HIDヘッドライトおすすめ10選!視認性が高くドレスアップにもなるライトの選び方
夜道を走っていて、歓楽街や市街地といった明るい場所を通るのであれば気にすることはありませんが、田舎道や外灯の少ない道を走ると、暗くて見えづらいと感じることがありませんか?通常のヘッドライトではなく、HIDヘッドライトにすることで明るさを確保して、視認性を上げることができます。おすすめのHIDヘッドライトや純正のライトからの交換時の注意などをご紹介します。
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRspo…
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- 投稿日:2019-6-5
■免許取得歴:10年 ■今乗っている車種:新車で購入したTOYOTAのVitsGRsportsGRの5MTに乗ってます。 ■車に対する思…
目次
急増中!?HIDヘッドライトの特徴について
非常に明るく、白い光を出しているヘッドランプは、フィラメントで発光させるのではなく、放電させて発光させているのがディスチャージランプ、HID(High Intensity Discharge)と呼ばれるもの
HID | カー用品情報 | イエローハット
従来車のヘッドライトはちょっとオレンジがかったものでしたが、最近は白っぽくて明るいライトのついている車が多いと感じませんか?
白くて明るいライトの多くはHIDという種類のものです。
HIDヘッドライトに交換するときにおすすめの商品や、選び方をご紹介します。
HIDに交換するならヘッドライトの種類をチェック!
ヘッドライトの交換をするに当たって、初めに見ておかないといけないのが、交換する車のヘッドライトの種類です。
ヘッドライトの種類は、3種類あります。
- ハロゲン球
- HID
- LED
以上の3種類となっているので、現状取り付けられているヘッドライトバルブを確認しておきましょう。
また、合わせて確認しておきたいのが、バルブの口金の形状です。
「H4」や「HB11」というように、口金の形状によって取り付けることのできるものが変わります。
車のメーカーが発表している適合表を見てもらうと、記載されていますのでライトを購入前には見ておくことが必要です。
純正HIDが付いている場合→バルブだけの交換でOK
元々、車のヘッドライトがHIDである車両に関しては、バルブだけを購入すれば交換が可能です。
現状取り付けてあるバルブを確認して、同様のものを購入すれば問題ありません。(バルブには「D2R」「D2S」と「D4R」「D4S」があります。)
ハロゲンやLEDの場合→コンバージョンキットを購入する必要あり
ハロゲンやLEDからHIDにしようとするのであれば、変換するキットが必要になってきます。
「コンバージョンキット」と呼ばれる変換キットが販売されていますので、そちらを購入しましょう。
その際も、バルブの口金によって選ぶ必要がありますので、事前に確認しておきましょう。
HIDヘッドライトを選ぶ際のポイント
HIDヘッドライトを購入する人は、これまでよりももっと明るくしたかったり、光の色を変えてみたいというようなドレスアップを目的とする人も多くいます。
ドレスアップもしつつ、視認性の高いHIDを選ぶ時に失敗しないポイントご紹介します。
ケルビン数(色温度)をチェック
ヘッドライトの色を表わすのに用いられているのが、「ケルビン数」と呼ばれる単位になります。
このケルビン数が小さいほうから、黄色→白→青とライトの色が変化するのですが、車検に通るのは白色までです。
あまりにも青くなってしまうと違法となってしまいますので注意が必要です。
具体的名数字で説明します。
どんな天候でも視認性がある3000~4500Kを!
ハロゲン球で照射するライトの色がおおよそ3000~4500Kと言われています。
雨の日や雪の日でも、白色と違って光の色がはっきりと見えるのが特徴です。
ドレスアップ重視ならより明るい6000~6500Kを選ぶ
ライトを高級感のある白くしようとするならケルビン数を高くしていくのですが、6500K程度までなら白く見えます。
それよりさらに12000Kくらいまで高くすると、青くなってしまいますので車検に通らなくなってしまいます。
青白い光になると、さらに高級感は増すのですが青っぽくなってしまうと整備不良としてキップを切られてしまいます。
そのため、ドレスアップをする目的の場合は「6000~6500K」程度のケルビン数のHIDを選ぶようにしましょう。
ヘッドライトは価格だけで選ぶと危険です
HIDとなるとバルブだけの交換の場合はあまり気にする方もいないと思いますが、コンバージョンキットを購入となると、ちょっと価格の高さに二の足を踏んでしまう人もいるかと思います。
だからといって、安いHIDヘッドライトはおすすめできません。
私の経験上、ヘッドライトに関しては価格に見合った性能や品質となっている場合がほとんどだと感じます。
ちゃんとしたライトを売ろうとすると、その性能を確保するために開発でテストを行っています。
開発に時間とお金を掛けていること、さらには何度もテストされているからこそ、安定した品質と性能を発揮してくれると思います。
1万円以下の商品を買う場合は自己責任で!
