車の屋根の雪は時短雪下ろしグッズでしっかり落とそう!乗せたまま走ると危険な理由とは?
寒い冬には朝起きると外一面雪で真っ白ということがありますが、連日の雪となると憂鬱になりませんか?家の雪下ろしと同様に車に積もった雪や、家の前の雪かきをしないと出発できませんよね。 冬の朝は寒く、外に出て雪を下ろすのは大変ですが、車の屋根の雪までしっかり下ろしておかないと、思わぬ事故につながったり、最悪他人の命に関わるトラブルになることもあります。 毎年雪が沢山降る地域に住んでいる筆者から、雪下ろしに便利な時短グッズや時短の方法を紹介しますので参考にしてみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:audi A3(中古で購入) 車に対する思い:免許…
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- 投稿日:2018-11-21
目次
車の屋根に積もった雪は全部下ろしましょう
雪が降らない地域に住んでいる方は見慣れないことかもしれませんが、冬は雪の多い地域は朝起きてカーテンを開けて外一面の大雪を見てため息、、という毎日です。
私は長野県のしかもかなり山奥出身なので、雪かきのために冬は普段より1時間、2時間早く動き出すのが日常です。
朝会社に行くために家の前を雪かきはもちろんのこと、車の上にも山盛りに雪が乗っていることも珍しくありません。
膝上まで埋まりながら車の雪下ろし
明日もこれ以上積もりマウス沢山車埋まってて助けて…疲れた pic.twitter.com/7ioTSwJfLV
— 小梅 (@koume_buglug) March 1, 2018
ただでさえ時間がない朝に、車の雪下ろしをするのは大変です。
冬は夏よりも布団から出るのも大変ですし、夏より暗いこともあって時間ギリギリで出発、ということもしばしば。
時間が無い時や、寒さに耐えられない時などにはフロントガラスの部分だけ雪を下ろして、屋根の雪はそのままで車を走らせてはいませんか?
車の屋根の雪は発進前にしっかり落としておかないと、危険や事故に繋がる可能性があるので注意が必要です。
車の屋根に雪が乗ったまま走ると危険な理由
長野県は豪雪地帯で車社会ですが、車の屋根の上に山盛り積んだまま走っている車を見かけます。
ただし、これは非常に危険なことです。
屋根の雪が走行中に、一気に大量にフロントガラスに落ちてくるからです。
私自身も経験がありますが、屋根から落ちる雪はとても重いせいかワイパーが雪を払いきれず、走行中なのに雪で視界が遮られてしまい危険です。
屋根の雪が雪のままでフロントガラスにまとまって落ちてくるには理由があります。
- 車の暖房で屋根の表面が温まる
- 屋根に乗っている雪が溶けて、車の屋根と雪の間に雪解け水の層ができる
- 水の層で雪が滑りやすくなり少し減速しただけで、雪がフロントガラスに滑り落ちる
こうした現象が車の屋根で起きるため、フロントガラスに溶けかかって大量の雪のかたまりが落ちるのです。
屋根の雪は自分だけの問題ではない!後続車にも危険が!
