CLUCTH(クラッチ)

もっとクルマが好きになる
カーライフ情報メディア

ドライブレコーダーのSDカードは定期的なフォーマットが必要!録画されないトラブルを防ごう!

ドライブレコーダーのSDカードは定期的なフォーマットが必要!録画されないトラブルを防ごう!

ドラレコで撮影した動画はメモリーカードに保存されます。いつでも問題無くメモリーカードが機能するためには、「フォーマット」と呼ばれる作業をする必要があります。このフォーマットとはいったい何でしょうか?どのくらいの頻度でしたらいいのでしょうか?そのやり方は? ドラレコのメモリーカードに関する、他のいくつかの疑問にも合わせてお答えします。

KS

免許取得歴:20年 今乗っている車種:トヨタ サーフ(中古で購入) 車に対する思い:古…

  • 231
  • 12,081
  • 最終更新日:2018-12-27 / 投稿日:2018-11-30

ドラレコのSDカードに関する疑問①フォーマットとは?

ドライブレコーダーの多くの機種は、動画を保存するためにSDカードを使用しています。

普通はあまり録画内容をチェックする必要が無いので、きちんと動画が保存されているかどうか分からないという人もいます。

でも、実はこのメモリーカード、定期的に「フォーマット」する必要があるというのです。

もしも事故やトラブルがあって、いざ映像を確認したいという時に動画が保存されていないと意味がありません。

フォーマットを怠ると、そんな「大事な動画が残されていなかった」という事態となってしまいます。

フォーマットとは?

SDカードなど、データを保存する媒体をメモリーカードと呼びますが、ビデオカメラやデジカメをよく利用する方は馴染みがありますよね。

2GBや4GBといった、容量によって保存できる録画時間や写真の枚数が変わります。

記録媒体となるメモリーカードですが、「フォーマット」とは具体的には記録された内容を消去してから、整理して使いやすいように整備し直すという作業を指します。

SDカードをフォーマットする必要性とは?

スマホやパソコンでも、ずっと使い続けているとだんだんと動作が遅くなってしまうことがありますが、そんな時は再起動すると再びパフォーマンスが向上するという経験は皆さんありませんか?

メモリーカードのフォーマットも同じようなことで、この作業をすることによって再び動画の保存をスムーズに行えるようになります。

このように、メモリーカードの状態を回復させるのがフォーマットという作業ですが、これをしないと最悪の場合動画が保存されないという事態になることがあります。

ドラレコは通常、メモリーカードがいっぱいになるまで動画を保存して、いっぱいになったら古いものから順に動画を上書きして、記憶容量を確保しています。

そのため、次第にデータの消去作業による「ゴミ」のようなものが、カード内に蓄積されていってしまい、保存のために使える容量が減っていってしまうのです。

場合によってはバグを起こして、記録がストップしてしまうこともあります。

こうしたゴミを一気にキレイにする作業だと思っていただくと、定期的なフォーマットは必要があるとおわかりいただけるのではないでしょうか?

どのくらいの頻度でフォーマットをしたらいいの?

定期的にメモリーカードをフォーマットする必要があります。

どのくらいの頻度かというと、その製品によって違います。

ただ、2週間に1回、月に1-2回としているメーカーが多かったので、おおまかに月に一回から二回とおぼえておきましょう。

ドラレコは常に上書き作業がなされているため、SDカードが酷使されていることが多く、それだけ頻繁にフォーマットをする必要が出てくるのです。

もっともこれはどのくらい運転をするかということにも関係していて、週末だけちょっとドライブに行くという程度であれば、ここまでする必要はないでしょう。

SDカードのフォーマット方法

ドラレコ本体を操作することによってできます。

たいていの場合は、メニューボタンを押して「メモリーカードの初期化」や「フォーマット」などを選択することによってできます。

中には、タイミングを見計らって自動でフォーマットメニューが出てくる機種もありますので、その場合はその表示をチェックすればフォーマットが始まることが多くなっています。

ドラレコのSDカードに関する疑問②どんな種類でも使えるの?

