ドライブレコーダーの安全運転支援機能ってどのくらい役に立つ?
ドラレコの基本的な機能は、走行中の様子を撮影、保存するというものですが、それに加えていろいろな機能が付いているものもあります。その一つが、「安全運転支援機能」というものです。具体的にどんな機能があるのでしょうか?この機能があると、何に役立つのでしょうか?メリットとデメリットを含めて、この機能について紹介します。
免許取得歴:20年 今乗っている車種:トヨタ サーフ(中古で購入) 車に対する思い:古…
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- 最終更新日:2019-4-23 / 投稿日:2018-12-3
目次
ドラレコについている機能はどんなものがある?
ドライブ中のトラブルが起きた場合に役に立つドライブレコーダーですが、様々な種類の機種が販売されています。
車が走っている時に道路の様子を撮影する、というのが主な機能ですが、
ネットでカー用品を選ぶときの検索条件をみると
- メーカーで選ぶ
- カメラの画素数で選ぶ
- カメラが2つセットがどうかで選ぶ
- いつ録画するのか(常時・衝撃を感知したら・手動)で選ぶ
- 駐車監視機能有りかどうかで選ぶ
- GPS機能がついているかで選ぶ
- WDR・HDR(条件の悪い時でも白飛びや黒つぶれせずクリアな映像が撮れる)かどうかで選ぶ
こうした条件で選べるようになっています。
ドラレコには、このような機能の他にも様々な便利なものがついているタイプのものもあります。
地図を表示してナビをしてくれるものや、今までの走行距離やルートを表示してくれる機能を持ったもの、ドライブ中に指定した間隔で自動的に写真を撮影してくれて、ドライブの思い出を作れるようにするなどです。
そして、今回私が注目したのが「安全運転支援機能」がついているドラレコです。
ドライブレコーダーにはどんな安全運転支援機能が付いているの?
ドラレコの「安全運転支援機能」は具体的にどんな機能なのか、調べてみました。
近年、車によってはブレーキアシストなど、安全機能が付いているものが増えていますが、ドラレコの安全運転支援は車の制御機能と連動したような高度なものではありません。
ドラレコについている機能としては、どのようなものを「安全運転支援」としているのか?具体的に紹介していきます。
「車線維持機能」
ドライブレコーダーに「車線維持機能」というものがついているタイプがあります。
ドラレコのカメラで車線を認識して、車がふらついている場合や車線をはみ出しそうな時などにアラートを鳴らしてくれるというものです。
居眠りや集中力に欠けている時などに効果を発揮してくれる機能です。
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「速度超過の警告」「追突防止機能」
また、設定した速度以上の警告や、前方の車に近づき過ぎている時に警告音を出してくれる「追突防止機能」です。
渋滞中などはついうっかり前の車に気づかずぶつけてしまうリスクがありますので、車間距離を保つのに役立つ機能となります。
停車する時に前にある障害物に近づき過ぎた時にも警告してくれますので、常に注意をするように意識できます。
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「危険エリアお知らせ」
ドラレコのGPS機能を利用して、危険なエリアを事前に伝えてくれるドラレコもあります。
例えば、「逆走注意エリアです」「小学校があります」といったメッセージです。
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「発信遅延警告」
停車をしていて前の車が発進したときに、それをアラート音で教えてくれる「発進遅延警告」もあります。
手元で何かを見ている時や、同乗者とおしゃべりをしていて前の車の動きに気が付かない時などに教えてくれるのがうれしいところです。
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ドライブレコーダーの安全運転支援機能のメリットと注意点
こうした安全運転支援機能がついているドラレコは、危険を察知してより安全に運転できるメリットがあります。
運転している最中に、ちょっとした不注意や注意力の欠如などによって危険を見落としてしまうこともあります。
その点、常にカメラを通して見ているドラレコが助けてくれます。
また、こうしたセーフティー機能を車自体に着けようとすると、オプション装備となって購入時に高くなってしまうこともあります。
ドラレコに機能装備されていれば、車へのオプション装備をする必要がなくコスト的なメリットもあります。
ドラレコの検知機能の注意点
車に装備されるような安全機能は、レーダーとカメラを使って確実に前方の車などを検知しています。
一方のドラレコの危険検知機能は、カメラだけで機能しているものなので、100%どんな場合でも危険を察知するということが約束されているわけではないという点は覚えておきましょう。
また、すでにこうした安全装置が車についている場合は、わざわざドラレコの安全支援機能が無くてもいいです。
車とドラレコと、二重に警告が発せられることになってしまうというと警告音ばかりで落ち着かないかも知れません。
ドライブレコーダーの安全運転支援機能は必要?
お持ちの車が比較的新しくて、お車自体に安全運転支援機能が着いている場合は、わざわざドラレコにこの機能を持たせる必要はないでしょう。
しかし、車にこのような安全運転を支援してくれるような機能がないようであれば、ドラレコの安全運転支援機能があるのは大きな助けとなります。
また、会社の営業用車両でも違反や事故の防止に利用しているところもあるようです。
うちの社用車にも速度警報付きのドライブレコーダが装着されているが、走っている道路を判別せず機械的に70km/hオーバーで警告するので、80km/h制限の保土ヶ谷バイパス等を走っていると「速度オーバーですオーバーです」とうるさいのである。
— Watanabe (@nabe1975) December 14, 2015
営業で約束の時間に遅れそうな時など、ついスピードを出しがちです。
警告音が鳴れば、ふと冷静になって安全運転を心がけることが出来そうですね。
ドラレコの安全運転支援機能なら導入が簡単なのでおすすめ!
今回、安全運転支援機能のついたドラレコをいくつか紹介しましたが、その機能がついているからと言って他の製品よりも高額というものはあまり無かったように思えました。
1万円以下で売られているドラレコでも、車線維持機能がついていたりしました。
安全運転機能付きの車が欲しいと思っても、最新の技術が搭載されているものは大変高価で、買い替えるには費用がかかりすぎます。
それでもできるだけ事故のリスクを減らしたいという方には、安全運転支援機能のついたドラレコをぜひおすすめしたいところです。
安全に運転をするためにはドライバーの意識がとても大事ですが、こうした機能があると、より安全に気を遣おうと思うようになりますので、意識という面でもメリットがあると思います。
ドラレコは万が一の時の証拠映像を撮る、という「事故やトラブルが起きた時に使う」という使い方をするものです。
そこに加えて、事故を事前に予防してくれる機能もついているというドライブレコーダーなら、より安心して運転が出来るのではないでしょうか?
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