フロントガラスに雪が落ちてきても、運良く信号待ちなどですぐに停車できて、外に出て自分で雪を下ろすことができればいいです。
走行中のスピードの変化で急に雪が落ちてしまうと、視界が塞がったまま走行することになり、大変危険です。
視界が見えなくなることでパニックで、不意に急ブレーキをかけてしまいがちですが、雪道での急ブレーキはとても危険なのでゆっくり停車するようにしましょう。
また、屋根の雪は視界を遮るだけではありません。
走行中に屋根の雪が固まったまま後ろに飛んでいき、後続車に衝突してしまい、後続車に傷をつけたり、後続車の視界を遮ってしまうケースもあります。
最悪の場合、高速道路走行中などであれば、後ろに飛んだ雪で後続車のフロントガラスを粉砕してしまう事故につながったケースもあるようです。
ひとりのライダーとしてドライバーの皆様へお願いです。車に積もった雪は落としてから走り出して下さい。後ろを走っているライダーの命がかかっておりますm(__)m
— 大塚 明夫 (@AkioOtsuka) January 24, 2018
また、走行中に雪が車の横から道路に滑り落ちると、道路に雪の塊ができてしまいます。
走行車のタイヤで踏み固められてなかなか溶けず、凍った雪が原因で車がスリップする事故にもつながります。
車の屋根の雪をそのままにしていると、自分だけでは無くほかの人の命に関わるような事故につながることもあるので十分注意しましょう。
隣に車に影響を及ぼす危険も
朝 車に雪が積もってて そのまま走ってたんだけど、信号でブレーキをかけたら 屋根の上の雪がドサっとフロントガラスの前に落ちて来た。。 前が見えなくなったのでワイパーをかけたら、雪の塊が隣の車に飛んでった…
ボルボロス亜種ww
ん~タイテム
— Taitem楠大典 (@TaitemKusunoki) January 24, 2012
車の屋根の雪は、後続車に対しても危険なことがわかりました。
さらにワイパーで雪を取るときには、まれに勢いで塊のまま隣の車に飛んでいく、なんていうこともあるようです。
降雪後は車の発進前に屋根の上をチェックしよう
私は雪国出身で、自分も雪下ろしをせずに走行し、雪がフロントガラスに滑り落ちてきてしまった経験があります。
怖い体験をしていることもあって、普段から車の雪下ろしをすることが習慣になっています。
しかし、普段から雪がそれほど降らない地域では車の上に多少雪が積もったぐらいでは気にせず発進してしまう人もいるかもしれません。
車の上に2~3センチ雪が積もっただけでも、雪は固まってフロントガラスや横に滑り落ちてしまいます。
雪が降った日は、お出かけ前に10分から20分でいいので時間を作ってみてください。
なるべく時間をかけずに完璧に屋根から雪を無くせるように、雪下ろしを時短できるグッズや工夫をご紹介します。
車の雪下ろし・解氷に便利な時短グッズを紹介。お湯はNGです!
車の雪下ろしの道具としてメジャーでおすすめなのは「スノーブラシ」です。
一気に雪が落とせる幅の広いものや、スクレーパーが一本にまとまっており、車高が高くても楽に届く柄の伸縮自在なものが便利です。
クレトム cretomスノーブラシビッグヘッドハンディー伸縮ブラシ WA82雪落としが素早くできる30cmの幅広ブラシ。[小型 20kgサイズ]
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また、雪下ろし作業と同様に時間がかかる作業がフロントガラスの解氷・氷はがしです。
フロントガラスの氷を取る時短ポイントはいくつかあります。
- 外出5~10分前に車のエンジンをかけて車のヒーターをつけて車内を暖かくする
- 屋根の雪を下ろしている間にエアコンの温風でフロントガラスとリアガラスを直接温める
これらは、雪国ではわりと多くの方がやっている方法ですよね。
さらに、お急ぎの場合の霜取りや氷剥がしの作業は、ガラス部分やワイパーなどの雪を解かす「解氷スプレー」なども便利です。
解氷スプレーの多くはアルコール成分で凍って雪がついているガラス面に直接吹きかけるだけですぐに溶かす事ができます。
(発売記念価格)AZ CDS-002 車用 解氷スプレー 420ml DE-ICER×4本/解氷剤/霜とり/霜とかし/氷とかし/氷取り/ディアイサー 感想(1件) |
急いでいるからとお湯をかけるのはNG
雪下ろしは降雪が少ない場合には5分ほどで終わりますが、沢山降ると20分ほどかかることもあります。
特に朝、急いでいる時の20分はどうしても短縮したくなりますよね。
車の上の雪がエグくて雪下ろしに20分もかかった・・・
— ジン (@BandKj) February 13, 2018
雪や氷を、手っ取り早く解かすためにお湯をかける人もいます。
熱湯を使っての雪下ろしは、簡単かつ短時間で効果がありますが、次の理由でおすすめしません。
- お湯が道路に流れ出しお湯が凍って通った人が転倒する危険がある
- 氷点下にまで下がったワイパーのゴムに急に熱湯をかけるとゴムの劣化が早まる
- ゴムに残ったお湯が凍ってフロントガラスを傷つけてしまう
寒い冬ではお湯でもすぐに凍ってしまいます、お湯を使うのはやめましょう。
私の近所などでは、冷めたお風呂の残り湯をかけるという方法を取る人もいます。
道路に水が流れる心配が無い場合であれば、冷めたお湯であれば良いかも知れませんね。
しっかり車の雪を下ろさないと大きな事故につながる可能性があるので、工夫をしながら必ず完全に雪下ろしをしてから出発するようにして下さいね。
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