ドラレコで使うメモリーカードとしては、圧倒的にSDカードが多いです。

一部少数の機種でフラッシュメモリーが使われています。

ドラレコ専用のSDカードなるものが販売されているのですが、通常のパソコンやスマホに挿して使えるSDカードでも問題がないことがほとんどです。

ただし、それも機種によりますのでしっかり説明を確認しましょう。

中にはマニュアルの中にはっきりと、専用のSDカードを使わないといけないと指定されていることもありますので、この場合は指示に従った方が良いでしょう。

 

また、SDカードにもいくつかの種類があって、次の2つは指定されているものを使う必要があるので注意が必要です。

  • データサイズ(8GBなど録画できる容量を示す)
  • 転送スピード(クラス10やクラス4などがあり、機器で撮影した動画をSDカードに送り保存できる早さを示す)

特に転送スピードは、決まったもの以上のものでないとダメな場合があるので、指示に従ってカードを用意しましょう。

ドラレコのSDカードに関する疑問③毎回抜いた方がいいの?

SDカードは、毎回本体から抜かなくても問題はありません

しかし、夏の暑い時期や冬の気温の極端に下がる時などは、その温度変化によってカードに負荷がかかることがあります。

精密機器は特に高温に弱いので、熱さでカードの寿命が縮まってしまう可能性もあります。

しばらく車に乗らないということであれば、夏の時期などは運転の度にメモリーカードを出し入れした方が良いでしょう。

ドラレコの故障ではなくSDカードが録画できない原因という場合も

今まで普通にドラレコを使っていたのに、急に撮影ができなくなった、カメラは動いて画面に映像が表示されるのに、動画の保存ができなくなったということが生じるかもしれません。

まず初めに、ドラレコの故障では無くSDカードが正常に機能しているかを疑ってみましょう。

  • メモリーカードの温度変化や耐用年数オーバーによるもの
  • 正しい状態で抜き差しされなかった
  • フォーマットが適切になされなかった

こうした理由でメモリーカードが破損してしまうことがあるからです。

メモリーカードに問題があるかどうかはすぐに確認できます。

別のSDカードを挿してみて、正常にドラレコが作動するかを見てみることです。

カード内に保存されているはずの動画が再生されない場合や、他のカードなら大丈夫という時は、使っていたカードがクラッシュしてしまった可能性が大です。

そのSDカードはあきらめて、新しいカードを使うようにしましょう。

フォーマット不要のドラレコが便利!

ドラレコのメモリーカードはフォーマットが重要だ、ということがおわかりいただけましたか?

実は、ドラレコの機種によって自動的にフォーマットをしたり、必要性が出てきた時に画面に表示されるものもありますので、そのような機種であればメンテナンスがかなり楽になります。

「SDカードのフォーマットフリー」という機能をもつドラレコなら、フォーマットしなくても大丈夫で、便利なのです。

具体的には、次のようなドラレコがフォーマット不要のものとして売られています。

2カメラ対応で、しかもフォーマットしなくても良いというドラレコです。

2カメラ対応ドライブレコーダー (1ch) フォーマットフリー AMEX-A05 送料無料 ポイント消化

駐車監視モードがあるドラレコも。

TCL SmartReco スマートレコ WHSR-510 黒 GPS Full HDD ドライブレコーダー 駐車監視モード ドラレコ フォーマットフリー

忙しい方は、フォーマットをしなくても良いドラレコが使いやすそうですね。

 

■こちらの記事もオススメです

【ドラレコ】フロントガラスの貼付け位置を間違えると違法に!?車検に通らない?

ドライブレコーダーの取付工賃の相場はいくら?安いのはオートバックス?イエローハット?

ドライブレコーダーのWDR・HDR機能はどっちが良いの?必要性や違いについて

徹底調査!ドライブレコーダーのGPS機能って必要?どんなメリットがある?

  • カーコーティングのパーフェクトガイド!これであなたの愛車もツヤツヤに!
  • 中古車の賢い選び方特集~理想の中古車がみつかるのは、ディーラー?中古車販売店?オークション?~
この記事を書いたユーザー
KS
免許取得歴:20年 今乗っている車種:トヨタ サーフ(中古で購入) 車に対する思い:古くなっても愛着のある車を自分で直しながら乗り続けたい 自己紹介:登山好き、サーフィン好き、スキー好き、旅行好き、となんでも好きな自由人です…

このあとによく読まれている記事

タイヤ代を節約!店頭購入の1/4の価格になるかも!PR
自動車保険を節約!なんと平均3万も安くなる!PR

クラッチのカテゴリー一覧

当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。