ケンケン

■免許取得歴：10年 ■今乗っている車種：新車で購入したTOYOTAのVitsGRsportsGRの5MTに乗ってます。 ■車に対する思…

ドライブレコーダーのデータはmicroSDカードに保存

ドライブレコーダーの記録はmicroSDカードに保存されていきます。

microSDカードとは、デジタルの情報を記録する小さいカードタイプのものですが、ドライブレコーダーに使用する用途以外にもゲーム機やデジタルカメラなどにも利用できます。

ドライブレコーダーを購入すると最初から付属していることもありますが、場合によっては別売りなこともあります。

付属品としてmicroSDカードが同梱されている場合であれば、それが推奨されている物になるので買い換えるにしても、全く同じものを購入すれば問題無いでしょう。

メーカー推奨のmicroSDカードとは？それじゃないとダメ？

それぞれのドライブレコーダーによって、各メーカーが推奨しているmicroSDカードがあります。

例えばコムテックというメーカーのドライブレコーダーのある商品のスペックを見てみると、「記録媒体」という項目には

付属しているmicroSDカードのサイズとともに、推奨するサイズとデータの書き込みスピードを表す「class」のレベルも書かれています。

microSDHCカード（付属：8GB/class10）
※4GB～32GB対応　class10推奨

メーカーが推奨するmicroSDカードだからこそ、その機能を最大限使うこともできるうえ安定性も確保されている、相性が良いということになります。

推奨されているカードを購入せずに、適当なものを選んで買ってしまうと使えないといったことも起きてしまうので注意が必要です。

ドラレコ向けのmicroSDカードは他のカードと何か違いはあるの？

単体の商品として売られているmicroSDカードのうち、ドライブレコーダー向けとなっているものの特徴としては、書込み頻度の高いアプリケーションにおすすめの規格という点です。

価格の安いmicroSDカードは、書き込み読み込み速度が必要で容量の大きさも必要とするドライブレコーダーに適したmicroSDカードの規格を満たしていない可能性があります。

「ドライブレコーダーのSDカードの規格違いのものは動作しない」というトラブルは国民生活センターでも注意喚起されています！

ドライブレコーダーには、使用可能な SD カードの規格（容量、SD スピードクラスなど）が商品ごとに決められており、仕様に合っていない SD カードを用いた場合は正しく動作しない可能性があります。

なお、ドラレコのメーカーから推奨されている物は、サイズや書き込みスピードの範囲で推奨のSDカードを示してはいますが、microSDカードメーカーの指定などまではされていないことが多いです。

問題無く動作する買い替えの物を選ぶには、付属のmicroSDカードと同じものを購入するのが安全かと思います。

microSDカードの購入は「容量」「データの読み書き速度」をチェック！

microSDカードの性能を表わすものとして、データ容量やデータの読み込み速度といったものがあります。

容量と読み書きの2つの性能について、詳しく見て行きましょう。

microSDカードの容量の大きさの表記は「GB（ギガバイト）」

容量の大きさを示す表記として、「○○GB」と書かれているのがあります。

このGB（ギガバイト）数が大きければ大きいほどに録画時間が長くなります。

タイプとしては、microSDカードは2種類あります。

• 32GBまでを扱う「microSDHCカード」
• 64GB以上の現在では最大1TBの容量を誇る「microSDXCカード」

読み書きスピードをあらわす「クラス（class）」とは？

データの読み込みや書き込みをする単位を「クラス（class）」と呼びます。

「Class6」や「Class10」といったレベルがあります。

数字の意味としては、1秒間に○MBを書き込むことができる表記であり、Class6なら1秒間に6MB書き込めることになります。

このMB/sが大きいほどに、画質の良い滑らかな動きをする映像をmicroSDカードに書き込めるということです。

読み込み速度よりも書き込み速度の方が、ドライブレコーダーとして使うには必要な性能となります。

多くのドライブレコーダーで推奨されているのがClass10です。

microSDカードのせいでドラレコが録画されない不具合を起こさないための2つのチェックポイント

ドライブレコーダーは問題なく作動していたのに、映像が録画されていなかったりすることがあります。

その原因の1つとしてあるのが、ドライブレコーダーに入れたmicroSDカードの不具合というケースがあります。

インターネット通販サイトで購入したmicroSDカードが、粗悪品だったりすると映像が記録されません。

1.個人間での取引などでの購入は「ニセモノ」「粗悪品」に注意！

microSDカードを個人売買するサイトやアプリで買って、商品には128GBまで使えると書いてあるのに、実際には7.9GBしか使えない商品だった！

そんなトラブルにあってしまうこともあります。

東芝の128GB microSDXCカードの偽物。容量偽装品。7.9GBしか書けない。表側
メルカリで購入しました。大失敗。#Fake #microSD #microSDXC #128GB #容量偽装 pic.twitter.com/s6X7UKWrfM

— Westwood2007 (@og417) April 23, 2017

ドライブレコーダの場合、容量が小さいものは本当に使えません。

どんどん上書きされてしまったり、フォーマットしないと使えないようなエラー表示がされたりしてしまいます。

microSDカードが、本来の値段と比べて理由もなく大幅に安くなっている商品を買う時には注意が必要です。

2.microSDカードを他の機器と使いまわしするのは厳禁！

microSDカードを、例えばゲーム機やデジタルカメラなどで使われていたものをドライブレコーダーに使ったりしないほうが良いです。

もとの機器のデータが残存していた場合は、そのデータがあるが故にドライブレコーダーの書き込みができなくなってしまっています。

使う機器ごとにmicroSDカードは整理してどれがどのSDカードなのか、わからなくならないようにしましょう。

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