口県の秋吉台では、周辺も含めて見て良し、遊んで良しの観光スポットが様々あります。
全てを回ろうとすると1日では時間が足りないくらいに充実しているので、連休などを使って行ってみることをおすすめします。
秋吉台の広大な景色を天気の良い日に見れば、きっと心がリフレッシュされて、良い息抜きになってくれることでしょう。
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