コンバージョンキットの相場は約2万円程度になります。
それが1万円以下で販売されていたら、魅力的に映りますね。
もちろん全ての1万円以下の商品が粗悪品というわけではありませんが、経験上、点灯不良となったり、点灯したとしても寿命が極端に短かったりする商品がありました。
おすすめは国内のメーカー品
国内メーカーのヘッドライトは価格が高めに設定されているものが多いのですが、品質や寿命を考えれば国内メーカー品がおすすめです。
価格が高くなっていても商品が廃盤にならないということは、価格にみあった価値があるということがいえるのではないでしょうか。
車用品のメーカーは、他社との競争が激しい市場です。
品質の悪い商品を販売することで、すぐにお客が離れていってしまい、その商品はなくなることが多いのです。
保証などのアフターサービスも必須!
HIDヘッドライトは決して安くないカー用品のひとつです。
万が一、不良品が届いたとしても保証で無償交換ができるのか見ておく必要があります。
1年保証やバルブの無料交換などのアフターサービスがあるのかを、購入前に見ておきましょう。
後にバルブだけでも購入できるかもチェック!
HIDヘッドライトにももちろん寿命によってライトが切れてしまう時期がやってきます。
コンバージョンキットを買う場合であっても、HIDバルブが単体でも販売されている商品かどうかみておくと、後々も出費がかさまないです。
HIDヘッドライトを取り付ける方法
HIDヘッドライトに交換するには、元のヘッドライトの種類によって取り付け方法が変わります。
純正HID:バルブを交換するだけ
純正HIDであればバルブの交換だけで完了となります。
取り付け方法は、車両によって違いますので「サービスマニュアル」や「車両の取扱説明書」を見てから行うようにしてください。
ハロゲンから交換:バラストの設置場所を考える
HIDは直接バッテリーから電源の供給を受けて、電圧量を更に増幅させる装置を使って点灯させています。
電圧量を増幅させる装置を「バラスト」と呼び、HIDの心臓部分となるパーツです。
取り回しの配線も考えつつ、このバラストの設置場所も考えなくてはいけません。
ボンネットの中とは言えど、水に濡れることも有り得ますので、なるべく水の掛からない場所へ設置することをおすすめします。
HIDヘッドライトを付けて5分程度バルブを焼くこと
完全に車両に取り付ける前に行うのが、バルブを焼く「空焚き」です。
この空焚きをする理由は2点あります。
- 配線を繋げた状態での点灯確認のため
- バルブに付着している油分を取り付け前に蒸発させておくため
バルブに付着している油分などがライトユニット内で蒸発して、曇りの原因となってしまう可能性があるのです。
点灯不良を見つけたり、油分を飛ばすためにも5分程度の空焚きを行ってから取り付けましょう。
おすすめHIDヘッドライト10選!
H1タイプのハロゲンからの HIDヘッドライトコンバージョンキット
8000Kとケルビン数は高めの設定になっていますが、ワット数が70Wになっていることで、白さが抑えられて6500K相当の白さとなっています。
バラスト自体に問題が発生して故障したとしても、バラストに故障保護機能を搭載しているので、回路を停止して機械を守ります。
ネットのサイトのHIDのランキングで1位を獲得したHIDヘッドライト
純正HIDの明るさが平均して2500~2900lmに対して、55Wにすることで3600~4000lmに明るくすることができます。
安心の国内企業で、Amazonで販売されているHIDメーカーの中からランキング1位となった実績を持っています。
純正から加工なしで取り付けが可能なHIDヘッドライト
ドレスアップを重視するのか、実用性を重視するのかによって、ケルビン数を選ぶことができるようになっています。
6000Kなら実用性を重視して、12000Kにするなら実用性よりもドレスアップを重視するようになりますので、好みに応じて選ぶことができます。
安定して点灯することができるリレー付き
H4バルブを使用している車が多い中で、ハロゲンランプからHIDに変換することができるキットになっています。
バッテリーに直接繋げるリレー付きになっているので、安定した電圧を供給することができて、光のチラつきを無くすことができます。
ハイとローが分かれている車に取り付けることができるHIDヘッドライト
一部ではフォグライトに使用することもできる、ハロゲンランプからのコンバージョンキットになっています。
日本のメーカーで広島から設計開発、販売まで行っているので、品質が安定しているので安心して使用することができます。
トヨタのアクアに取り付けることができる HIDヘッドライト
純正のハロゲンランプだと物足りなかった明るさから、2.5倍もの明るさを得ることができるおすすめ商品です。
車のランプメーカーとして有名なPIAAが培ってきた技術で、明るさだけじゃなく品質も安定しています。
多くのレースで使用された技術が詰めこまれたHIDライト
PIAAが独自に培ってきたレースシーンなどのノウハウから、ランプの技術を詰め込んだ商品です。
まれにあるHIDランプの左右色違いを無くすようにする為に、全てのバルブを色度識別を行って出荷しています。
バルブに全てを詰め込んだオールインワンの設計を実現!
意外と大きく、設置場所に頭を悩ませるバラストなどをバルブに詰め込んだオールインワン設計です。
バルブを交換するだけで、余計な配線やバラストの設置などは必要ないので、取り付けが簡単に行うことができるようになっています。
リレーレスでバッテリーに配線を繋ぐ手間がない!
リレーを取り付けるHIDキットであれば、バッテリーから電源を取ったりするので、配線が増えて手間になってしまいます。
リレーレスでも内臓リレーなので、バッテリーに繋ぐ必要もありませんし、一部のトヨタ車やダイハツ車のようなマイナスコントロールの車でも取り付けることができる自己制御リレーです。
ハロゲンランプに近い色合いをしているHIDヘッドライト
エンジンルームに設置するバラストの見た目をスタイリッシュにすることで、性能だけでなく見栄えもよくしています。
H4タイプハロゲンランプをHIDに変換するキットです。
HIDヘッドライト比較一覧表
商品画像 | ||||||||||
商品名 | ハイパワーHIDバルブキット | パワーアップHIDキット | 加工不要パワーアップHIDキット 純正型 | H4 Hi/Lo 6000K リレー付 HIDキット | H8/H11/H16 6000K HIDコンバージョンキット | HIDコンプリートキット | HIDオールインワンキット | オールインワン H8/H11 | HIDキットH4 リレーレス 35W | 絶品プレミアムHIDキット(リレー付) H4 |
メーカー | HID屋 | エフシーエル(Fcl) | HID屋 | エフシーエル(Fcl) | エフシーエル(Fcl) | PIAA(ピア) | PIAA(ピア) | エフシーエル(Fcl) | 信玄 | 信玄 |
価格 | ¥11,800 | ¥26,800 | ¥19,800 | ¥9,800 | ¥8,400 | ¥36,600 | ¥73,050 | ¥13,920 | ¥6,980 | ¥7,980 |
特徴 |
H1タイプのコンバージョンキット 8000Kの70Wで高級感のあるプレミアムな白さ バラスト故障保護機能を搭載 |
純正HID簡単にパワーアップさせることができる 純正HIDよりも更に白くて明るい AmazonのHID部門ランキングで1位を獲得 |
純正HIDを加工せずにドレスアップさせることができる 純正HIDよりも更に白くて明るい 好みに応じてケルビン数を選べる |
H4タイプのコンバージョンキット リレー付きでバッテリーに直接接続できる AmazonのHID部門ランキングで1位を獲得 |
H8/H11/H16タイプのコンバージョンキット AmazonのHID部門ランキングで1位を獲得 日本国内の販売メーカーで品質が安定している |
純正ハロゲンと比較して2.5倍の明るさ トヨタアクア専用品 最適な取り付け方法をアナウンスしてくれる |
H4タイプのコンバージョンキット ヘッドライトの一流メーカーのPIAAが製造・販売を手掛ける 左右で色違いがないように対策されている |
H8/H11のコンバージョンキット バラストなど全てがバルブに詰まったオールインワン設計 オールインワンだからこそ簡単にヘッドライトの交換が可能 |
H4タイプのコンバージョンキット リレーレスタイプなのでバッテリーに繋ぐ手間がない 自動制御付きリレー内臓でマイナスコントロール車でも取り付け可能 |
H4タイプのコンバージョン 電圧が不安定になるアイドリングストップ車に対応 見た目がスタイリッシュなバラスト |
明るさ(ルーメン) | 3600lm | 3600lm | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
色温度(ケルビン) | 8000K | 6000K | 6000K/8000K/12000K | 6000K | 6000K | 6000K | 5900K | 6000K | 6000K | 4300K |
対応車種 | H1 | D4S | D2S | H4 | H8/H11/H16 | アクア専用品 | H4 | H8/H11 | H4 | H4 |
色 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 | 白 |
搭載チップ | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
電圧 | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V | 12V |
動作環境温度 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
使用寿命 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 2000時間 | 2000時間 |
保証 | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 | 記載なし | 記載なし | 1年 | 1年 | 1年 |
詳細 |
明るいHIDで夜のドライブも安心!
HIDにすることで、夜の暗い道でもよく見えるようになります。
ただし、HIDライトは対向車にとっては眩しいと感じるくらいの光量となる可能性もあります。
ライトの光軸調整も必要になることもあるので、最初ちょっと難しいかもしれません。
はじめて交換をする場合には、カー用品店でいろいろアドバイスを受けてからがおすすめですよ。
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ヘッドライトをHIDにしたり、フォグランプをHIDにしたりと、用途によって使い道は様々あります。私がHIDをこれまで使ってきた経験から、買う時の注意点も合わせてご紹介していきます。